35年目のラブレターのレビュー・感想・評価
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みんなに、見てほしい、映画です。
盛り上がりがない、ずーと平坦な感じ、映画上一番哀しい場面も軽く過ぎて行く、哀しい場面を盛り上げようとする気力が見られない。映画の作り込みがない。
でも、この映画、最初から最後まで温かい時間が流れていて、ずーっと泣いてた。何気ない日常に涙が止まらない。良い映画でした。ぜひ、みなさんに見てほしい一作です。どうだろう。ある程度のお年の方は、本当に涙が止まらないですよ。ハンカチは必ずお持ちください。
話は、変わりますが、文字の読み書きができない方も、何とか生きていける昭和の時代に乾杯したい気持ちになった。
より短時間で生産し、より短時間で消費しようとする今日。今の時代に、二十歳の保さんがいたら、社会は受け入れてくれるのだろうか。
Aiを使いこなせないとダメとか。もう、みんなゆっくり生きようよ。
追伸
人生は、演出はないよね。だから、平坦なんだね。
岡目八目
タイトルなし
もっと 若い頃の苦労話が 見たかったなぁ
案外と案外の、丸の内東映
東京に戻っていたので、もうすぐ潰れてしまうとの丸の内東映に行こうと思い鑑賞してきました。
なんで、こんなに空いているんだ。2階は開けてもいない。こうした広いハコはもうなくなりますよね。緞帳の開閉がなくて残念でした。スクリーンはさすがの大きさ。
わたしも結婚から今年で35年です。妻には感謝しかないです。鶴瓶さんの気持ちは痛いほど分かりますし、原田知世さんの愛情と夫への信頼感も素晴らしいです。
でーも、なぜか映画としては盛り上がりに欠けてしまいました。なんだろう、既視感でしょうか。山田洋次監督の作品みたいでした。わたし、悪い奴が出てくる映画は嫌いなんですが、ここまでやられると泣けません。すみません。コネタがたこ焼きだけでは弱いです。
数寄屋橋に面した丸の内東映、巨大看板はこの作品と「大きな玉ねぎ、、、」。後者はとっても素晴らしい大好きな作品だったので、丸の内東映の最後がこっちなら良かったですね。
別格の女優陣
たくさん笑って泣ける映画でした
ラブレター書きましょう‼️
悲惨な戦争時代の中で、貧困に見舞われ学校に行けなかった主人公(重岡・鶴瓶)について、最初はなぜそれほど文字が書けない読めないのか不思議でしたが、過去の種明かしがあると、ものすごく腑に落ちました(山奥の貧困生活、盗人よばわりされて学校行けなかった)。それでも、そんな不幸のどん底のような生活の中でも拾ってくれる人がいて、立派な寿司職人になります(神仏は決して見捨てることはしないのでしょう)。そして美しい女性(上白石・原田知世)との運命の出会い(実話ですから)。文字が書けないことでの離婚を覚悟した危機を乗り越え、2人の愛らしい娘たちを育て上げます。ただ主人公の後悔は、文字を書けない読めないことで、妻にさまざまな迷惑をかけたことに対して恩返しをしたかったという設定は、とてもシンプルで清々しいものでした。最初、原田知世が画面出てくるとなんとも言えない美しさにドキドキしてしまいました笑。泣き始めは、主人公が握った心のこもった寿司の味に、妻が泣き出すシーンでした。それから、ほぼ泣きっぱなしでした。あまり泣いたので、最後のクライマックスには涙が渇くほど?笑でした。心にささった言葉は、亡き妻がお礼に書いたラブレターの一節。あなたの良いとこを三つあげますということで、「優しい、一生懸命、可愛い」ーーの言葉でした。これからの時代の男性のあり方を示唆しているようで肝に銘じたいところです(男も可愛くなければいけないのです笑)。いずれにしても、その人間が幸せなのか不幸なのかというのは、外から見ているだけではわからないということを教えていただいた素晴らしい作品に出会えて幸せです。感謝でした。
追記 私も妻にラブレターを書きたくなりました‼️
ずっと泣いてた
気づけば最初から最後までずっと泣いていた…嗚咽をもらす感じではないのですよね。ずっと涙腺が潤んで自然と流れっぱなし。これほ実話を元にした映画らしいのですが、もしかしたら刺さらない人は刺さらないかも。普通に生きてきた人よりも、普通からこぼれ落ちた生き方しか出来なかった人に刺さりまくる映画です。こういうのに出会えるから映画鑑賞はやめられない。原田知世さんも、上白石萌音さんも関西弁ホンマに最高やったで♡最近は関西弁の映画やドラマが多くなって嬉しいけど…俳優さんたちは大変でしょうね。
笑福亭鶴瓶さん、重岡大毅さんも最高でした。こんなラブレターわたしも夫に書きたいわ、と思ったけど…喜んでくれるか自信がない(笑)
ラストの…普通じゃなくてもかまへん、普通じゃなかったからこそ幸せ!という気持ち。すごく共感しました。これはもう万人におススメ。関西弁だからこその味ある仕上がりでは?という個人的な印象でしたが、皆さまはいかがでしょうか♪
なかなか良い
作品内容は良かったです
35年間、変わらぬ愛を貫いた夫婦の姿を描いた作品。 本年度ベスト!
予告編から泣ける映画と予想されるも案の定、泣いてしまった。
隣の若い女性は終始泣きっぱなしでちょっと映画に集中出来無かったのが悔やまれる(笑)
寿司職人の西畑保。
タイプライターで原稿を打つ皎子(キョウコ)。
この夫婦の愛に溢れたストーリー。
若い保と皎子を重岡大毅&上白石萌音さん。
老けた保と皎子を鶴瓶&原田知世さんが担当。
世代の異なるストーリーを4人で演じ、2つのラブストーリーが観られた感じのお得感(笑)
ある理由で読み書きが出来ない保。
職を探すも断られ続け、やっとお寿司屋で働く事が出来、職人として成長して行く感じ。
そんな中、お見合いで上白石萌音さん演じる皎子と結婚する展開。
保が読み書きが出来ない事を皎子に隠し結婚したけど、それを知った皎子が心の優しさが素敵だった。
保が読み書きが出来るよう一念発起して夜間学校に通う事に。
安田顕さん演じる谷山がバツイチだけど、とても優しい素敵な先生。
学校での人と顔を合わせない生徒の素敵なエピソードも良かった。
保と皎子の2人の娘も優しく成長した感じも印象に残る。
関西系のギャグも多め。
クスッと笑えるシーンが気が利いてて好印象。
本作のタイトルでもあるラブレター。
思ってたのと違って騙された感じがしたけど、一番泣かされたシーン。
ラストで4人の保と皎子がベンチに座っているシーンもとても良かったです( ´∀`)
凄く心があたたまる映画です!!
年に1度はこういう映画と出会いたい
キャスティングが最高にいい感じです。実話ベースで、変にストーリーが作り込まれていないのがいい。とにかく主人公夫婦の人物像を描くことに集中されたんだと思いました。
若い時(重岡大毅さん、上白石萌音さん)と晩年(笑福亭鶴瓶さん、原田知世さん)が似ても似つかない、みたいな指摘が散見されますが、物語を感じる上で見た目は問題じゃなくて、人物がちゃんと描かれていて共通性があることが大事だと思うので、今回はぜんぜん違和感なかったです
というか、一見違っていそうな俳優たちの組み合わせがピッタリ来る、というのが逆にプロデュースの妙ってことですよね
「読み書きなんて長いこと生きてれば自然にちょっとずつ覚えられるんでは?」なんて安易に思いがちですが、多分そうではないことを映画を見ていて実感しました
一般的には小学生低学年頃までにひらがな、カタカナ、簡単な漢字...と覚えていくわけですが、これは脳の発達の過程と同時進行なんだと思います。つまりこの過程で「文字の覚え方を覚えている」訳で、これを経て育った人は大人になってから外国語の読み書きを学ぶこともできるでしょう。しかしそうじゃない場合、この"回路"を作るのにとても時間がかかるんだろうな、と。でも、時間はかかるが不可能じゃない。この映画は実話なので、実際にそうなんだろうな、と実感を伴って理解できるんです
しかし、そういう科学的な仕組みを描くのではなくて、登場人物たちはその苦労や辛さを直感的に理解して寄り添い、助け合う。そういうことが、実際のエピソードをベースに丁寧に描かれているので、観る者の心を動かせるのだと思います
世に実話ベースの映画は沢山あります。しかし全てのシーンが実話のままではない訳で、当然フィクション部分が加えられます。ここで、実話の本質を捉えないシーンやプロットを追加してしまい、ちぐはぐなストーリーになっている映画は非常に多いと思います。
というか、現実は、私が物語の"本質"だと思っているモノが、その作り手にとってはどうでもいい枝葉だ、ということしょうけど。しかし、それが映画の好き、嫌いに直結するのです。
そういう意味で、この作品はとても好きな映画だし、出演者をはじめ作り手の皆さんが描きたかったことがちゃんと私に伝わった気がします
温かい気持ちになれる良い映画を見た
昨年から試写会で観ていて、笑いを挟みつつも涙が止まらない作品で、公開を楽しみにしていました。
幼少期の環境から文字の読み書きができない西畑保さんの実話を元にしたお話。
ストーリーとしては定年後から夜間学級で文字を学び奥さんへラブレターを贈るというシンプルなもので、特に派手な演出もないのでさらっと物語に入り込めました。
・長年支え合ってきた夫婦の愛
・何歳からでも学びを始められるんだという勇気
・文字を使って言葉を伝えられる尊さ
どなたかの映画評でも書かれていましたが、見終わった後にこれらの温かい感情を無理やり押しつけられることなく自然に感じることができます。
秦基博さんの主題歌もこの物語にぴったりの優しいメロディに歌詞で、エンディングで更に作品の余韻に浸ることができました。
インタビュー記事や舞台挨拶を見て、夫婦役を演じた2組が実際に皎子さん役が保さん役に寄り添って信頼して役を作り上げていったと聞き、まさに演技にもその信頼関係が見え、本当にこの作品に出会えて良かったなと思えます。
色々な世代の方に観てもらい、家族愛や何かを頑張ることの尊さを感じるきっかけになって欲しいです。
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