「極上の映像体験!歌舞伎のシーンは圧巻!」国宝 UUUさんの映画レビュー(感想・評価)
極上の映像体験!歌舞伎のシーンは圧巻!
「守ってくれる血が俺にはないねん」
▼感想
東宝の試写会に招待頂きました!ありがとうございました!
かなり面白かった!3時間と邦画にしては長尺だったけど、これだけの時間が必要な濃密なストーリーだった。吉沢亮演じる喜久雄が日本一の歌舞伎俳優を目指す。様々な出会いや別れ、栄光や挫折など歌舞伎を極める美しさや残酷さがこの3時間に詰まっていた。
主演は吉沢亮、共演は横浜流星。イケメン…という言葉では表せないくらい美しい顔立ちだった。二人の関係も絶妙で単純な憎み合うライバルではなく、相手の存在が自分のコンプレックスになっていた。俊介にとって喜久雄は「父に選ばれなかったこと」、喜久雄にとって俊介は「歌舞伎の血が流れていないこと」…それを思うとお互いの衝突や再会も感じ方が変わってきた。
歌舞伎のシーンは圧巻!「自分は歌舞伎が特別好きではないから退屈に感じたらどうしよう」そんな不安は吉沢亮と横浜流星の演技に呑み込まれ消えた。歌舞伎のシーンは瞬きできないくらいの迫力があり、子供の喜久雄が感じたように怖さも感じるくらいだった。退屈なシーンは全くなく、二人のとてつもない努力がこの迫力を生んだのだと思った。
これは特にスクリーンで観て良かったと思える映画だった。この映画をきっかけに歌舞伎も久しぶりに見に行きたいと思った!
▼お気に入りのシーン
震える喜久雄の顔に俊介が化粧をするシーン!
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UUUさんのコメント
2025年6月8日
トミーさん
コメントありがとございます!
喜久雄が歌舞伎俳優としてこれから成功していくために自分は必要ないが、俊介には誰か支えてくれる人が人が必要だと感じたからついて行った…そんな風に感じました!
背中にはびっくりしそうですね…
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