「温かくて優しい映画」35年目のラブレター mikaさんの映画レビュー(感想・評価)
温かくて優しい映画
試写会で鑑賞。
俳優陣の演技もストーリーも、予想を遥かに上回るほど素晴らしかった。
この映画は、ただ泣けるだけの映画ではない。
人生の苦しさや報われなさ、そして、人とのつながりが生む優しさと温かさを痛いほど感じた。
よく聞く言葉ではあるけれど、当たり前の毎日があることは奇跡なのだ、家族や友人…身近な人たちに感謝の気持ちを持って毎日を噛みしめながら生きていこうと思えた。
西畑夫婦や周りの人達の温かさはもちろん感動的だったがそれに加え、主人公・西畑保が定年後に夜間中学に通いひたむきに勉強に励む姿がとても印象的だった。人はいつでもどんな時でもいくつでも挑戦できるし、変わっていける、そんな強いメッセージ性を感じた。
観終わった後、明日からも頑張って生きていこうと思える多幸感に満ちた映画だった。
この作品に出逢えて良かったし、多くの人に観てほしい。
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