「愛のカタチ、愛の意味を考えさせられる作品」知らないカノジョ ぺーこさんの映画レビュー(感想・評価)
愛のカタチ、愛の意味を考えさせられる作品
リクとミナミのパラレルワールドなラブストーリーだけれどそれだけではない展開や2人を支える周囲の人達の想いと愛に序盤から心が震え、たびたび涙が溢れました。
中島健人さんのピュアで繊細な表情ともしもの世界でミナミとの日々を想い流れる涙は切なくグッとくる演技でした。
そしてmiletさんの歌声がなんと言っても1番心を揺り動かしエンドロールまで涙が止まらなくなるのです。妻ミナミの可愛らしさと歌手ミナミのオーラを見事に使い分けた演技は初とは思えないほどでした。
2人を見守る桐谷健太さん演じるカジさんも
風吹ジュンさん演じるミナミの祖母もかなりのキーパーソンで観る度に感情移入し違った角度から人物像を見ていくのも楽しい。
三木孝浩監督の作る独自の世界と映像の美しさを堪能出来るのも、当たり前になりがちな自分自身の大切な人への感謝や愛を再確認出来るところも素晴らしい。
老若男女安心して観られるピースフルな作品だった。
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