「悪魔との取引き」国宝 あささんの映画レビュー(感想・評価)
悪魔との取引き
芸はあるが血筋はないゆえに、血筋が欲しくて仕方ない者
血筋はあるが芸が欲しくて仕方がない者
2人の歌舞伎役者の半生と葛藤が美しく、激しく描かれ、170分、目が離せなかった。
歌舞伎役者であれなんであれ、一つの道を極めるということは、何かを犠牲にするということかもしれない。
スポットライトが強ければ強いほど、影も濃くなる。
光と闇、抗うことのできない宿命と運命に翻弄されながらも芸を貫く2人の歌舞伎役者の生き様に心が震えた。
吉沢亮と横浜流星の歌舞伎のシーンはもちろんのこと、
人間国宝・万菊を演じた田中 泯の演技にも圧倒された。
役者陣、製作陣の魂の結晶。
名作だ
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