「すべての職業をバカにしたような映画」正体 シウマイさんの映画レビュー(感想・評価)
すべての職業をバカにしたような映画
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えん罪で死刑判決を受けた少年が逃亡しながら真実を探すという映画。
まず、護送中にあっさり脱走に成功させてしまい、なかなか捕まえられない警察。間抜けすぎて笑える。警察はそんなに無能じゃない。
最初に少年が潜んだのは土木作業かなんかの現場。お決まりのパワハラだらけ、行き場のない人ばかりが集まっているという描写、労災の存在を知らない作業員、労災隠しを当たり前にする現場責任者・・・土木建設業をバカにしているのでは。
次に少年はライターになり、編集者から専属契約を打診されるほどに信頼を受けている。ライターの仕事をバカにしているよね。何年もその仕事やっていたのか?と思ったらたぶん数カ月。そんなに簡単じゃないでしょ。編集者だってあんなに怪しい素性の分からないやつをそんなに信頼しない。
吉岡里帆分する編集者は少年を家に泊めて、指名手配中であることに気づくが、警察が踏み込んできた時に逮捕の邪魔をする。そんな馬鹿なことする?浅はかすぎる。で、犯人を隠ぺいし公務を妨害しているのにおとがめなしの様子。何それ?どこの国?
次に少年は介護職に就く。で、若い女性スタッフから「先輩♥」とか言われて信頼されるくらい仕事ができる様子。「あれ?何年も経った後の描写かな」と思ったらそんなことなく数カ月。数カ月でそれだけ仕事ができるようになっており他のスタッフや利用者の信頼も集めているとか。介護職をバカにしているよね。
そんな女子に誘われデートなんかに行っちゃって、あっさり動画に撮られてしまう逃亡犯。そんな不用心なことする???
ネトフリで鑑賞でよかった。映画館でお金を払って見ていたらものすごく後悔するところだった。
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