正体のレビュー・感想・評価
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横浜流星いいね
面白かった
泣けます
映画には映画の良さ
青春18×2で初めて藤井監督の作品見て惚れて 今回正体見にきました...
青春18×2で初めて藤井監督の作品見て惚れて
今回正体見にきましたがいやー良かった!
ロケーションが青春18×2に似てたけど新潟とかで正体が長野県ですよね!
絵力、曲、世界観が壮大で美しい!
横浜流星の演技初めて見たけど魅了されてしまいました👏逃走中5パターンくらい変装してたけど全部顔が違うし動作の細かい演技良かったですね!
山田孝之の感情を押し殺す演技も良いし、
監督次第では逃走してる犯人を追ってるシーンって大袈裟に言うとバカみたいに大声で静止しようとしたり、状況説明を全部セリフで喋り倒したりする作品があるがこの作品はそうではなく役者一人一人の微表情で状況を読み取ったりして分かるから良かった!
藤井監督の過去作全部見ないと!!!
信じること
こういう映画が見たかった❗️
今年自分が観た映画のベスト3に入る素晴らしい作品。
横浜流星と言う俳優の凄みを見せつけられた2時間だった。
指名手配の容疑者と潜伏中に触れ合う様々な人間たち。苛烈なタコ部屋で共に働く男、父親の冤罪で係争中のライターの女、犯人に心を惹かれる介護施設の女、そして組織の中で矛盾と葛藤を抱える刑事…
その中でも、劣悪な環境で搾取されながら一緒に働く同僚の男が、自分を助けてくれた容疑者を、懸賞金目当てに密告するシーンは胸が締め付けられる。あんな世界から抜け出せるならと思う気持ちも痛いほど分かるから。
冤罪のいちばんの問題点は、無実の人間が罪に問われてしまう理不尽さももちろんだが、真犯人がまんまと逃げおおせてしまい、さらなる悲劇を生むと言うことにある。それはとてもとても罪深いことだと思う。
この映画では二つの冤罪事件が出てくるが、いずれも無実の人間の人生を大きく狂わせ、社会的な地位をもちろん、その人間の命までも奪われてしまいかねない恐ろしさもよく描かれていた。
PS 最後の判決が言い渡される場面で、それを聞いた吉岡里帆の表情が一瞬不穏な感じになり、見ていた時には「最後の最後でなのにまさかここでドンデン返し…😰」と数秒間不安になってしまった。あのシーンは聞いた瞬間に里帆ちゃんの弾けるような笑顔😂が欲しかった。
逃げっぷりが見事な横浜流星
無実を訴える死刑囚の青年が拘置所を脱走、次々と顔や職業を変えながら警察の追及をかわしてゆく脱獄サスペンスで、スピーディーで最後まで緊張感が途切れず楽しく観られました。まずなによりも、主役の横浜流星の思い切りのいい逃げっぷりが見事です。走る救急車から裸足で脱走、マンションのベランダから飛び降り車の屋根に激突しながらそのまま脱走、逃げ場がなくなったら躊躇わずに橋から川に飛び込むなど、身体を張ったアクションが、サスペンスをすごく盛り上げてくれます。また、昔のマカロニウェスタン並みに役者さんのアップを多用することで、メチャ緊張感が高まります。とにかく、ストーリー展開が早くてダレることがなく、職業を転々としながらも仕事を通じて主人公の誠実さをしっかり描かれているのもいい感じです。役者では、横浜流星がダントツです。刑事役の山田孝之とガッツリ組み合ってヒケを取りません。主人公をサポートする役の吉岡里帆も、凛とした美しさと目の演技がよかったです。
とても良かったです。が、そんな訳ないよな所もありました。
横浜流星さん、良かったです。
またまわりの役者さん達も、こうゆう人普通にいそうだよな、くらいの自然な演技でとても良かったです。
が、警察は上の立場の人ひとりの意見で、犯人を決めつけたりは出来ないんじゃないでしょうか。
現場の指紋や足跡をきちんと採ったり、鏑木に被害者の父親の返り血しか付着していないとか考えれば、普通おかしいと思います。動機も不明だし。
死刑判決に至るまで何十人もの人が関わっている中で、誰も疑問に思わないのかな?
そのような説得力に欠ける所が気になりました。
でも信じることの大切さ、自分の目で見て聞いて感じた真実を疑わない強さは人を救うというストーリーは胸にささりました。
薄っぺらく冗長な予定調和
山田孝之の空気感、森本慎太郎の馴染みなど随所に役者の演技が光った。
これは持論だが、役者の演技に目がいく作品は駄作である。鑑賞者が作品の世界観に没入出来ていない証だからだ。
前半の土木パート。その世界の質感からどのようなストーリーが繰り広げられるのだろうかと期待させられた。
しかし、東京に出て以降のそれは、あまりにもチグハグで冗長であった。
主人公の周りの人物が総じて良い人すぎるのだ。
普通、たった数ヶ月の仲である他人に対してあれほどに心を許し、延いては真偽不明の名誉回復のために集まって行動を起こそうとはしない。
よほど主人公に他人を突き動かすほどの魅力があったのであろうか。作品から、そのような彼の強い人徳を汲み取ることはできなかった。
あのような構成にするのであれば、主人公とその他人物との交流をもっと丁寧に描かなくてはならない。
あと、吉岡里帆の父親の痴漢は物語に何の影響をもたらす装置だったのだろう。単純に不要な要素のように感じた。
最初から最後まで予想の範疇に物語は進み、拍子抜けするばかりであった。
信じるだけで 力になれる!
The Man Who Escaped
一家三人を惨殺したとして死刑判決を受け収監中の『鏑木慶一(横浜流星)』が
自身の体を傷つける詐病で搬送中の救急車から脱走。
名前を偽り外見を変え、
ある目的のために職と住処を転々とする。
事件の時『慶一』は十八歳。
が、たまさか少年法が改正されるタイミング。
官はこれを少年による凶悪犯罪抑止アピールの絶好の機会ととらえ、
彼はスケープゴートとされる。
真犯人は他にいると一貫して無実を訴えても、
耳を貸す者は誰もいない。
直接的な証拠が無いなか、
見込み捜査とおざなりな取り調べののち
死刑判決は確定する。
唯一の目撃者である事件の遺族『由子(原日出子)』は
PTSDで碌な証言も叶わず、
加えて今の居所は親族により警察にも伏せられている。
主人公の脱走の目的は何なのかは語られぬまま、
逃避行が描かれる。
その過程で関りを持つた何人かは、
皆々こぞって彼に対し親近感を覚える。
誠実な態度が、殺人鬼の残虐性とはあまりに乖離しているからで、
中には率先して免罪を訴えようとする者も。
彼を執拗に追うのは
事件当時の捜査主任だった警視庁の刑事『又貫(山田孝之)』。
しかし『又貫』ですら事件に対しての疑問と
『慶一』に対し特殊な感情を抱き始める。
逃亡理由の謎と
追いつ追われつのサスペンス。
その間に挟み込まれる、ほっとさせるような
人と人とのふれ合い。
物語りはどのように収束するのか。
起伏に富みスピード感のある描写は、
最後の団円まで途切れることはない。
『又貫』はある機会に『慶一』と対峙し、
逃走の理由を尋ねる。
その答えは「信じたかったんです、この世界を」。
自分は無実なのだから、
世間は必ず間違った判決に気づき正してくれるとの真摯な思いが滲み出る
青臭く世間知らずの一言。
社会はそうした思いなど、
簡単にひねりつぶしてしまうだろう。
売名と金儲け、歪な正義のためなら、
暗黙の社会規範を平然と覆そうと企む人間や、
それに快哉を叫ぶ者すらいるならなおさらのこと。
が、なまじ無垢な言葉だけに、
聞く側の心をも動かす。
四年前に書かれた物語りの映画化には、
今でこその意義がある。
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