劇場公開日 2024年9月13日

ぼくのお日さまのレビュー・感想・評価

全242件中、201~220件目を表示

4.0子役たちの快演

2024年9月14日
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鑑賞方法:映画館
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おでん

4.0スケート

2024年9月14日
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鑑賞方法:映画館

タクヤがフィギュアスケート始めた。

上手になった。

さくらと二人でスケート。

さくら来なかった、なぜ?

ラストなぜ無言?

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完

4.5優しい光と切ない光

2024年9月14日
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泣ける

難しい

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まこやん

4.0淡々と美しい映画

2024年9月14日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

 映画の前半は、固定カメラのロング・ショットを多用し客観性と同時にタクヤの感情の平坦さを表しています。タクヤが荒川からフィギュアを習い始めるとカメラは雄弁に動き回り、タクヤが味わう喜びの感情を躍動的に見せていきます。ほぼ正方形のスクリーンと練られた構図、日に褪せたフィルムの色調、スケートリンクに差し込む日光の表現。美しい映画だと思いました。楽しく充実していたかに見えた日々。タクヤにとってのお日さま。荒川にとってのお日さま。残念ながらさくらにとってそこにお日さまはありませんでした。だから「ぼくの」なんですね。
 観終えるとタイトルはダブルミーニングだったことが分かります。視聴時は前提知識がなくタクヤが主演だと思っていたのですが、荒川が主演なのですね。なるほどこれは荒川のロードムービーなのだと思いました。カメラワークの躍動は荒川の感情の発露でもあったのです。荒川はタクヤに自分の成し得なかった可能性を重ねていたように思います。さくらは女子ゆえのカンの良さで違和感を感じ結果として荒川を誤解し離れてしまいます。
エンドロールはコケティッシュな感じで良かったです。

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Japanese_Idiot

4.5エンディングロールまで最高"Even the ending credits were outstanding."

2024年9月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

ひと冬の物語。

タクヤと、さくら、コーチの荒川の物語が
リンクに残るスケートの跡のように交差する。

誰にも悪気はないけれど、
色んなことが起こってしまう。
描かれる日常は、
とてもリアルで、
この世界のどこかで
起こってるかもしれないな
と感じさせてくれた。

映像が美しいのだけれど
その美しさが、演出と完全に噛み合っていて、
使われる音楽も、物語の一部になっていた。

大人と子供の交流がありつつ
その背景にそれぞれの事情があり
子供はその事情を理解しないけれど、
終わりへと流れていく。

子供は未経験ゆえ
大人の気持ちが見えない描写に
唸ってしまった。

エンディングロールまで最高で、
ハンバート ハンバートの曲は
てっきり書き下ろしかと思ってたら
パンフを見て驚いた。

この後、少し成長してからの
主人公タクヤの心情を
歌ったものにしか聞こえなかったけれど
2014年の曲だと?

とにかく驚かされっぱなしだ。
邦画の未来は明るい。

観終わった後に、
竹内結子さんがヒロインをやっていた
「サイドカーに犬」(2007)を思い出した。
これは、ひと夏の物語。
もし良ければ。

“A Winter’s Tale”

The story of Takuya, Sakura, and Coach Arakawa intersects like the trails left behind on the skating rink.

No one means any harm, yet so many things happen. The daily life depicted feels so real that it makes you think, “This could be happening somewhere in this world.”

The visuals are beautiful, but what makes it special is how perfectly the beauty meshes with the direction, and even the music used becomes a part of the story.

There is interaction between adults and children, and behind that, each has their own circumstances. The children don’t understand these circumstances, yet the story flows toward its conclusion.

I was amazed by how the children, in their inexperience, couldn’t grasp the adults’ feelings, but the portrayal was spot on.

Even the ending credits were superb, and Humbert Humbert’s song—I thought for sure it was written just for the film, but I was shocked when I saw the pamphlet.

It sounded like it was about Takuya’s feelings after he’d grown up a bit, yet it was actually a song from 2014?

I was constantly surprised. The future of Japanese cinema looks bright.

After watching this, I remembered “A Dog in the Sidecar” (2007), where Yuko Takeuchi played the heroine. That was a summer’s tale. If you’re interested.

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新米エヴァンゲリスト

4.5全てが泣きそうに美しい映画

2024年9月14日
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夜明けのすべてに続き、今年観てよかった映画。静謐なストーリーに合わせたように縦横比率がほぼ同じミニマムな画面サイズで、セリフも最小限、登場人物も多くなく、ひと冬という限られた期間スケートリンクでの小さな物語。

ホッケーから転向したタクヤがフィギュアを習得していく過程、アイスダンスのバッチテストへ2人が練習を重ねる過程が丁寧に納められた全てのカット・シーンがとにかく美しい。屋外の池(?)での3人のシーンは幸せすぎて涙が出てしまった。

子役2人の瑞々しい演技が良かったのはもちろん、池松壮亮が素晴らしかった。
子役からのキャリア、アウトローやエキセントリックな役などを経て、原点回帰のような役を気負いなく若手に背中を見せるように演じていたのが印象的だった。

タクヤとさくらの淡い恋心と、若く眩しい2人への荒川の羨ましさ。ただ噛み合わなかっただけ。胸がギュッとなったけれど、季節が巡ることでそれぞれが一歩踏み出すラストは希望があった。

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may 929

3.0失われてしまった子供時代の繊細な感性を思い出した。

2024年9月14日
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69歳になってしまった私には、懐かしい感情を動きを感じた。この歳になっても心の奥に潜んでいるのだろう。

時代設定が今ではなく、1980年代だろうか。懐かしい風景と映像美だった。

運動音痴で吃音癖がある少年の初恋を描いている。アイスダンスで自信を持って行く過程は微笑ましい。普通なら、いじめの対象だ。アイスダンスのコンビ解消の原因が同性愛になっている。薄々は感じていたが、私には残念だった。

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いなかびと

4.0優しさと切なさの狭間

2024年9月14日
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泣ける

幸せ

とても素敵な作品でした。
優しさと切なさがサクラとタツヤ
その狭間にいる池松壮亮
3人の孤独とそれでも生き抜く姿に
胸がいっぱいになりました。
初見ですがサクラ役の中西希亜良さん、スケートのシーンが
素晴らしかったです。
タツヤ役の越山敬達さんも、キャッチボールのシーンがとても素敵でした。
日本映画の素晴らしさを堪能した作品でした

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マコト

3.5ほろ苦い

2024年9月14日
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幸せ

光が美しかった。自然光なんだろうか?
ひたすら「天気待ち」してたのかなと思わせる。

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aruma-wark

3.0ほのかな恋

2024年9月14日
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単純

アイスホッケーが上手くないきつ音の少年タクヤは、フィギュアスケートの練習をしていた少女さくらに惹かれていた。ある日、さくらのコーチで元フィギュアスケート選手だった荒川は、タクヤがホッケー靴のままフィギュアのステップを真似してるのを見た。タクヤがさくらに恋してるのを知り、タクヤを応援しようと、荒川は彼にフィギュア用のスケート靴を貸してあげ、練習につきあうことになった。やがて荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習を始めることになったのだが・・・さてどうなる、という話。

さくらは荒川コーチが好きだったからタクヤの相手をしてただけなのに、荒川はBLで男と仲良くしてるからコーチをやめてもらった、という事なんだろう。
で、タクヤのほのかな恋も終わり、荒川は生徒が居ないから別の場所へ移っていった、というストーリーなんだろうけど、まぁ普通かなぁ。
特に刺さる所がなかった。
さくら役の中西希亜良のスケートは経験者らしく綺麗だった。

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りあの

4.5ふわり、ひと冬の思ひ出。雪の結晶のように儚く繋がる心は、溶けてなお何を残す。

2024年9月14日
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幸せ

萌える

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おひさまマジック

5.0ハンバート・ハンバートで落涙

2024年9月14日
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泣ける

景色や演技はどこか懐かしい、良い映画。

性的マイノリティの理解は進んできたとはいえ、子どもたちに理解を求める方法も意識も足りてないってことを実感。

池松、若葉の手だれを食う子役2人の好演。

まあ、いい映画だったなと油断したとこでハンバート・ハンバート。

落涙。

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バビ

5.0カップラーメンが食べたくなる

2024年9月14日
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男とか女とか、大人とか子どもとか、そういうの関係なく、相手を好きになる気持ちや、尊敬する気持ちや、大切にする気持ちが、人を成長させるのかもしれないなと思いました。

北国の、あたたかな日差しを感じる映像、zombiesの音楽、切ないけど、優しい映画でした。

池松くんはいつもの?演技だけど、なんか、こう、脱力系で、優しくて、ちょっと悲しい演技がピカイチですね。若葉くんも、素敵でした🔰

タクヤとさくら、とってもみずみずしくて、キラキラしてた。タクヤのお友達が、とっても可愛かった^_^

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Sakiko

3.5期待してたんですが。

2024年9月14日
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悲しい

評判がいいので、見ました。悪くはないですが、期待するとって感じがする。

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junjun

5.0キラキラ

2024年9月14日
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もやのかかったような淡い映像にピアノ主体で大きな音のない穏やかな映画。
差し込む光、雪や氷の粒、純粋なタクヤとさくらがキラキラして優しい気持ちになる。
湖のシーンはロケーションがとても美しく、楽しそうな3人の関係が眩しいくらい素晴らしかった。
中盤までは予告編で期待した通りの好きな映画ではあったけど、まさかそういう展開ですか。

なんとなくうっすらそうなんだろうなとは思ったけれど、別にさくらに思わせぶりな態度だったわけでもなく、ただスケート指導をしていただけなのに、勝手に好きになって勝手に失恋したんじゃん、とも思ってしまう。さくらのどうにもならないもどかしさや苛立ちも分かるのだけど。
しかし、アレで察してしまうさくらもなかなか。

みんな帰った後の試験会場にポツンと立つタクヤの一言がおじさんには泣けてくる、変声期前であろう声だから余計に。
アイスダンス始めてからタクヤは自信もついただろうし、成長が見えるラストの表情が良かった。

予告編にもあった、1曲終わった後に友達が拍手をするシーン。冷やかすでもなく笑顔でパチパチ、すごく好き。

タクヤ役の子、キレイな顔立ちだなぁと思ったらスタダなのか、納得。

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コビトカバ

4.0緻密な演出と映像美

2024年9月14日
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池松壮亮を主演にして描いた作品で、少年少女の何気ない日常生活に起こる環境の変化と心の変化を緻密な演出と映像美で描いたヒューマンドラマ。アイスダンスを通じて変化する少年少女の繊細な心の動きを上手く表現している。
注目すべきは少女さくらを演じた中西希亜良。フィギアスケートの演技も相まって彼女の表現力が素晴らしく、まるでダイヤの原石のような魅力的な光を放っていた。将来性豊かな彼女の今後の動向に要注目です。

2024-152

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隣組

4.5羨ましいくらい無垢で綺麗

2024年9月14日
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少し前テアトルで見かけたポスターと、エチケットムービーで三人が演じてたのが楽しそうで何となく観ました。
そしてこれが素晴らしかった。
前情報がまるで無かったので作品に放り込まれたよう。
まず映像が澄み切っていてきれい、素朴なようですごい緻密な絵作りでした。
それと何といっても、光の入れ方が本当に美しいです。
主演の三人。そのうちの少年・少女タクヤとサクラがとても澄み切っていて、この光が一杯の世界にすごい溶け込んでいるんですよ。
二人が一緒にリンクを滑るシーンは、羨ましいくらい無垢で綺麗でした。
そしてそれをもう一人の主演、池松壮亮が二人をしっかりと支えていました。
そして彼を作品の真ん中に置いているのでしっかりしてるんですよ。
また劇中に流れる選曲が素晴らしい。ゾンビーズを始めどれも作品にとてもフィットしてるんですよ。
物語は些細な出会いを経て一つになったような三人の心。それは彼らの成長と共に段々とそれぞれの向きを変えていく。
冒頭から気になっていた車やカーステ・ラジカセにガラケーなどの少し古いアイテムに「男子スケーターなんて少なかったから」など、まだ「理解のない時代」って事なんでしょうね。
ラスト、偶然の再会からの鮮やかな切り方もため息が出ました。見事です。
そしてエンドロールで流れた、ハンバートハンバートの歌。
彼らの楽曲とタイトルが同じだと思ってたら、そのままでしたよ。
そしてここでこんなの流れたら、それはもう涙が止まらないでしょう。
あと静かで隣にいるような音の劇伴、あれもハンバートハンバート(佐藤)だったんですね。驚きました。
ふらりと観に立ち寄ったのですがこれはやられました。
本当、素晴らしかったです。

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白波

3.5ポカポカと温かく、ヒリヒリとほろ苦い

2024年9月14日
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tomato

4.5期待度◎鑑賞後の満足度◎ 雪の白さと日の光が目に眩しい。行間を読む淡い詩の様な映画。スケートシーンに比べ極端に少ない台詞ながらも三者三様の気持ちがくっきりとわかる。しみじみと切ない。

2024年9月13日
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もーさん

4.5「伝える」ということの美しさを徹底して表現

2024年9月13日
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「伝える」ということの美しさを徹底して表現した作品だと感じた。
言葉が出づらい主人公。その辛さ、苦しさを観客に追体験させることはなく。そのことを徹底的に肯定する姿勢が感じられた。

「伝える」ということは「言葉」だけが手段ではなく、あらゆる伝えた方があるし、全てが美しいことだということを映像の力によった感じさせられた。
余計なセリフは無く、美術や街の情景で十分に伝わるということ。

90分程度の上映時間だが、薄さは無く、すてきな余韻、メッセージが心の中に染み込む作品だった。

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モトコ