劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全300件中、201~220件目を表示

5.0 凄い!!

2025年6月7日
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 コメント少ないですが……、
凄いの一言です。
主役の吉沢さんを始め皆さんの演技が凄い。
ただの表情が凄い。
映像が凄い。
ストーリーが凄い。
構成が凄い。
 作中の感想はいいません。

 ……兎も角劇場で!!

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しおくん

4.0歌舞伎見に行きたくなった

2025年6月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

原作があるのでどうなのかと思いましたが、歌舞伎に焦点に合わせた作品になってたのでそれはそれでいいかと
日本らしさの歌舞伎の舞台、舞、踊りなどて海外に向けてなのかととも思った。
これは喜久雄・吉沢亮主演で俊介・横浜流星の2人の歌舞伎役者の話

少年期の喜久雄・黒川想矢くん、俊介・越山敬達くんの2人の演技が必見だった。
黒川想矢くんの踊りがものすごく色っぽく妖艶で初日挨拶でも皆さん褒めてらっしゃった
越山敬達くんも初めて喜久雄が楽屋に来た時のあの顔がおっとなりました
2人で練習して2人で切磋琢磨して行って青年になり吉沢亮、横浜流星になる
2人で売り出し2人道明寺、2人藤娘と順調だったが徐々に歯車が崩れて地獄へと落ちて行く
俊介が喜久雄の舞に嫉妬し自分から外れて行ってでも地方の小屋で舞を踊る
そこまでしても舞うのか
俊介も又自身のスキャンダルで崩れ落ちた時に興味のない客の前で舞を踊る
そこまでしてでも舞を踊りたいものなのか
時が経ち2人で又、曽根崎心中をした時のあの俊介の死ぬ思いでが迫真迫ってた
後、田中泯さんがすごかった
この歌舞伎役者さん誰だったかと思ったほどだった
手の招き方、話し方、舞、全て良かった
だけど最後あんな所に住むほどになるのか?
そして大阪人から見て関西弁がばっちりでホッとした
イントネーションが違うかったら話が入ってこないけどちゃんと皆さん関西弁になってて良かった。
そしてこの映画を見た人健康は大事
糖尿病には気をつけような!!
異変を感じたらすぐ病院行こう!!

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みみみ

3.5原作大ファンとしては

2025年6月7日
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ショヘイ

4.5役者魂のぶつかり合いに驚愕の175分

2025年6月7日
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興奮

驚く

金曜レイトショー『国宝』

吉沢亮さんの某トラブルで一時はどうなるかと思った邦画の超大作
まぁそりゃコレとバンパイヤ撮った後なら飲みたくなる気持ちも分かる^^;

世襲と格が今も色濃く残る歌舞伎界で、光が影となり影が光となる物語
吉沢亮vs横浜流星x渡辺謙の大河ドラマ主演経験者のぶつかり合いは見応えありの175分
歌舞伎の女形演じた2人の役者魂は間違いなく今年の賞レースの中心になるでしょう!

隠し子や二号さんって言葉をよく聞いた昭和な時代は・・・
まだ芸の肥やしで済まされる事も多かったですが、そこから生まれた狂気の世界の描写は見事!!
ただ昔なら二部作、今ならSHOGUNのように配信系でじっくり描いた方が作品的に良かった気はする

歌舞伎界の令嬢として育った寺島しのぶさんは、どんな気持ちで梨園の妻を演じたのか!?
終始目の奥が怖かったです^^;;;
で、私的にはラスト間際に出て来た横顔だけの”一推し女優”さんの存在感良かったわ〜!

長時間なので体調整えて水分控えめに劇場で是非!
余談ですが・・・
犯罪はダメですが当事者間で解決する問題で、話を大きくして才能を封印させる昨今の風潮はどうかと思う

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eigatama41

4.0人間国宝

2025年6月7日
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2人の戦い

セックスシーンがあるのには、驚きました。

大拍手は迫力満点。

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完

5.0圧倒的な美しいさ

2025年6月7日
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鑑賞方法:映画館

映画館で観ましたが、俳優の吉沢亮さん横浜流星さんの女形で歌舞伎を舞うシーンは圧倒的に美しく、感動的であっと言う間の3時間でした。誇るべき日本の文化である歌舞伎の世界の厳しさ美しさ、主人公たちの激動の人生が絡み合い、まさに国宝級の素晴らしい映画でした。

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KMK

5.0鬼気迫る・・・

2025年6月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

凄い。映画館で拍手しそうになった。

歌舞伎役者ではない俳優さんが歌舞伎に挑戦するというひいき目なしに映画を観てみました。たまにミュージカルを中心に舞台も観に行く程度ですが、純粋に感動しました。それが凄い。

人間国宝 万菊を演じた田中さんの存在も凄かった。極めた者の深さを感じるセリフと存在感に圧倒されました。

あとは主題歌が、映画の根底に流れる壮絶さのようなものを美しく奏でているようで印象に残りました。他の方のレビューを読んで、たしかに展開が唐突に感じる部分もあったので今から原作を読んでみたいと思います。

あのシーンを見るために、また行きたい。

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yoshiべぇ

5.0傑作!舞台袖からでも良いから覗いてみたい!

2025年6月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

任侠(ヤクザ)の家に生まれたが、抗争で家族を失って歌舞伎一座に拾われた主人公喜久雄と、その歌舞伎一座で跡取りとして育てられた俊介が運命的に出会い、そして織りなす波瀾万丈の人生の物語。

主人公喜久雄の青年期以降を吉沢亮さん、俊坊(俊介)を横浜流星さんが演じるんですが、その手前の未成年期の配役と役者さんが本当に頑張っていてこの時点で既に目を奪われました。少年喜久雄を黒川想矢さん、俊坊は越山敬達さんが演じられたとのことですが、彼らの基本友情を土台にしながらも複雑な愛憎を含んだ雰囲気、師弟との関係性など見事に表現されていて作品がキリッと引き締まった感じになりました。

歌舞伎の演目については当方無学ゆえ、近松門左衛門作の「曽根崎心中」の名前くらいしか知りませんでしたが、舞台裏、舞台袖、観客席からは見えないアングルからのショット、密かに同時進行している裏方さんの仕事などなど・・・分からないながらも圧倒的な臨場感と緊張感で押し切られてしまいました。

芸を磨いてひたすら舞台に立つことに全人生をかけ、時に周囲の人々を無作為に傷つけても決して後ろ振り替えらないない喜久雄には共感できるか、といったらそうでないかもしれません。

しかし彼が行き着く果て、渇望するもの(伏せます)がいったいどんなもんなのか、舞台袖からで良いので覗いてみたいという気持ちが湧く素晴らしい作品と思います。

傑作です。ぜひ映画館でご鑑賞を!

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やまちょう

5.0近年稀に見る邦画の大傑作!! 吉沢亮さんと横浜流星さんの取り憑かれた様な演技が素晴らしい

2025年6月7日
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吉沢亮さん演じる主人公 喜久雄の半世紀に渡る怒涛の人生を通し、400年間の伝統を繋いできた歌舞伎の世界、そして抗えない血筋や持って生まれた才能に苦悩し翻弄される人々の人生の栄枯盛衰を李相日 監督が堂々3時間をかけて描ききった大河ドラマ

歌舞伎の世界を全く知らないのでとても興味深く観られ、特に舞台のシーンは圧巻、日本の誇る伝統芸能の格調の高さに圧倒されます

冒頭の長崎のシーンは昔の任侠映画の風格を備え最高にエキサイティングな幕開け、極道の親分を演じる永瀬正敏さんがメチャクチャかっこよかったし、その極道の妻を演じる宮澤エマさんがすごく綺麗で色っぽすぎ
更に『怪物』(2023)の演技が印象的な黒川想矢さんが吉沢亮さん演じる喜久雄の幼少期を演じ、この壮絶なくだりに途轍もない印象を植え付けます、このオープニングだけで見に来た甲斐があったなと大満足でした

美しく豪華絢爛な歌舞伎の世界だけでなく、オープニングの1960年代の長崎から始まり、70〜80年代の大阪を舞台にした重厚でリッチな美術と映像に惚れ惚れします
特にキャラクター達に寄ったカットが多く、渡辺謙さんの出てくるカットはメチャクチャかっこよかったです

吉沢亮さんも横浜流星さんも相当な稽古を積み挑んだ歌舞伎役者の演技が圧倒的で惹き込まれました、間違いなく両名の代表作になると思います

ドン底に堕ちた吉沢さん演じる喜久雄が夜のビル屋上で一人舞うシーンは圧巻、白塗りの化粧が崩れ夜空を拝みながら舞う姿は『ジョーカー』(2019)を想起させ、吉沢さんの鬼気迫る演技の凄みに圧倒されました

そして渡辺謙さん、寺島しのぶさん、田中泯さんの息を呑むほどの存在感が圧倒的でとても贅沢な時間を過ごせました

と、何もかもが素晴らしく、近年稀に見る邦画の大傑作、これを劇場で観られた事自体に感謝です

が、大河ドラマなので仕方がないとは思うけど、終始緊張感に支配された作品なので正直 後半はしんどかった、2時間半以内だったら完璧だったのに、とも思っちゃいました(苦笑)

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Jett

4.0未知の世界に魅了される

2025年6月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

斬新

 国宝って芸に秀でたこともそうだけど、生き方そのもののことをいうんじゃないだろうか。そう思えるほどの歌舞伎に賭けた思い、歌舞伎の世界から離れてもなお、どんな境遇になっても体が求めてしまうものなのかもしれない。てっぺんを見るまでは。そう思えさせられるほどの長編大河のようだった。
 なんといっても主演の吉沢亮さんの素晴らしさは言うまでもない。目で見てる以上の努力と鍛錬がなされたのだと思う。美しい所作と視線、べらんめい口調から妖艶な台詞回しまで見応えしかない。また、横浜流星さんや渡辺謙さん、田中泯さんなども元からそうだったんじゃないかと思えるほどの憑依体現にただただ圧巻です。なかなか見れない舞台裏が見れたのも面白かったです。映像もだけど、衣擦れや幕を引く音、足を響かせる床、補佐する役者の素早さと的確さ、メイクや衣装の着付け、そして息が詰まるほどの緊張感など、ほとんど歌舞伎を生で見たことがない私にとってはどれもが新鮮で、未知の世界に惹き込まれた。
 物語としてはかなり年代を飛んでしまうときがあり、主人公の環境の変化についていくのが必死で、関係性の修復がどのようになされたのか、そしていつどのように離れていったのか想像で補うしかなく難しく感じてしまう人もいるかもしれない。
 また、端役の人たちや黒子の人たちがどう思っているのか全く分からなかった。急に御曹司が戻ってきても受け入れられる世界、あんなに華々しくデビューし歌舞伎界を背負っていた東一郎が不在になっても庇うものがいない世界に気持ち悪さがあった。順風満帆と言った最後のインタビュアーにも。そして、3時間にも及ぶ上映時間に私の腰は悲鳴を上げてずっとモゾモゾしておりました。
 主題歌の井口理さんの静かで美しい歌声に沁み入った。この声も唯一無二だなぁと。

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ふたり映画

3.5三時間

2025年6月7日
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知的

斬新

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ぺも

5.0圧倒的完成度

2025年6月7日
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知的

驚く

原作未読です。

見る前は「主役に歌舞伎役者使わなくて良かったのかな、優れた歌舞伎役者の役なんだし…」なんて思ってたんですが、本気で土下座ものです。

吉沢亮と横浜流星が凄すぎます。
どのくらいの練習量だったのかわかりませんが、所作に無駄がない隙がない、表現力の塊…。

長尺ではありますが、それで良かったなと思える作品です。

僕は歌舞伎とは全然縁のない生活しているから、内容についていけるかな?と思いましたが全くの杞憂でした。
テーマにあまり惹かれない人にも是非一度見て欲しいです。

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さかもと

4.5どこ見てたんやろな

2025年6月7日
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あっという間とは言わないが、175分が長くない。田中泯を筆頭に、描かれる人物の佇まいだけで十分に画面が持つし、主人公喜久雄(黒川想矢、吉沢亮)の、内なる狂気が溢れ出て隠せない感じとか、ほんの少しだけ届かない俊介(越山敬達、横浜流星)の演じ方とか、巧者たちの演技合戦が贅沢で見事。
それでも、「人間のまつ毛って、上からライトが当たるだけで、こんなに影が伸びるのか」とか、「あの白粉どうやって落とすのかな」とか、観ていて、ちょいちょい思考が脱線気味になったのは、歌舞伎に詳しくないこちら側の責任。
ポスターのコピーがいう「血筋と才能」の問題や、そもそも「芸とは何か」とか、そこに「国宝」という言葉が当てられる意味とか、明確な輪郭を持たないものが個人を超えて伝承されていくのはどうしてなんだろうかとか、諸々についての問いかけを受け取った。

この映画、逆予告編詐欺というか、ネタバレのように切り取られて、軽く描かれているセリフや場面の数々は、本編で観ると全く違った重みで届いてくるので、やっぱり映画館で腰を据えて観るのがよいと思う。

特に「震えが止まらんのや」のシーンはものすごくよかった。
あと、個人的には、ホテルの屋上での「どこ見てたんやろな」の吉沢亮と、ラスト近くの瀧内公美がものすごく好み。

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sow_miya

2.5芸か血か

2025年6月7日
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単純

興奮

難しい

1964年15歳の時に出入りで組長だった父親を亡くした喜久雄が、父親と親交のあった上方歌舞伎の当主の元で彼の息子共に役者になる話。

目の前で父親を殺されて、ミミズクの紋々背負って復讐!?からの1年後、長崎から大阪は丹波屋の二代目花井半二郎の世話になり巻き起こっていく。

花井東一郎という名前を貰い、半二郎の息子の半弥と共に切磋琢磨し名を上げて行く様子を、演目の一部をみせながら展開していくけれど、随分と丁寧に作り上げられていて、一つ一つのシーンが長い、長い、長い。それぞれのシーンはめちゃくちゃ長いわけではないけれどね。

そして代役から東一郎と半弥の関係の変化が加速して行くけれど、そこからの展開がいくらなんでもイマイチ釈然とせず…その程度の知名度?

決してつまらなくはないし、歌舞伎の演技は素晴らしかったけれど、色々とクドくてテンポが悪いし、通してもやはり長いし、終盤の流れも周辺人物みんな尻切れで退場という感じだし、なんなら主人公まで…ということで、これだけの尺を使われて尚、もうちょいみせてくれよという感じだった。

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Bacchus

5.0歌舞伎と心中

2025年6月7日
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大枠のストーリーは予想できてもその表現が予想を凌駕してくる。
芸を語る映画で役者を演じる意味の重たさ、映画俳優が歌舞伎役者を演じる責務の重たさをずっと感じながらそれを超えるパフォーマンス。

映画だけど舞台を見ているような、自分と作品の境界を引けない、現場感と緊張感ある体験。

エンタメとしては歌舞伎を知らずとも知っているような演目と人物の人生とのリンクは見事な演出で痛快だった。

役者へのリスペクト、歌舞伎という重厚な題材を描き上げた作り手へのリスペクト、そんなんもありつつ色々抜きにしてすごかった、と思えたこの気持ちで星5です。

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たくぼっくす

3.5高評価の中、、、

2025年6月7日
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き

5.0その才能が、血筋を凌駕する

2025年6月7日
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ゆき

4.5⭐︎4.8 / 5.0

2025年6月7日
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6月6日(金) @映画館
国宝
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「芸があるやないか」それでしか生きられない者達の覚悟たるや想像を絶する🥹演じきった吉沢&流星くんに感服👏ぜひ劇場で!
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#movie 🎬2025
#備忘録
#国宝
#映画
#映画鑑賞
#映画レビュー
#映画好き
#映画好きと繋がりたい
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まー。

4.5息をするのも忘れる圧倒的な演技力

2025年6月7日
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久しぶりにレビューを書きます。
この映画『国宝』を観て、どうしても言葉に残しておきたくなりました。
自分の心の記録としても、書いておきたいと思います。

【脳裏に焼き付いているシーン】
手が震えている喜久雄に俊介が化粧をしてあげる場面。
「守ってくれる血が欲しい」「俊ぼんの血をごくごく飲みたい」――
ただただ、静かに涙が流れました。

歌舞伎の世界について詳しくはない私ですが、主演の吉沢亮さんと横浜流星さんの演じる女形の美しさには、心を奪われました。所作の一つ一つが驚くほど繊細で、優雅で、まさに息を呑む美しさ。どれほど稽古を重ねられたのか想像はつきますが、それでもおそらく私たちの想像を遥かに超える、果てしない鍛錬の積み重ねがあったのだと思います。俳優という仕事のすごさ、そしてお二人の並外れた表現力に、ただただ感服しました。

お二人ともルックスの美しさが話題になりがちですが、それを軽く凌駕する演技力。まさに「一流の役者」です。

上映時間は3時間。決して短くはありませんが、「長い」と感じたのは、退屈だったからではありません。主演の二人の踊りや演技があまりにも見事で、「これ以上観たら感情が持たない」という、ある種の叫びに近い感覚を覚えたからです。この感情は喜久雄と俊介に向けてなのか、俳優のお二人に向けてなのかわかりません。もっと踊りが見たい。もう踊りは辞めてほしい。そんな矛盾した気持ちを抱かせる映画でした。

芸に生きる者の喜び、怒り、哀しみ、苦しみ、そして嫉妬や別れ…。それらを体現したかのような演技に、何度も息を飲みました。

二人の「道成寺」での大舞台。張りつめた緊張感がスクリーンから伝わってきて、胸がじわじわと熱くなっていく感覚。

そして、喜久雄の「曽根崎心中」。お初の心情を切々と語る場面は、本当に胸を打たれる名場面でした。

息をするのも忘れるようなシーンが何度もありました。
「血」と「芸」の圧倒される映画です。

吉沢亮さん、横浜流星さん、心からの拍手を贈りたいです。
あっぱれ、あっぱれ――。

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MiMa

5.0美しかった

2025年6月7日
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鑑賞方法:映画館

まず、このタイトル。そりゃ、吉沢亮くんも横浜流星くんも国宝級イケメンだけど、、ってずっと気になってて、なるほど!その国宝か!と思いました。
そのイケメンが歌舞伎役者の役だということで、美しいものを見せてもらえそうだと、とても楽しみにしてました。
美しいのは顔だけじゃなかった。歌舞伎シーンも圧巻だったし、さり気ない仕草もとても丁寧で見惚れました。かと思えばヤクザの血が顔を出す弾けぶり。吉沢亮くんの演技を存分に堪能できた贅沢な時間を過ごせました。満足満足。

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okuy
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