劇場公開日 2025年6月6日

「みなさんは、どう思いましたか?」国宝 またろうさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 みなさんは、どう思いましたか?

2025年9月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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またろう
ひなさんのコメント
2025年9月7日

またろうさま、初めまして。
共感ありがとうございます🙂

喜久雄の天性の才能にいち早く気付いた、万菊(田中泯)の目線なら万菊の“話”ですし、二代目半二郎(渡辺謙)なら半二郎、春江(高畑充希)なら春江…。
喜久雄の才能を客観視していたのは、竹野(三浦貴大)とも言えます。

冒頭の長崎に登場する喜久雄の幼馴染・徳次(下川恭平)は、原作ではキーパーソンです。
春江の「劇場を建ててあげる」や、再会した娘・綾乃(瀧内公美)の「お正月が来たみたい」は、本当は徳次の台詞です。

喜久雄は幼い綾乃に「悪魔と取引」したと本音を口にしますが、関わった人達にある意味で利用され、同時にその人達のおかげと、自らの努力と才能で「国宝」になります。

万菊に限らず、天才と呼ばれる芸術家は、自分の継承者やクローンを残そうとしながらも、その弟子の才能に嫉妬して潰そうとするという矛盾は、現実でも珍しくないかと思います🫡

※長文コメント失礼しました。

ひな
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