国宝のレビュー・感想・評価
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国宝
娘に猛烈プッシュされみに行きましたが、正直世間様の高評価ほど響きませんでした。映像美は理解できましたが、ストーリーについてはイマイチ。若手の役者の演技力の低さが気になります。始まってしばらくしてモデルが、坂東玉三郎だと分かり、余計に歌舞伎シーンの稚拙さが気になって乗りきれなかったのが大きいかと。冒頭の出自が反社の生まれであった必要性、和彫をいれた意味ちょっと蛇足過ぎましたね。心情の掘り下げなども薄くストーリーに厚みがなく、時間が長過ぎて勿体無いですが後半眠くなりました。みて良かった部分は、田中泯さんの凄みを見れたところですかね。昨今映画の値段も上がってますので世間で騒がれている映画を見る際はどの層に受けているか吟味しないといけないなと痛感させていただきました。若い方に、は、ウケがよろしいのでしょう。以上です。
映画 「国宝」の感想
この映画は、主演・吉沢亮さんというより、彼が横浜流星さんのポテンシャルに脅威を感じて「負けられない」と言う気持ちを引き出され、それ故に、2人の1年半の切磋琢磨が、高みに登り詰めた結果だと思ってます。私的には、「映画 国宝 W主演 吉沢亮 & 横浜流星」とすべきだったな。なぜなら物語は、2人の絡みや切磋琢磨が大半だからです。ラスト1時間、2人のシンクロされた女形は圧巻です。どちらも1人ではあのオーラは出せません。と思っています。かなりの方がそう思っているのではないかな。李相日 監督にも聞いてみたいところですね。2人のパフォーマンスは素晴らしくて、瞬間に変わる姿や衣装には何度も言葉を失いました。私は横浜流星さんの「曽根崎心中」での糖尿病で失った足を押して全うする演技には、涙すらしました。
あと、豪華な俳優人にも恵まれ、骨太の映画になったこと。カメラワークとして、フランス人のソフィアン・エル・ファニさんが、日本の伝統芸術、歌舞伎の美を遺憾無く発揮しました。
私としては、確かに「100年に1度かもしれない」実写版映画が、「2人の、ダブル主演」により実現されたと確信しています。李監督。いかがですか?それと、映像は原作を超えたかもしれませんね。再度、鑑賞しに行かせていただきます。
大河ドラマの総集編かい?
俳優がいてよかった
何十年ぶりに映画館で観る映画
今世紀最高の映画
伝統を支えてきた人々
血統が歌舞伎を支えているものの表であるとすれば、血統ではない者や女性という、裏で支えてきたものを主役とした作品である。
歌舞伎の家に生まれることが標準のスタートラインであるならば、それ以外の家に生まれることはマイナスからのスタートであり、さらにもとの家柄が任侠というのであればマイナスの中でもかなり下である。芸能と極道のつながりが深いことは冒頭の場面から示されているが、あくまで表に出てこない裏の話である。本来表には出てはいけない血筋から類稀な才能が生まれてしまったところに妙味を感じた。
主人公の喜久雄は晩年に国宝となるが、作品に出てきたもう1人の国宝である万菊も裏の人物であろう。俊介と喜久雄が歌舞伎の世界に戻るときには手を差し伸べていたが、歌舞伎が必要とする人物を見極めていたように感じた。表舞台から離れた喜久雄を呼び出したのが誰もいない殺風景な部屋であるところに、国宝でありながら表舞台から離れて最後を迎えたであろうことが想像できる。半二郎や俊介が病に侵されながらも最後まで舞台に立っていたこととは対照的である。もしかしたら歌舞伎の家柄出身ではないのだろうか?
男しかいない歌舞伎役者の世界だが、女達もまたそれぞれに役を演じているのだと考えさせられた。喜久雄を慕う3名の女性はそれぞれの役で喜久雄を支えていた。この世界では歌舞伎が中心であり、それをどう支えるかが最も重要であるのだろう。
血が重要であった歌舞伎の世界だが、時代を経るに従い変化も余儀なくされていた。俊介の子は歌舞伎よりバスケットボールに夢中になっていたし、喜久雄にはそもそも息子がいない。歌舞伎の才能には見た目も含まれていると思うが、それを維持する家が続かない。喜久雄が国宝に選ばれた際のインタビュアーの解説では、さも喜久雄がずっと晴れ舞台で活躍してきたかのような話ぶりであった。スキャンダルなどなかったかのような様子だが、世間からすればやはりそのように見えるのであろう。かくいう私もこの作品を見るまでは歌舞伎の世界の知識はほとんど持ち合わせていなかった。伝統を繋いできた人々の壮絶な生き様を学ばせてもらった。
「才能 vs. 血筋の葛藤」認められたい普遍の欲求に刺さるテーマ
映画館で見るべき映画
あやうさと美しさと
歌舞伎というものに全く知識がないものの、良い評判を沢山聞くので、頑張って三時間に挑んでみた
ずいぶん前から上映されているのに空席が少なくて驚いた
死ぬまで歌舞伎というもののエッセンスに触れることはないと思っていたので、貴重な体験になった
こわおもしろかった
歌舞伎のすごさだけでなく、こわさ、中毒性みたいなものの所以も少しわかった気になった
歌舞伎相手にここまで描くかって勇気に恐れ入った
テンポが良く、切り取り方もおもしろかった
俳優が豪華で演技がすごかったし、映像も美術もすごかった
物語も色んなからみ合い方をしていて、それが歌舞伎の舞台で大爆発していた
俳優さん達が歌舞伎の生き物にしか見えないのも怖かった
ピエロ?の舞いも感情ぐちゃぐちゃになった
大爆発がテンポ良く何ヵ所もあり、要所要所では謎の涙が出て驚いた
下調べせずに観て良かった
あらすじから思っていた配役は、流星と吉沢亮が逆だったので焦ったけど杞憂だった
ストーリーの迫力がすごかった
オリジナルかと思いきや原作があった
吉田修一さんとは、観たことある名前と思い、後から調べたら、あの横道世之介の方だった
歌舞伎って本当にあんな世界なんだろうか?
歌舞伎は、なんで世襲になったんだろうか?
歌舞伎は、今後どうなっていくんだろうか?
歌舞伎に対して少し興味がわいた
河原での練習風景が好き
吉沢亮美し過ぎんか…と、仕草や指の先に見惚れていました。いや横浜流星も綺麗やったんですが…
決して順風満帆ではない立花喜久雄の人生。まるでカッコウやないか…血に振り回されて可哀想。結局芸やなくて血やないか…のところとか…
喜久雄のことを最初から最後まで真っ直ぐ見ていたのは竹野だけやったなと思う…三代目ってずっと呼んでくれてるやん…
子供の頃の二人が純粋に切磋琢磨している様を見て眩しかったし、そんな二人を、お互いを認めている事を分かっているからこそ衝突する様子は観ていて辛かった。
悪魔にお願いしたものね、そうなるんやろね…と腑に落ちたと思う。
評価が高いのがよくわかりません。
映画館だったので我慢しましたが配信で観てたら途中で観るのをやめてました。
話の展開がつまらない上に意味もよくわからない。
役者が上手とか映像が美しいとか言われていますが、話に入り込めないので映画として魅力を感じませんでした。
二人の女形に万雷の拍手、万感の思い
凄い映画
長くて、つまらなかった
ラスト…
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