劇場公開日 2024年9月13日

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ぼくのお日さまのレビュー・感想・評価

全264件中、1~20件目を表示

3.0リンクの凛とした空気と差し込む光の中で舞う眩しい二人

2024年11月1日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

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momokichi

4.0誰かを好きになってしまう、ぼくの原罪

2024年9月22日
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鑑賞方法:映画館
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まぬままおま

4.5成る程納得!カンヌも認めた「その視点」!!「目は口ほどに物を言う」その視線の先にあるものは?

2024年9月22日
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鑑賞方法:映画館
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ななやお

4.0痛みも含めての人生

2024年9月16日
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鑑賞方法:映画館

ひと冬のあたたかさと痛みでツーンとなる物語。
光と雪の白さ、スケートリンクを滑る音、まだ純真無垢な中学生のふたり、全てが美しくて、全てが眩しくて、そして痛い。

中学生ふたりの恋と言うにはまだ早い、淡くて朧げな感情は、綺麗だけど綺麗すぎる故に潔癖で、でも思春期ってそうだったかもなと思う。

吃音で言葉がうまく出てこないタクヤが、必死に想いを伝えようとする姿は、吃音気味の甥っ子が浮かび応援せずにはいられなかった。
徐々にフィギュアスケートを楽しむ姿は見ているこっちがニコニコしてしまったし、やっぱり楽しいや好きな感情が上達の近道だよなと思い知る。

見た後、痛いけどこの痛みも含めて人生だって思える映画だった。

それにしても、荒川役の池松さんは、本当に撮影前までスケート出来なかったんですか?
コーチ役だから相当努力されたんだろうなと思うけど、全然違和感なかった。本当にすごい役者さんだよ。
若葉竜也と池松壮亮が共演してる幸せを噛み締められる作品でもあった。

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AZU

5.0今年の邦画で私的暫定1位。予備知識は少なめ推奨

2024年9月14日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

幸せ

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高森 郁哉

4.0言葉を超えた忘れがたい瞬間の数々が胸いっぱいに広がる

2024年8月31日
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鑑賞方法:試写会

ひと目見た瞬間に引き込まれる作品というものがある。まさに本作も同じ。決して強烈なインパクトを放つ類ではないが、この全てを照らすお日様のような大らかさ、透き通った柔らかな光、交わされる心と心、未来へと続く道筋に、こちら側から胸を開き溶け合いたくなってしまう逸品だ。思いがけずフィギュアスケートに魅せられる少年の物語という意味では『リトル・ダンサー』を彷彿とさせる部分もあるが、一方で私が惹かれたのは本作が「眼差しの映画」でもあるという点だ。日々、フィギュアの虜になっていく少年の様子をきちんと見ている人がいる。また少年と少女、コーチが一体となって練習に打ち込む時、窓からは穏やかな陽光が微笑むように射し込んでいる。踊ることへの喜びを体現する若き二人もさることながら、池松壮亮のナチュラルな存在感には息を呑んだ。慈愛に満ちた表情で指導する一挙手一投足は、今年観た中で最も忘れがたい名演の一つと言えそうだ。

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牛津厚信

4.0撮影技術に驚嘆

2025年6月30日
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鑑賞方法:VOD

恋心を描いたシンプルで分かりやすいストーリーと美しい映像。そうした映画は過去にいくらでもある。その中でこの映画で特筆すべきは、監督自身が撮影を担当し、この映像を撮っていること。

スケート場のシーンは窓外にたくさんの照明を仕込み、光を流し込むライティングで叙情性を高めていたし、屋外のスケートシーンも逆光を多用し、同じ雰囲気を作り出し、淡い恋心を見事に描いていた。また、時折みせた不安定な構図が、この映画が描く思春期の不安定な気持ちとマッチしていた。あと、セリフでは、好きであるがゆえに「気持ち悪い」と言ってしまう幼さが切なかった。

非常にパーソナルでシンプルな物語で、一部同性愛を描いているとはいえ、全体としては社会性に乏しかった。そのため、この監督が将来、どういった方向に進むのかは未知数。次の作品は若者の恋愛物だろうか?それともストーリーの面白さを押し出した映画だろうか?いずれにしても、作家性を保ちながらもう少し商業映画寄りの作品が期待されるのではないか?

美しい映像を作る手腕は一流。期待を込めて星半分を加点した。

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No Life, No Movie

4.0氷上の美しく透明な時間

2025年6月26日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

癒される

少年と少女と男性コーチ、3人の孤独な魂の束の間の美しい触れ合い。それが淡い光の中で優しく穏やかに紡がれていくのが良い。そしてそれがほんの少しのボタンの掛け違いで儚くも脆く壊れていく思春期特有の繊細な難しさまでもが愛おしい。コーチ役の池松壮亮のどこか影のある佇まいも良いが、少年役の越山敬達、そして何より少女役の中西希亜良が素晴らしい。子役出身で映画初主演の越山くんのピュアな少年ぶりも上手いが、演技初経験の中西さんの繊細で複雑な内面の少女像を演じる姿が秀逸。もちろん役との親和性の要素によるビギナーズラック的な部分もあったかもしれないけど。

それにしてもこれほどフィギュアスケートを美しく映像に捉えた劇映画は初なのではないか。これまで米国映画『冬の恋人たち』『アイ、トーニャ』などを観たが、この映画は頭抜けている。越山くんと中西さんが共にフィギュア経験者というのが大きかったんだろう。共に4歳からフィギュアを初め、中西さんに至っては現役フィギュアスケーターでコーチの勧めでオーディションを受けたんだとか。撮影時は14歳と12歳ながら中西さんのほうが背が高いが、それから1年過ぎた舞台挨拶では越山くんの背がすっかり伸びて池松壮亮も抜きそうなくらいになってた。成長期すげえ。流れる音楽のドビュッシー「月の光」もフィギュアお馴染みの名曲でこれまた良かった。

20代の奥山大史監督はこれが長編2作目で、初監督の2019年『僕はイエス様が嫌い』で66回サンセバスチャン国際映画祭最優秀新人監督賞を受賞したとのことで、史上最年少受賞だったそうだ。これからも楽しみな監督かも。

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バラージ

4.0不完全な世界

2025年6月22日
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斬新

癒される

『僕はイエス様が嫌い』しかり、監督の好みの傾向が分かるような。
綺麗な映像に隠された微々たる不穏が付きまとっていて
くわぁー!!!ってなった。

映像は昭和みたいで
人物は令和みたいな綺麗さで
アンバランスの世界にアンバランスな情緒

完璧ではない不完全さが監督の作品から感じられる

思春期の言葉足らずさ
行き場のない気持ちを押し付けて
いつか大人になった時に気づく時がくるのだろうか

冬の閉鎖的な世界の始まりから
春の開放的な終わりを告げた景色
一瞬の物語がそこに確かにあったのだ

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みそのぐ

3.0思春期の美しさと、残酷さ

2025年6月21日
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主演の2人の今しか切り取れない瞬間が、フィギュアスケートを通して全編漲っている。
そしてそれが美しさと同時に醜さも捉えられており、一瞬たりとも目が離せない。

ただ、そこに関わる池松さんと若葉さんのカップルが異物として捉えている描写は、 それが日本の現実といえばそうなのかもしれないが、あまりにも救いがないなとも。

また、自然な表情といえばそうなのかもしれないが、子どもたちのグループでの芝居はコントロールがしきれていない要素が多く、適切とは言い難いのでは。

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yama

2.0ピュア

2025年6月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

切なさとピュアさと、
この頃はいろんな感情が入り交じる。

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上みちる

5.0氷の

2025年5月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

癒される

カワイイ

氷の音がいい。
音楽とぴったり合って少年・少女・先生が楽しんでいるのがいい。
二人アイスダンスでもう一度ペアを組むといい。

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たけ

4.0ほろ苦くてすっぱい

2025年4月24日
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アツコ

4.0お日さまの光

2025年4月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

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近大

3.0中途半端

2025年4月12日
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切ない青春?恋愛物語って感じ。
終わり方が中途半端かな

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ガレ

4.5作られた感がないのがいいですね。

2025年4月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

余白というか余韻というものを大切にして、ストーリーや解釈を
鑑賞者にゆだねているような作品。いろんなテーマを盛り込みながらも、
ストーリーは、静かにゆっくりと展開していく。
ラストがいいですね、そして、その後の楽曲がいい。
ハンバートの昔の曲だそうで、この曲を元に、作られた作品なのかな?
いずれにしろ、いい作品だと感じました。

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tochi06

4.0観終わってシートから直ぐに立ち上がることが出来なかった

2025年3月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

暖かい良い映画だなーって思って観ていたけれど、唐突に切なく終わります。

観終わってから、精神的なダメージでシートから直ぐに立ち上がることが出来なかった映画は、久しぶりでした。

今年私が観た映画の中では、「ぼくのお日さま」は一番優れた映画かもしれないと思いました。

池松壮亮さんの演技は、相変わらず素晴らしい。池松壮亮さんの今を観たくて鑑賞した映画だけれど、それ以上に作品として素晴らしく、思わぬ収穫でした。
エンドロールで流れる歌も良かった。

心に刺さる名作だと思います。

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ねこたま

4.0ジェンダー平等

2025年3月25日
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鑑賞方法:映画館

知的

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hayato

5.0エンドロールの歌イイね。それと「本末転倒虫」最高❤

2025年3月23日
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マサシ

4.0監督は女性が嫌いなのか?

2025年3月13日
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ブロンソン
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