国宝のレビュー・感想・評価
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凄まじい映画でしたが
今まで見たことのないような映像でした。
この作品にかける役者やスタッフの思い、凄まじいものがあると思いました。そして、歌舞伎の素晴らしさや映像美は本当に素晴らしいものでした。
しかしです。私の人生に何も影響は与えないと思いました。私にとっては、この先忘れてしまっても仕方ない作品だと思いました。
初めから最後まで集中が切れることがなかったことは、名作の証だと思うのですが、予想を裏切ることもないストーリー展開や観た後何も振り返ることはないだろうと考えると、これほど話題になることが不思議なほどです。これが実話だったら面白いかも。
芸道へ真摯に向かい続けること、その儚さと残酷
予備知識をもって行くと数倍楽しめると思いました
歌舞伎の演目、世襲、女形等の知識があるともっと楽しめるのだろうと思いながら鑑賞しました。
3時間あるものの、背景を理解して主人公二人の人生に思いを馳せるには、内容過多でした。
あらためて、また観たいと思いました。
流されて観に行くな!(行ってもいいけど…)
日本映画最高傑作とか安易に言うことなかれ!
三時間は長い、兎に角長い
途中で尿意を感じやむなくトイレへ…
幸い40分遅れの上映が有ったので紛れ込んだ
長い映画は 休憩 を入れた方がいい
何より吉沢、横浜に感情移入できない…
歌舞伎のシーンが長すぎ、ストーリーがぶつ切れだ
映画で歌舞伎を見せたいのか? それは無理だ
歌舞伎を映画で表現できるのなら生でやる意味はない
他の方のレビューで「私は良く分からなかった。と言ったら『何言ってるの? 綺麗な男の子が踊ってる姿を堪能すればそれでいいのよ』
と友人に言われた、私は納得できなかった」との言葉に共感!
興行収入40億超え…
侍タイムスリッパー が一年ががりで稼いだ10億を2ヶ月で超えてしまった…
この映画を観てないと オシャレじゃない、分かってない 的な雰囲気が漂う
歌舞伎は血の世界、お茶もお花もそう…
その辺りの批判も入れながら、日系三世である監督に徹底的に批判でも称賛でもいい
描いて欲しかった
中途半端な濡れ場シーンは必要だった?
やるなら不自然な撮し方をせず、堂々と魅せて欲しかったな…
誰も幸せになれない映画
美を追求するためなら命も惜しまない?
そんな人が 歌舞伎の世界に存在する?
海老蔵(現團十郎)の悲劇、猿之助の悲劇…
お金を国から貰い延命している世界
物珍しいから守る価値がある? 外国人が喜ぶ?
様式美の世界… 観客の拍手のシーンは実写だそうだけどCGに見えた
もっと門戸を開き、血の世界を断ち切ってこそ税金を注ぐ価値がある
そして悲劇を繰り返さないで欲しい
食わず嫌いが社会現象にのってみた〜結果!
見応えある。
普通
秀逸な作品
本作品の魅力は大きく三つに集約される
1. キャスティング
①寺島しのぶ:
この役にはまさにこの人しかいないという存在感を放っている。
どこまでが演技なのかまたは、私情なのか分からなくなるほどです。
キャスティングした方のセンスが際立ち、彼女を選んだことに深い感銘を受けました。
②三浦貴大:
本作品のために肉体改造を行った様子。
主人公との出会いは最悪で最終的には彼の予言通りになった。
しかし、最後まで主人公に寄り添う姿勢に深い感銘を受けた。
③森七菜
一皮も二皮も向けた印象を受ける。
笑顔のないシリアスな表情を通じて、内面が見えるよう。
今後の、作品の幅に期待できる。
2.時代背景とディテールの美しさ
歌舞伎座の非常口の照明が、現代の正方形の小さなものから、時代背景に合わせた長方形の大きなものに変わっているなど、細部にわたる時代背景の表現が非常に精緻です。
その他にもディテールが、作品に自然に溶け込んでおり、違和感なく作品に没頭できます。
3.ストーリーの魅力
約3時間という長丁場ながら、全く飽きさせない構成が見事・
途中に踊りや驚きの展開が散りばめられ、観る者を引き込んでいく。
蛇足であるが
寺島しのぶが「家柄を守る」(=孫に継がせる)ために渡辺謙に対し工作を図った
と見てしまったら、物語にミステリーの要素を加えてしまい、
考え過ぎだろうか…
キャスティング、ディテール、ストーリーが見事に融合し、観る者の心を捉えて離さない作品です。
凄いもの作ってしまったんじゃないかと。
凄いもの作ってしまったんじゃないかと思います。
完成度の高さに感動しました。
瞬間を生きる人の儚さ、それを支える人の尊さ。
細い細い道の先に見えた景色。
凄い仕事に出会うたびに、背後にある血の匂いを感じ取れるようになりたいです。
吉沢亮さんと横浜流星さん、関係者の皆様本当にありがとうございました。
歌舞伎に興味なかったのに、音や言い回しがすんなり体に染み込んでくる...
歌舞伎入門として一級作品
とにかく、俳優さんたちは歌舞伎の演技を頑張ったと思う。
生半可な稽古じゃここまでできなかっただろう。
そして文句なく美形の俳優二人の女形役者が美しい。
歌舞伎を一度も見たことのない人は「見惚れた」以外の感想しかないんじゃないだろうか。
そして歌舞伎の女形が演じる代表的な演目について、丁寧に見せているのも、映画制作スタッフの思い入れが感じられて良い。
ただその分、尺が歌舞伎の場面に取れれすぎていて、ストーリーが浅くなった感があるかと思う。私は原作未読だけれども、原作のファンにはそのあたりが消化不良かもしれない。
その意味で☆ひとつ減点。
でもまあ、玉三郎の全盛期の舞台を生で見ている私のような人間が見ても、全く退屈しない仕上がりになっているのはすごいと思う。
歌舞伎界にとってとてもありがたい作品。
ともあれ、吉沢亮さん、横浜流星さん、そして子役の方々の並々ならぬ努力に拍手です。
人間賛歌
役者の凄み、作品のパワー。
芸事を極め「国宝」にまで辿り着く男の半生を描いた映画。
極道の跡取りとして生まれ、親を亡くし、才能を見出され、歌舞伎の世界に飛び込む。血筋が重んじられる世襲の世界にあって、芸を極めるため、全てのものを犠牲にする覚悟で悪魔と契約を結ぶシーンが象徴的。歌舞伎という身近なようで縁遠い世界。人としての生業。血統というお守りと呪い。色んなものを背負いながら、舞台に立ち続ける姿を見ることになる。
印象に残るのは、圧倒されるような映像美。鳥肌が立つ場面が序盤からたくさんある。見たことのない映像や構図。感情を盛り上げる効果的な音楽。役者の表情。さすがの李相日という感じ。
個人的に特に印象に残ったのは、少年時代の主人公を演じた役者のキラキラした表情。そして、人間国宝の女形役者を演じた田中泯の人間離れしたような存在感。
主演の吉沢亮や横浜流星の舞台上での所作についても、正直歌舞伎の演技の良し悪しは素人には分からないが、多くの鍛錬を積んだことが伺えた。
個人的に好きなシーンは、代役の本番前、1人緊張で震えが止まらない主人公の手を握り、代わりに化粧を施す控室の場面かな。映画全体で舞台裏を映す場面がとても多く、知られざる歌舞伎役者の素の顔を垣間見ることができる。
そして何よりも、ショート動画や倍速再生が受けるこの時代に、3時間を超える映画を劇場でじっくり鑑賞する体験の貴重さ(さすがに最後は疲れてきたが、観る価値は十分にあった)、それをこれだけヒットさせる作品の持つパワーに驚いた。
血と血が交じり逢い、はじめて 流れていく血にこそ、それぞれの一人ひとりの 人生を生き抜く強さが生まれる。
血と血が交じり逢い、はじめて流れていく血にこそ、それぞれの一人ひとりの人生を生き抜く強さが生まれる。
どんな境遇であれ、どんな体格であれ、全身に流れる血は、代々受け継がれていく、性質、体質、風格、個性、本質、体感する温度は、全て脈々と受け繋がれていく血脈所以、体内に流れていく血があればこそ。この映画に出てくる人は血に苦しみ、血に嘆き、血に救われる。血に迷い、血を求め、翻弄される女達。
実家の料亭で、歌舞伎の真似をしていたところを、
見染められた喜久雄(吉沢亮)と、歌舞伎役者の息子に生まれた俊介(横浜流星)。やはり、吉沢亮は、ダークサイドの中にも、儚さと、強さがある、影ある役が似合う。
歌舞伎の舞はさることながら、歌舞伎役者と見間違えるほど、俳優、吉沢亮の表情、眼差し、舞が、なんとまぁ、美しいこと。横浜流星の卒なくこなす舞も素敵だが、やはり、大御所の人間国宝万菊を演じる、田中泯の存在感、誰をも黙らせる風格たるやいなや。
あっぱれです。
中でも、2人の人生のターニングポイントを描く、歌舞伎と現実を畳み掛けるシーンは、映画でなければ描けない美しさと、儚さに胸が締め付けられました。
日本アカデミー賞主演男優賞は吉沢亮で間違い無いですが、助演男優賞は田中泯で間違いないでしょう。それくらい、素晴らしい演技というか、存在感で震え上がりました。
直接見ずとも、語りかけるシーンや、目力!!
世界的に上映しても、拍手喝采でしょう。
吉沢亮にお腹いっぱい、プロ野球の優勝ビールかけのように、お酒を浴びせてあげたいくらい、良く頑張りました!って、拍手してあげたいです。
面白かった。
歌舞伎に疎いけど面白く観れました。
まずは役者さんが凄いと感じました。
吉沢亮さん、横浜流星さんは特に役を演じるのに相当な苦労があったと思われる。
コレはW主人公と言っていいのかな?
部屋子、跡取り、双方に葛藤があり上手く描けていたのではないかと思う。
実際に歌舞伎を観せられるシーンが何度もあるが、妙な緊張感に包まれました。
歌舞伎用語を知らないので調べながら書いてるので間違ってたら申し訳ないけど、衣装を一瞬で変える「引き抜き」というものがあって、ソレをやるためにはタイミングやそれに合わせての準備も舞台上で行われていて大変な苦労の上に成り立ってるなと感じた。
ただ、自分の理解力が乏しいのか今ひとつ「何」に重きを置いて描きたかったのかが分からなかった。
どちらかと言うと人間ドラマの方が強かった。
原作小説を全て表現するのは難しいから仕方ないですね。
あとよく分からなかったのが、長崎から喜久雄を追って来た春江の心理がよく分からない。
そりゃ、喜久雄も一層歪むわなって思う。
喜久雄の一番が歌舞伎で自分は2番になるからって思ったからなのか?
そんで一番になれなかった者同士が惹かれ合ったというか半ば傷の舐め合いみたいな関係に思えた。
そこが描かれないせいで春江の戦犯度数が上がってると思う。
でも求婚時に断った時のセリフからは春江自身が歌舞伎界に影響を持ってないので、そんな自分と結婚しても何もできないからっていうのもあったのかな?
でも後に何食わぬ顔で戻ってきて(映画では描写がないだけ?)平然としてる節があって面の皮が厚いとしか言えない。
あと、二代目半次郎が血吐いて倒れたとき最初奥さんが毒盛ったのかと思った。
〜ここから余談〜
歌舞伎界に対して、あまり良い印象を持っていないが少しだけ変わった気もする。
言葉は悪いけど、観たあとの感想の1つに「呪い」みたいなものと感じた。
そしていつの世も、子供は小さい頃は親のやってる事に翻弄される犠牲者なんだなと思った。
この映画を観たからと言っておいそれを良い印象まではならかった、そして歌舞伎を観てみたいと言う気持ちも生まれなかった。
純粋な少年が「主体性」を獲得する旅
主人公の喜久雄は、主体性のない少年である。任侠の家に生まれて、父・権五郎の男ぶりに憧れて自らも背中に彫り物をしてしまう。やくざ稼業に対する冷めた目や批判的な目をまったく持ち合わせていないのだ。さらには、母親の道楽に付き合って、素人歌舞伎の女形の訓練も熱心にやり、父を訪ねてきた歌舞伎俳優・花井半二郎に「なかなかのもの」と認めさせてしまう。昭和の九州で、女の姿になれといわれて素直に従う精神は、母への依存的な愛が存在することを前提にしなければ、理解できないだろう。
喜久雄は父母に対する反抗などがない少年だが、父の死で任侠への憧れは中断してしまった。そのとき、半二郎に引き取られ、今度は憧れの的は義父である半二郎に変わる。同じく父・半二郎に憧れる御曹司の俊介と、競い合う兄弟付き合いを始める。ただ、二人の憧れを比べると、喜久雄の憧れ方は我が身を投げ出すような強いそれであり、跡目が約束されているはずの俊介の憧れは、そこまで高まっていない。
半二郎の代役を立てなければならなくなったとき、半二郎は喜久雄の献身的な憧れ方に懸けてみようと思ったのだろう。それは一度限りかもしれない代役ならば、熱量にまさる喜久雄のほうが、観客を落胆させないかもしれないと考えたのか。
俊介はショックを受け、喜久雄の幼なじみ・春江とともに旅に出る。春江も喜久雄に憧れてともに入れ墨をした仲だったが、自らが芸道にいないだけに、半二郎へ身をささげる喜久雄よりも、目標を失って苦しむ俊介に自分の姿を投影したのかもしれない。俊介はドサ回りで、跡目を約束されているから歌舞伎をやるのではなく、自分が歌舞伎を好きだからやるのだと気づき、帰ってくる。
一方、喜久雄は半二郎に憧れて襲名し、いよいよ半二郎の後を追っていこうとしたときに、半二郎が亡くなり、憧れる対象を失い、おそらく芸の光も失われて端役へと落ちていく。大御所・吾妻千五郎に近づき、大御所の娘・彰子を自分のものにして、足がかりを得ようとするが、憧れることが原動力の喜久雄が、安っぽい上昇志向のテクニックを使っても、うまくはいかない。
そして、喜久雄も彰子とともにドサ回りをするが、そこで喜久雄も憧れのあるなしと関係なく、歌舞伎と向き合うことになる。そのなかで、人間国宝の女形・小野川万菊と再会し、孤独な老後を送る万菊を見て、その姿に憧れるのではなく、好きな歌舞伎と向き合う自分と同じ気持ちを読み取り、はじめて主体的に歌舞伎に取り組む決意をして、芸の世界に戻っていく。
喜久雄は、かつて芸者に産ませた娘と思わぬ再会を果たす。憧れに近づきたくて「悪魔と契約したんや」と娘に話した父のままであったら、娘は今の喜久雄を許せなかったかもしれないが、そうした取りつかれた姿をすでに捨てて、正面から歌舞伎に向き合っている父を見て、娘は許す気になれたのだろう。むしろ、誇りに感じたのかもしれない。
一つだけ、この作品に注文があるとすれば、歌舞伎の上達具合をガイドするせりふが少なかったことである。心情的によりそった観客は喜久雄と俊介がなんとなくうまくなっていくことに納得したかもしれないが、例えば半二郎の弟子たちに「〇〇ができるようになったら、大したもんや」と言わせて、喜久雄や俊介がそれを達成していく姿を見せてほしかった。アクション映画で主人公が肉体を鍛える場面を入れることで、強くなったことに納得させられるのと同じだ。
わかりやすくする演出は、名作よりも単純な娯楽作品に近づけてしまう欠点があるのかもしれない。でも、わたしは敵を倒した主人公がそっと去っていく深い演出よりも、主人公が群衆から喝采を受けながら、恋人と口づけを交わすような演出が好きである。それだけのことだ。
現実と映像が溶け合う世界
僕が生きてるふたつの世界で個人的にめちゃ注目する俳優になった吉沢亮が主演だったというなんとも単純な理由で観に行った。故にヒットしていることもほとんど知らず。いつも閑散とした映画館がなんとほぼ満員。驚愕。
ちなみに歌舞伎に関しては生で鑑賞したこともなければ、知識もほとんど0であることを付け加えておきます。
見始めて…関西が舞台なのか💦これは関西弁大丈夫かしら…私が邦画を観ない理由の一つはけったいな関西弁を聞きたくないというのもある。これに関しては割と自然。ところどころやっぱり変やけど気になるほどではない。
肝心のストーリー。これぞ完璧な余白とでもいうんやろうか。沈黙全てに意味があるし、無駄がない。3時間という長時間の作品であったが時間の長さを感じさせない。それだけ引き込まれる演出、そして俳優たちの名演。どういう感情だか自分でも形容し難いが、曽根崎心中のシーンは自然と胸がいっぱいになり涙が溢れる。あと、予告でも流れてた手が震えて描けないんやというシーン。こちらまでプレッシャーで押し潰されそうになる。芸は血を超越するのか?その後の展開もドラマがある。それぞれの生き様をみて深く共感し、時に涙し、やりきれない思いになり…感情がまさにジェットコースターなみに乱高下🎢なぜ自分が泣いているのか頭と感情が追いつかない。久々の経験やった。(インターステラーで経験済み)吉沢亮、横浜流星の女形は本当に美しく魅入ってしまう。まさに映像と現実の境界線が曖昧になり、息をすることすら緊張する。
歌舞伎を知らなくても十分に満足できる内容。むしろ歌舞伎の知識がないからこそ先入観なくみられたのかもしれない。
映画を早送りで観る人たちという本を最近読んでいるが、倍速でサクッと観たいよ!という人にはこの映画は全く向かない。「間」が命の作品なので。現に上映終了後、なげーよと呟いている人もいた。でも、普段、配信とかで映画を倍速で観てる方もぜひ劇場で観てほしいです。早送りする人たちが増えている中で、観客にシーンの意味を自ら考えさせる構成にあえてしたこの作品はほんまに意欲作やと思う。そういう意味でも高く評価したいです。ぜひ、映画の醍醐味である観客が一体化する瞬間を味わってほしいです。
すごい映画だけど前半不要では
前評判の良さに期待し過ぎました。
吉沢亮と横浜流星、渡辺謙の演技力や、歌舞伎のシーン、映像と音楽と演出は素晴らしかった。
しかし、
前半の子役時代が長いし辛い展開で、観ててだるくて疲労困憊。
ここもっと短くしてほしかった。
吉沢亮と横浜流星になってからは良かった。
なんで極道の息子?なんで抗争?その時たまたま上方人気役者が居合わせた?刺青なんのため??敵討ちどうなったよ??と、少年時代は、奇想天外過ぎて、ストーリーの必然性が分からなかった。
後年の刺青やら極道の息子やら、スキャンダルになって…の展開も僅かなシーンのみ
追放のキッカケは、結局、血筋じゃないってことと、アキコに手を出したからと描かれてて、スキャンダルあってもなくても関係なくないかと
かつ、愛人と隠し子も、刺青も、全部、彼が自ら選んだわけで、誰のせいでもない。
努力しても血筋と世襲の前に無力…の、展開の方がテーマがスッキリするかと
歌舞伎シーンの迫力は素晴らしかったし、曽根崎心中と、春江&シュン坊の逃亡を重ねるのも震えた。
しかし春江はなんなんだと多少イラつく。高畑充希のドヤ顔がいかんのかも。
吉沢亮と横浜流星の狂気に満ちた演技、渡辺謙の堂々たる役者から瀕死の老人の演技も、実に素晴らしかった
それにしても、こんなに1人の人生に色々ドラマ起こる!?と、ツッコミどころも満載かと
実話だったらすごいけど
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