「顔が綺麗」国宝 茂野翔さんの映画レビュー(感想・評価)
顔が綺麗
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普段ドラマばかり見ている友人が「見た方がよい」と絶賛していたので、見に行った。
朝方だったからか、高齢者が大半で、歌舞伎のような伝統文化がテーマだと、こういった層が観覧に訪れるのだとしみじみ考えた。
内容は語ることができない。曖昧模糊な感じで、つかみどころがなかったように思う。
だから、「顔」の話をしたい。本当に吉沢亮は顔が綺麗だ。映画館の大きなスクリーンで見ると、なおのこと感動してしまう。彼の造形を彫刻にして展示してくれないだろうか。
ただ、女方は「俊坊」を演じる横浜流星に分があったように思う。
鼻筋がすらーっと通っていて、若干面長の輪郭が凛とした印象を与えている。
所作も女性らしさがあって、なんとも艶っぽかった。
友人は「森七菜」が魅力的だった(注:表現をぼかしている)と週刊誌の見出しに書いてあるようなことを言っていたが、確かに「幼さ」が一気に抜けた感じがする。
総括すると、ストーリーも興味深くはあるが、どちらかといえば、顔の造形や扇子を床に置くなどの身振り、歌舞伎の演目、鳴物などの演出などなど...
今の自分が作品からなんらかの「美しさ」を享受できれば、良いのではないだろうか。
そういった観点で言えば満点星5なのだが、本サイトでレビューをするにあたって、
私は内容の面白さを絶対的な基準にしているため、星3.5に落ち着いた。
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