35年目のラブレターのレビュー・感想・評価
全219件中、21~40件目を表示
よう、泣いたですー。上映中、何度も泣いたです。🥹
2025年劇場鑑賞3本目は「35年目のラブレター」
めっちゃ泣きましたー。上映中何度も何度も。🥹
舞台は奈良。読み書きのできない定年間近の寿司職人、西畑保(笑福亭鶴瓶さん)。彼の目となり、手となり、連れ添ってきたしっかりものの妻、皎子(原田知世さん)と過ごした時間を映しだす純愛叙情詩です。💌
寿司屋からの定年延長の誘いを断り一念発起。妻への感謝のラブレターを書きたいと、夜間学校への入学を決めた夫、保(鶴瓶)。🍣🏫
思いがけず脳梗塞の病に倒れる妻、皎子(知世)。妻を支える夫、保(鶴瓶)。妻、皎子へのラブレターは届けられるのか⁈ 夜間学校の卒業式のシーンは号泣でした。😭
定年したら一緒にあちこちお出かけしようと、集めた旅行パンフレット。いろいろ共感しちゃって。🥹
遅ればせながら鑑賞
夜間中学ってどんなとこ?
僕の3つの良い所 無い無い無い
文盲のリアル、その苦しみThe Harsh Reality of Illiteracy, and Its Pain
良い意味で予告編の印象を裏切られた。
鶴瓶さん、原田知世さん、
重岡大毅さん、上白石萌音さんがメインキャストになれば
良い映画に違いない、と
みんなイメージすると思う(異論は認めます)。
ただ、それに留まらない、
文盲の苦しみを正面から描いた映画でした。
若き日の西畑保を演じた重岡大毅さんが
真面目に生きようとしても文盲という壁に阻まれ
いかに苦労したか、
だからこそ、上白石萌音さんが演じる妻・皎子(きょうこ)との出会い
その出会いも、嫌われるのを恐れて
文盲を隠さざるをえなかった。
その苦悩を見事に演じたおかげで、
妻・皎子(きょうこ)の
「あんたの手になるわ」
が、いかに保にとっての福音だったかよくわかる。
妻に助けられ、文盲が改善されずにきたけれど、
鶴瓶さんの演じる晩年の保が文字を書きたい
という思いが年数分の重みになって伝わってきた。
劇中で、二人には娘が二人いて孫がいる描写に
勝手ながらホッと胸を撫で下ろした。
良い人生だったんだと。
劇中での文盲の苦しみに既視感があったけれど
それは海外旅行に行った時の
不安と焦燥に似ているのだ。
話せない伝わらない、そしてもちろん書けない。
旅行でそれなんだから、そこに住むとなれば
そのプレッシャーは半端ない。
主人公の若き日はインターネットもない、
スマホもない
ChatGPTもない。
高い壁は見える、それを超える大変さもわかる
挫けそうになる、でも生活しなければ
生きて行かなければならない。
話せる相手のいうことはわかる
けれど書けない読めない
見栄を張って誤魔化すことも可能
という苦しみは、ひょっとしたら
海外での体験以上かもしれないと思った。
だからこそ、妻・皎子(きょうこ)の存在は
本当に勇気づけられたんだろうな。
ただの【良い映画】に留まらない
名作だと思いました。
In the best way possible, the film defied the impression I had from the trailer.
With a main cast that includes Tsurube Shofukutei, Tomoyo Harada, Daiki Shigeoka, and Mone Kamishiraishi, anyone would expect a good film (though I admit some might disagree).
But this film went far beyond that—it tackled the pain of illiteracy head-on.
Daiki Shigeoka portrays the young Tamotsu Nishihata, a man who, despite trying to live an earnest life, is constantly blocked by the wall of illiteracy. It’s through his struggles that the encounter with Kyoko—played by Mone Kamishiraishi—takes on such significance.
Fearing rejection, he hides his illiteracy from her. Shigeoka’s heartfelt performance makes us feel the depth of that agony, which in turn makes Kyoko’s line, “I’ll be your hands”—meaning she will read and write on his behalf—all the more powerful. It becomes clear how much of a blessing that was for Tamotsu.
Though his illiteracy remained unresolved, it was with his wife’s support that he carried on. And when the older Yasuharu—played by Tsurube—expresses his desire to write, the weight of all those years hits deeply.
I felt an odd sense of relief when the story showed that the couple had two daughters and grandchildren.
It made me feel—perhaps selfishly—that his life had been a good one.
The pain of illiteracy shown in the film stirred a sense of déjà vu in me.
It reminded me of the anxiety and frustration I felt when traveling abroad—unable to speak, unable to communicate, and of course, unable to write.
And that was just for a trip.
If one had to live like that every day, the pressure would be unimaginable.
In the protagonist’s youth, there was no internet, no smartphones, no ChatGPT.
You can see the wall.
You know how hard it will be to climb it.
You feel like giving up—but you still have to live, to survive.
You can understand what people are saying.
But you can’t read or write.
You can fake it, you can bluff, but that itself becomes another layer of suffering.
Perhaps it’s even harder than being abroad.
That’s why Kyoko’s presence must have been such a tremendous source of encouragement.
This isn’t just a “good film”.
I truly believe it’s a masterpiece.
感動の名作品というほどではなかった・・・
笑福亭鶴瓶と原田知世が夫婦役を演じたヒューマンドラマ。話題になった実話の映画化らしい。
演技は難しいものである。映画には二度ほど、出たことがあるが、みているほど簡単ではなく、たった3行ほどの台詞が、情けないほど、うまく言えなく凹んだことがある。笑福亭鶴瓶さんの映画は初めた見たが、いっぱい映画に出ておられるわりには、なんだかそんなに上手とは思えなかった(笑)。それに引き換え、未だに清楚な原田知世さんの演技はさすが女優さんだと思った。
映画を観に行くとき、映画ランキングでのレビュー評価ってけっこう参考にする。観に行こう、と思った映画が、評価★3.2とかだったら、スルーするし、評価が★4.2とかだったら、絶対みなくちゃって、思ってしまう私はミーハーな人間である。そして確かに評価の低い映画は低いだけのことはある。3.5以下の映画は相対、出来が悪いと思う。
ただ評価が4.0以上のものでも、そんなに高い?って思う作品はちょいちょいある。「ドライブマイカー」や「ノマドランド」などは最初、高評価だったので、無理して観に行ったけど、私には退屈な映画だった。2作品ともいまはそんなに評価は高くないけど・・・。そんな映画は結構ある。
今回みた「35年目のラブレター」も映画comでは★4.2の評価だが、それはちょっと甘すぎるのではないだろうか。私の評価は★3.6。涙腺の弱くなった年寄りの私には結構泣いてしますシーンはあったが、感動の名作品というほどではなかった。なんだか惜しい脚本だったねえ。
ハンカチ必須
実母の行きたい映画だったので家族で観賞しました。予備知識なく鶴瓶さんが出てるならほんわかしたいい映画だろうと思って、期待もそこそこで生きました。
序章から主人公の幼少期のトラウマが描かれて、性格も手伝い、高齢期になっても、できない事が痛いほど伝わってきて、でも人間だから、言わなくてはならないと思った事も、あと一歩の勇気が出ず、言えない、カッコのつかないシーンがあっても、憎めない主人公。
それに対し妻の勇ましさ、優しさ、もの凄く美しく感じました。
最初の方から随所にハンカチ、笑いハンカチ笑い後半はハンカチハンカチ笑いハンカチぐらいの割合になり、本当に心洗われました。
後半の安田顕さんの涙ぐむ目が美しすぎて、ほんの一瞬ですが、そう思いました。
本当に、いい映画でした!
よっこいしょ(ーいち)使わせていただきます
生き続ける言葉達
読み書きのできない夫が、これまで助けてくれた最愛の妻にラブレターを書くために夜間学校に通いだし…といった物語。
終始、夫婦愛に溢れたドラマ作品。
メインテーマもそうですが、歳を重ねて長く一緒にいても、こんなにも純粋にお互いを愛し合える夫婦ってシンプルに素敵だなぁと、ずっと思いながら観てました。
土地柄か、軽快なおしゃべりを交わす人々の様子はなんだか可笑しくも朗らかですね。
保や皎子は勿論、先生や他の生徒達等々…深堀こそされませんが、彼らには彼らで物語があるのも魅力的。そんな人たちがお互いを励まし合い…。
後半は感動の連続でした。妻の為に必死で書いた言葉達…。しかし、最後の最後で保の心を揺さぶったのは…。
”読み書き”と一言で言いますが、本当に読みと書きは表裏一体だなぁ…と唸らされるクライマックスでした。
まぁ、ただ他の皆さまも結構言われておりますが、ちょっとお母ちゃんが若々しすぎて中々スンと入ってこなかった部分は正直あったかも。次点で、個人的に萌音さんが優勝しすぎてて…若き日の保、男として羨ましいぞ(笑)‼
ちなみに皆さんはどう思われるでしょうか?
保さんは結婚して半年間、このことを黙っていた自分を嘘つきだと責めて悔いていましたが…。一回目のお見合いの時点でこの真実を正直に告白していたら、優しい皎子さんといえど次は無かったんじゃないかと思うんですよね。
結果、最後まで皎子さんが幸せだったのなら、早くに言わなかったのは間違いではないのかな…と、ワタクシは思ってしまいます。
涙腺崩壊、とまではいかなかったけれど、色々なことを考えさせられる、愛に溢れた良作だった。最初のクリスマス、貧相(?)なサンタさんに言われて探し始めた奇跡…見つかって良かったね!
大切なのは、心を「伝えること」。
何て素敵な夫婦の物語だろう。夫婦とは、お互い尊敬し、感謝を持ち続けることだと教えてくれる。保は65歳を過ぎてから、字を習って妻に感謝を伝えようと決意する。最初は、余りにも遅すぎるのではないか、字ももっと早く習うことができたのではないかと、彼の本気度を少し疑う。保は自分を支えてくれた妻に感謝しつつも、心のどこかに読み書きもできないような自分と結婚してよかったのかという「負い目」を感じているように見える。それを解決する彼なりの手段が、字を学んで妻にラブレターという形で感謝を示すことだったのだろう。妻の支えにずっと甘えてきた面はあるが、彼なりの本気が伝わってくる。すし職人の修行もそうだが、元々じっくりやることは得意なようだ。カメのように時間がかかっても、妻にきちんと自分の気持ちを手紙で伝えることができるようになったことは、本当に素敵なことである。
保が年をとってから妻にラブレターを書こうと思ったのは、皎子さんがとても素晴らしい女性であったからに違いない。保に接する皎子には母親のような大きな愛を感じる。手がかかる子ほどかわいいとも言うが、ある種こどものように保をかわいいと思っていたのかもしれない。保は、皎子のおおらかな愛にずっと救われていたのだろう。
そんな夫婦の特別な関係を、笑福亭鶴瓶と原田知世という一見違和感のある二人が、見事なハーモニーで演じてくれた。二人の原点の時代を、重岡大樹と上白石萌音が初々しく演じたのもとても効果的であった。話に奥行きが増したように感じる。
大切な人とは、いくつになっても心を伝え合うことができるようになりたいと思う映画でした。
学び
ずっと年齢差が気になってしまう
鶴瓶さん、知世さん良かった
覚悟して泣き行きました
映画館で観たかったのでロードショーが終わる前にと思い、朝イチの上映に行きました。
60代後半の独居老人です。子どもたちは独立しています。3年前に妻が急逝しました。発見した時はお風呂で心肺停止していました。翌年私の血液のがんが見つかりましたが寛解しました。去年以前だったらこのような映画を観ようとは思いませんでした。今回覚悟して観ようと思いました。
ハンカチでは足りないと思ったので、タオル持参で行きました。涙と鼻水はいいのですが、声が出そうで困りましたが、十分泣けました。少しすっきりしました。
私は以前定時制高校の教員をしていました。今は通信制大学に在籍しています。色々な立場でこの作品を観ることができました。自分と妻とオーバーラップするところがたくさんありました。
大事な人と例えケンカをしてもすぐ仲直りをしましょう。今日と明日は繋がっていないかも知れませんから。
全219件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。