「心眼」国宝 グリーンさんの映画レビュー(感想・評価)
心眼
境遇を憂うような卑屈さの欠片もなく
ただ芸に呼ばれるまま進む生命。
目を閉じていても映る、己の向かうべき道。
道中沸き起こる凡ゆる小事も大事も全てが芸の肥やし。
運命は、生命の光を見逃さない。
場所や環境に依らず、生命の光そのものに手を差し伸べる。
燃える生命の輝きを人は、美しいと感じるのだろう。
鑑賞中も涙が止まらなかったが、終演後も自身の内から何かが逆流するかのように涙が溢れて、しばらくトイレに篭ってしまった。
素晴らしい映画だった。
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