劇場公開日 2025年6月6日

「芸に生きるというのはなんて苦しいのかと‥」国宝 mimkaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 芸に生きるというのはなんて苦しいのかと‥

2025年6月8日
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鑑賞方法:映画館

本当に芸に生きてる人の人生を見てる感じでした
吉沢亮はもう、喜久雄でした
役者は人の人生をその時生きるような仕事なんだろうけど、しかもそれが歌舞伎という、一生かけて極めていくような世界で。でも、吉沢亮が喜久雄として歌舞伎の道をもがきあがくのが凄まじくて。半世紀にわたる歌舞伎役者の生き様なんだから切り取り切り取りなんだけど、ちゃんとうねりの様に続いていてずっと惹きつけられました
喜久雄として見つめられたのは、演じてる、を超えた域だったからかと思います
喜久雄の半生に熱く感動しました
横浜流星がそばで歌舞伎役者俊介を演じきっていたのも、喜久雄の、俊介の、葛藤を浮きだしにさせていたとおもう  全ての役者さんが素晴らしかった
それにしても物語始まりの中学生の喜久雄が素晴らしく、
冒頭すっかり心掴まれました
田中泯さん演じる万菊が重厚さを加えていたり
胸に押し寄せる映画でした

mimka
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