「歌舞伎の世界ってすごい!」国宝 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
歌舞伎の世界ってすごい!
絶対に生で見たい!
とは全くならなかった。
ゲージツを全く解しない私が観るべきではない作品だった。
もっとも平日の昼だというのに私以上にゲージツとは明らかに無関係のおばさま方が多く、
結構ガラガラなのにすぐ隣の席に始まってから割り込んできたり、
チュロスを音を立てて食べたり、ケータイに応答して会話したり、
近年まれに見る惨状で一層ネガティブな感情がかき立てられた。
誰目当てなのだろう?亮きゅん?流星きゅん?
とは言え、キャストは皆さん大熱演だった。
おそらく途方もない努力の末にこの映像があったはず、本当に素晴らしい。
その一方で、それらのシーンを見せられれば見せられるほど鼻白む私がいた。
この作品で表現したかったのはそこなの?
ゲージツを全く解しない(大事なことなので2回目)私には違いは全くわからないし、
何なら格付けチェックのように並べてみせられてもわかるまい。
大変申し訳ないことながら冗長に感じられて何度も吐息が漏れた。
ストーリー展開もぎこちなかった。
舞台のように時折大転換し洞察力に欠ける私は何度も?となった。
たとえば、吉沢亮がV字回復する場面など不可解さしかなかった。
この作品を選んだのは消去法。
職場のボスに観たら感想を聞かせて!と言われたのにも後押しされた。
前日、この原作者の作品を観てつまらないと思ったばかり。
かなり危惧はしていたが現実となった。
ボスには「ゲージツ的すぎて理解できませんでした」と伝えなきゃ、
エッホエッホ・・・・。
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