「意外とエンタメ映画だった」国宝 マスノブさんの映画レビュー(感想・評価)
意外とエンタメ映画だった
歌舞伎で才能を放つ男の栄光と挫折の話。
文句のない俳優陣と日本の伝統文化を
掛け合わせたなんとも美しい映画。
音楽や映像も素晴らしく映画館で観るべき!
ただ、個人的には予想とは違う作品でした。
「怒り」の監督ということもあり、
人間の奥底のなんとも言えない感情を
出してくるのかと思いきやそうではなかった。
歌舞伎の知識があればもっと違ったのかも。
みんな口を揃えて「傑作」「余韻がすごい」
「もう一度観たい」と言っていたので、
考えさせられたりどんでん返し的なのを
勝手に期待してしまった自分もいたので、
100%楽しめなかったのが悔しい。
ストーリーも明暗はっきりしていたし
対照的な2人を主人公にして
それぞれの苦悩を描いてるのも
そりゃ多くの人が感動するよなと納得した。
実際に自分も感動した!
でももう一つ何か欲しかったような気もする。
どうでもいいけど屋上で踊るシーンは
ジョーカーみたいでしたよね。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。