劇場公開日 2025年6月6日

「雰囲気のある映画ではありました。」国宝 ぺーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 雰囲気のある映画ではありました。

2025年9月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

ヒットしているという情報を聞きつつ、3時間の上映時間に尻込みすること2ヶ月。ようやく観に行きました。

細部まで美意識が行き届いた映画ですね。役者さんの演技はもちろん、時代を表す美術、画面の色合い。観客を吸引する魅力がありました。

が、大絶賛されるほどかと言うと…私にはそこまで響きませんでした😓
歌舞伎の血筋ではなく、ただ芸への情熱(執着?)を異常なまでに持っている喜久雄が、紆余曲折を経て誰にも辿り着けない境地に達する…という筋ですが、演出で描写していきます。悪く言えば説明ほぼなし笑
「今こうなったのか」と観ていれば推測できますが、3時間ある割に場面の切り替わりが早いので何となーくで次の場面に引きづられていく。
なので、必ずしも映画館で観なければならない作品ではないかな、と思いました。

それにしても、吉沢亮さんと横浜流星さんの演技に脱帽です。登場人物を演じるのと歌舞伎の演目の登場人物を演じる。言わば二重に演技していることになるので、撮影中は大変やったやろうなーと感じました。
まさか「仮面ライダーフォーゼ」で2号ライダーとその友達(でしたよね?)を演じていたあの2人がこんな骨太な作品で再会するとは…と妙に感慨に耽りました。

ぺー
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