「神は細部に宿る」国宝 サリーさんの映画レビュー(感想・評価)
神は細部に宿る
遠い記憶を呼び起こさせる映画でした。
幼き頃、私は日本舞踊を習っていました。
きちんと礼をして、稽古を始め、礼をして終わる。
普段は優しい師匠でしたが、礼を疎かにすると稽古をつけてもらえませんでした。
特に師匠に厳しく言われていたことを思い出しました。
「神は細部に宿る。指先足先の仕草ひとつ、首の傾け方視線の向け方ひとつで全く違う表現になる。」
主演のお二人はきっと、舞踊の稽古のほうに力を入れていらしたのではないでしょうか。それくらい指先、足先まできちんと表現されていました。
まるでドキュメンタリーをみているような気持ちで3時間超えの長編とは思えないほどあっという間に時間が過ぎました。
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