「血の繋がり」国宝 みみみさんの映画レビュー(感想・評価)
血の繋がり
血の話をしながら赤い筆を摂る様は、まるで少しでも繋がりがあることを証明するようでとても美しかった。
役者として生き、舞台に立つために、あの景色を探し、見つけ、見るために、多くの犠牲を払い、見送る。
わたしは伝統に重きを得てしまうので、この映画を肯定する訳では無いが、役者を映し出す映画としてとても素晴らしく、ライトに照らされて見える浮遊した埃を景色として写し出し、求めていたものとして書き出したのはとても美しかった。
意外と舞台というものは質素で、音響等は叶わない部分もあったりするが、舞台をよく見せるために使った映画の技法は舞台の良さをとても際立たてさせていた
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。