「そして、やはり想像してしまう」とりつくしま La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
そして、やはり想像してしまう
しんゆり映画祭にて鑑賞
思いを残して亡くなった人はモノになって現世に戻れる4編のお話。マグカップ・ジャングルジム・カメラ・(ピッチャーの)ロージンに成った人々が観た自分が居なくなった世界は? 愛する人の傍で日常を静かに見つめる哀しさと優しさがジワジワ広がります。
「僕だったら何に成りたいと思うかな」
と帰り道に考えてしまったのは本作が優れた作品であった証拠でしょう。おそらく、一緒に観た我が家の妻も同じことを考えていたと思うのですが、それがお互いにすれ違っていなかった事を祈るのみです。
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