「リアリティに欠ける」国宝 金なし欲ありさんの映画レビュー(感想・評価)
リアリティに欠ける
高評価並ぶがまず疑問に思ったのが何故歌舞伎を運営する松竹制作でなく
東宝だったのかという事。
松竹は断ったらしい、その理由は週刊誌などに少しあった。
映画を見てこの内容では歌舞伎界は深く関わりたく無かったろう。
まあドラマだからリアリティに欠けるところはあってもいいが、例えば
映画のコアである襲名披露時の主役の喀血などある筈ない。
又仮にも名代の歌舞伎役者が料亭、クラブの余興などやる筈ない。
家元が絶対許さないだろう。せいぜい地方公演回りくらい。
この様な無理筋満載の映画。
ただ、ドラマとしては本当に面白かった。
理屈抜きで楽しめる。
ただ海外映画祭参加はいいが「歌舞伎を題材にしたドラマ」という
ポジションで。日本伝統文化の具現化など一切言わずに。
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