劇場公開日 2025年6月6日

「意外とエンタメ映画だった」国宝 マスノブさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0意外とエンタメ映画だった

2025年6月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

歌舞伎で才能を放つ男の栄光と挫折の話。

文句のない俳優陣と日本の伝統文化を
掛け合わせたなんとも美しい映画。
音楽や映像も素晴らしく映画館で観るべき!

ただ、個人的には予想とは違う作品でした。
「怒り」の監督ということもあり、
人間の奥底のなんとも言えない感情を
出してくるのかと思いきやそうではなかった。
歌舞伎の知識があればもっと違ったのかも。

みんな口を揃えて「傑作」「余韻がすごい」
「もう一度観たい」と言っていたので、
考えさせられたりどんでん返し的なのを
勝手に期待してしまった自分もいたので、
100%楽しめなかったのが悔しい。

ストーリーも明暗はっきりしていたし
対照的な2人を主人公にして
それぞれの苦悩を描いてるのも
そりゃ多くの人が感動するよなと納得した。
実際に自分も感動した!
でももう一つ何か欲しかったような気もする。

どうでもいいけど屋上で踊るシーンは
ジョーカーみたいでしたよね。

マスノブ
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。