国宝のレビュー・感想・評価
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歌舞伎初心者入門映画任侠編(海外ウケ狙い)
マ王的な観点で8月の終わりから9月の頭にかけて興味のある映画の公開は見当たらなかった😐
別にマ王の為だけに映画は制作してないので仕方無い話なんだが、どうしても映画館で映画が観たいのがマ王😑
遂に禁断症状が発症し映画館に向かってしまった💦
珍しく同伴者を引き連れてマ王がチョイスしたのは『国宝』だった😬
その通り、邦画なのだ✋
マ王は邦画を映画館で観るのは稀である😦
しかし、どうせ観たい映画も無いのに観に来たのなら邦画の、しかも進行形で話題の本作しかないと考えての判断だった😶
そもそもマ王が邦画を苦手とする理由は、
①映画は字幕でないと受け付け難い。
②洋画の日本語吹き替え版が大嫌い。
③邦画は意外と短期間のウチにテレビで放送されやすい。
④邦画はテレビドラマの延長レベル程度の作品が多い。
⑤アイドルばかりの三流映画に金を払う気になれない、等が挙げられる🙄
わざわざ金を出してまで映画館に足を運ぶ意味が見出だせないのよ💦
それでも今夏に関しては『鬼滅の刃〜』が猛威を振るい映画館に旋風を巻き起こしていたが正直、あの程度の映画が興行成績の上位を独占する日本に呆れてもいるのね😫
あんだけの上映館数を確保してるんだからそりゃ売上げも伸びるでしょうよ🌀
昔はシネコンなんてシステムは無かったので単館上映が殆どだった🙁
その中での興行成績上位の映画を分母の数だけで抜かしていってもマ王としては何の評価にもならない👐
同じ土俵じゃないのにシステムだけで勝ったと喜ばれても🤣
さて、そんな『鬼滅の刃〜』に唯一対抗している邦画、と期待しながら鑑賞したがこれまた期待外れというか過大評価も甚だしかった😭
過去にも似たような映画は幾つもあったし冷静に考えれば本作ってヤ●ザ映画になるでしょ😳
故にストーリーには新しさを感じなかった😐
確かに歌舞伎のシーンの迫力は凄いと思ったけど本物の歌舞伎の方がもっと迫力がある✨
コレは海外向けの、もっと言ってしまえば賞レース向けのインスタントな「THE KABUKI MOVIE」に他ならない😑
おそらく海外での『SHOGUN 将軍』の勢いに乗せて『国宝』もアカデミー賞に食い込んでくるだろうさ😐
でもそれって日本の文化を切り売りしているような気分になるのはマ王だけかいな?
真っ当な映画としての真正面からハリウッドで戦える作品ではなく、あくまでイレギュラーな映画なんだよね😶
黒澤明監督のように偶々世界に拾われたに過ぎない←黒澤作品に面白味を感じない
マ王としては故市川崑監督、故伊丹十三監督、故大島渚監督みたいな「戦う監督」は今の日本にはいない気がします⤵️
歌舞伎の演目を少しでも知ってる方かつ歌舞伎の世界に興味がある方には鑑賞を勧めますが、マスコミが絶賛してるからみたいなミーハー感覚で鑑賞すると足元を掬われて「面白かったね」ぐらいの感想しか残りません🌀
付き合ってくれた方も「思ってた映画と違った」と言ってたのでマ王の感想だけでは無いと思っております🤗
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
歌舞伎のシーンの迫力度★★★★☆
海外の人が観たら勘違いするかも度★★★★★
短いと感じるくらいの内容の濃さ
歌舞伎とその裏舞台
話題になっているため、観客が少し減りだしたタイミングでの鑑賞。
原作は未読、歌舞伎に関して何も知らない状態での鑑賞です。
まず、吉沢亮、横浜流星はじめ俳優陣の気合の入った演技に圧倒。
物語序盤の少年期の黒川想天、越山敬達の演技は、とてもみずみずしく物語にスムーズに入って行けたのがよかった。
本編内で実際の歌舞伎を何度も見ることができるのですが、主役抜擢で出るシーンは、
主人公の緊張感がすごく伝わってくきて観ている方も緊張する程でした。
全編を通して実際に歌舞伎を演じる主役2人は言葉では言い表せない程素晴らしく、目を離せない程の迫力があります。(とても1年程度の稽古で身に着けたとは思えません。。。)
ただ、物語の流れとして主人公や他の登場人物がここまで茨の道を選ばないといけないのかという場面が何回かあり、深く主人公たちへの感情移入ができなかったのが残念です。原作を読めばわかるかもですが。。
(なぜ、神社であのような誓いの気持ちになったのか。。。等)
古典芸能の歌舞伎とその舞台裏をここまでクローズアップした映像作品はめったにないので
歌舞伎を知らない方はぜひ一度見てみることをお薦めします。
芸能の道を歩む人の壮絶さよ…
2回目の鑑賞です。初回は公開後すぐに見たので、ここまでの大ヒットになるとは正直思っていませんでした。それは、歌舞伎という日本人なら誰でも知っているけれど、実際に見たことがある人は少ないという、特殊な題材でしたから。今までの歌舞伎を題材にした実写の作品は、歌舞伎を見たことのある人にとって、シネマ歌舞伎のように「舞台そのまんま」でないと鑑賞に堪えないと思い込んでいました。なので、初めて見る時も全く期待しないで見たのですが、完成度の高さに度肝を抜かれました。歌舞伎のシーンは歌舞伎ファンの目から見ても違和感なく、美しい。そして、美しいと感じる反面、芸の道は険しく厳しい、そしてどこか恐ろしく残酷なものだと思いました。竹野のセリフにあるように「こんなふうには生きられないよ」と心底思います。選ばれた人だけが行く道なのでしょう。
また、近いうちに見に行こうと思います。
丁寧な作りだった
3時間を覚悟していたが、観てみると案外すっと終わった。
歌舞伎を知らない私でも、面白かったが、やっぱり歌舞伎界は血筋が大切なんだなぁ…と思った。梨園界隈からクレームが来ないか少し心配だ。まぁこの映画で興味を持って新規客が来たら助かるんだろうが、歌舞伎はどう考えても楽しめなさそう。
糖尿病こわい
梨園の外、ヤクザの子として生まれた少年が芸の技術以外の全てを失いながら藻掻き苦しみ人間国宝にまで上りつめる話。
役者の見事な演技でカバーされているものの、喜久雄の人生の概要がスライドショーで見せられているような淡泊さを感じ、主人公の怒りや悔しさ以外の感情移入は難しかった。3時間あっても描ききれない密度の原作がそれだけ偉大なんだろう。その代わりにお金と尺を使った歌舞伎のシーンはどれも見応えがある。映画館のスクリーンで観てこその感動があるという点で最高の映画。
趣味のスランプに苦しんでいる時に見たので、人生の全てをなげうって向き合わなければ技術や評価は得られないという世界のシビアさが骨身に染みた。
糖尿病を恐れてペットボトルのジュースが飲めなくなり出費が減った。健康啓発映画としても優秀。
舞台の緊張感に引き込まれる3時間
役者の凄さを感じる
圧倒的な美しさと残酷さ
これはすごい…さすが話題になってるだけあるけどこんなにも重厚な作品だったとは…
次から次といろいろな出来事が起こるので全然長さを感じさせないし、予定調和やメロドラマが一切無く怖いくらいに淡々と進む描写に魂を揺さぶられました。
何と言っても俳優陣の素晴らしいこと!特に吉沢亮さんはコミカルイケメンなイメージだったので、圧巻の熱演に本当に驚きでした。
輝かしい栄光と理不尽な挫折を味わい、汚いやり方や他人の犠牲の全てを糧にして上り詰めた末の舞は圧倒的に美しく残酷でした…その美意識の根源がまさにあの壮絶な原風景となった雪景色だったのでしょう。
なんだか後味はブラックスワンに似ていて、心にずっと残り続ける名作です。
心に残る作品
遅れ馳せながら拝見した悪魔
悪魔との取引という言葉には予告編から惹きつけられました。
父親の命と引き換えに歌舞伎の門を叩き、幼馴染の恋慕と引き換えに後継の座を得て、家庭と引き換えに人間国宝の座を戴きました。
主人公が真綿を吸うようで恐ろしいと例えられるシーンがありますが、悪魔は取引相手に資格を求め、願いの成就が見えるや否やさらに多くを捧げることを求めます。つまり他ならぬ己の命です。
興を削ぐ言い方をすれば望みを絶たれて尚、芸に縋り、痛めつけられ、魅入られ、人生の情動と悲哀の全てを芸に還元する時間をこそ、芸事の悪魔は求めます。
物語の構造を書き起こせば非常に明快ですが、やはり主役は役者の演技でしょうか。
吉沢亮、横浜流星、田中泯、渡辺謙。
特に吉沢亮は歌舞伎と現代ドラマの間にすっぽりと収まるような怪演だったと思います。
随所に見られる目や肌を追うカメラアングルのフェティシズム、正に映画を見る我々そのものが悪魔となり、登場人物を品定めするのです。
だからこそ物語の終わりに彼らの命を賭した芸に賞賛を贈るのです。
息をするのを忘れる瞬間もあった
久しぶりの永瀬正敏とカチコミのシーンは良かったのだが、ちびっこギャングが出てきた時はズッコケてしまった
二人藤娘あたりから徐々に素晴らしい映画に持ち直した
御曹司と主人公の芸の差を素人目にもわかるようにしてくれたのは有り難かった
確かにこれでは後は継がせられないよなと旦那の気持ちが推量しやすくなった
血か、才能か、そりゃあ迷うけれど、そういう答えになるよねって納得できた
物語的には芸に魂を売る系だから、割とありふれたテーマだし、歌舞伎の醜聞は子供の頃からよく目にしていたので、まあ芸だけに特化したら、人格的に偏るよね、歌舞伎を取り巻く女性って独特だよねって感じでそこまで記憶残らなかった
歌舞伎のシーンは兎に角素晴らしく、歌舞伎に門外漢の僕のような人間でも圧倒され、息をするのも勿体なく感じるほど見入ってしまう場面もあった
これはとんでもなく練習したんだろうな、歌舞伎って体幹の踊りなんだなとつくづく思った
田中泯のばあさんのようなじいさん(褒め言葉)は凄まじかった
こんな人がこの世のどこかに本当にいるのかなってくらい納得感のある芝居だった
残念なところある、屋上のシーンは吉沢亮のヤサグレぶりと芸に対する執着、業は良かったが、連れの女の「もうやめよう」だったか腑抜けた演技にがっかり‥
あれはリテイクしてほしかったな
それとも生活の実感のないお嬢様の台詞だからどこか生活感がないというか現実から3センチくら浮いてる感じで下手でも良いのかな?などとすごいノイズになった
女性陣は寺島しのぶ以外は残念ながらこれと言って印象に残らなかった
物語的には仕方がないのかもしれないが、もう少し頑張ってほしかった
評判通りの傑作だった
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