35年目のラブレターのレビュー・感想・評価
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たこ焼き4個ずつの気持ち。
文字の読み書きが出来ない65才の西畑保と、読み書きが出来ない保のために、目となり手となった妻・皎子の話。
…“キセキ”は落ちてないかと歩くとある日、学校へ向かって歩く外国人と年配者に付いていけば“夜間学校”の看板、そこへ通う年配者とクラス担任の話を聞き、35年越しに感謝の気持ちを込めラブレターを皎子に書くと夜間学校入学を決める保だったが…、現在と過去の行き来、保と皎子の出会い、保の小学生時代で見せる。(実話に基づく)
保というか笑福亭鶴瓶で少しコメディ、さらに後から江口のりこの登場で少し“あまろっく”?!と感じ見せるなか。
クリスマスの日に手渡すと決めてるラブレター、…そのため定年を機に学校へ通い始める保と、その定年を機にずっと仕事ばかりしてた保と旅行でもと計画する皎子と少しすれ違い。家族の温かさを感じながらも、少し雰囲気で展開は察せるもののやっぱり観ていて悲しい…。
クリスマス数日前に渡せずじまいのラブレター…結果、逆ラブレターとなってしまったわけだけれど、とりあえず観てて保と皎子の関係性、何年一緒にいても互いに気を使いあえる、変わらない2人の愛の関係性、先立った妻・皎子に読んだラブレターにも泣けた。
皎子の若い頃を演じた上白石萌音さんのナチュラルメイクがいつもと違って見えて何か良かった。
初めて映画館で大号泣
私は重岡くん目当てで最初見ました。でも物語が進むにつれて西畑夫妻の愛情に見入っていました。原田さん、鶴瓶さんのお互いに手紙を書くシーン、重岡くんが萌音ちゃんに「字が書けない」と告白するシーン、上映中ずっと泣きっぱなしでした。何をやるにも遅いなんてことは無い。背中を押されたような気がします。素敵な映画でした。より多くの方にこの映画の良さが伝わればいいなと思いレビューを書かせていただきます。
大号泣の嵐
重岡さん 萌音ちゃん演技が好きで予告の時点もう涙が出そうだった。
試写会が当たり一番のお客さんになれたことの喜び
さて、見るぞ 原作は確か少しだけだったなと思いながら見ていたところ 「え ?こんなに出るんですか?」聞いてません。そして自分の好きな俳優さんでこんなに感情持ってかれ泣くのは初めてでマジでバスタオル持っていけばと後悔した
見終わった後、晴れ晴れしい気持ちと私も何かコツコツと頑張ろうと思った。
今公開されている秦さんの主題歌×予告編見るとわかるように1:18あたりは本当に涙が止まらないので見てほしい。
また鶴瓶さんの泣きの演技は重岡さんの演技見て乗り移ったとご本人がテレビで言っていたので、思い返すと確かにって思った。
初日実際にお金払って映画館に足を運ぶのがとても楽しみだ
大切な人と観に行ってください
この映画は多分既婚者は刺さりまくると思います。
まず、上白石さんから原田さんは何となく納得出来ますが、重岡さんから鶴瓶さんは、いくら年を重ねたとしても、ちょっと同一人物としては見れませんでした。
年月が過ぎても、鶴瓶さんは最初から高齢ですし、原田さんは綺麗なままなので、気になる方はいるかと思います。
ただ、本当にそれらが気にならない程、素晴らしい演技と内容でした。
過去は重岡さんの感情が篭った熱い演技、それを包み込む上白石さんの優しさ溢れる演技、どのシーンも魅力的で、心動かされた大部分はこの二人でした。二人が出会い、結ばれ、子供を育ててというシーンは、正直あの長さでは物足りません。もっと観たかったですし、何なら一本の映画として観たいぐらいです。
現在パートは、いい意味で鶴瓶さんがそのままなので、鶴瓶さんの日常を観ているようで、楽しかったです、ちょくちょく入るギャグシーンも、寒いものではなく、さすがどれも自然な面白さがありました。
そしてサブキャラがどの方も良く、安田さんの先生はもちろん、同級生ももっと掘り下げて欲しいぐらい素敵なキャラでした。コミュニケーションが苦手なあの二人が鶴瓶さんを通して仲良くなり、近くに座っているのは尊かったです。
ラストはラーゲリやあの花でもあった手紙で泣かして終わりかーとは思いながら観ていましたが、それでも泣かされる程、いいシーンでした。伝えることも、受けとることも出来るようになった鶴瓶さんに対する思いと、二人の夫婦愛は、他の映画では体験したことの無い感動でした。
それで終わりではなく、きちんとその後も描かれていたのも、非常に良かったです。観客が観たいものをきちんと見せてもらいました。
大変失礼な物言いになりますが、大切な人、特に夫婦やカップルではない方が観に行くと、正直イマイチかもしれません。家族愛というより、二人の夫婦の生涯を追ったラブストーリーなので、自分がいま大切な人がいて、映画を観ていてどこかその顔が浮かぶ、そんな方にはドンピシャで刺さると思います。
最後に、布団の上に僕の幸せがあったという文章が出てきますが、本当に刺さりました。鶴瓶さんが読み書きが出来る出来ないよりも、自分の当たり前の日常に、どれだけの幸せが詰まっていたのか、それを再確認させてもらった映画でした。
出来ることなら是非、大切な方と一緒に観に行って頂きたい映画です。
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