「今更ながらレビュー」劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 にしさんの映画レビュー(感想・評価)
今更ながらレビュー
観に行った日は忘れてしまいました。
忍たまはテレビのショートでしか見たことない知識で、は組の3人と土井、山田先生ぐらいしか知りません。
今回はいつもの忍たまの雰囲気とは違うのもあって気になり観に行きました。
テレビとかではほのぼのした雰囲気ですが、この子達が生きてる時代は合戦してて、いつ命を落とすかわからない世界なの忘れてました。
感想としては…。
果たし状を受け取った土井先生、その場に赴き果し合いに応じるも土井先生が圧倒的に強く「もうやめよう」と提案するも相手は止める気配なし、果し合いの最中川に飛び込んだものの何かにぶつかり、そのまま消息不明の行方知れずに。
学園長先生や山田先生からの伝令で土井先生の捜索に入る忍術学園の6年生達ですが、探せど痕跡も掴めない土井先生は既にこの世にいないのでは?という懸念を抱いてしまいます。
しかし、捜索範囲を広げた事で土井先生を連れて行ったと思しき者達の情報が入り、そこへ忍び込んで探索することに。
ここで6年生達が私服から忍び装束に着替え、それぞれの獲物を手に(現地調達もあり)情報のあった敵の領地へ。
その途中、謎の白装束の忍びと出会い戦闘になり、忍術学園でも精鋭の6年生が束になっても敵わない白装束でしたが、どこか身に覚えのある姿……にて、戦ってた相手が捜索していた土井先生である事がわかり戦闘を中断、一緒に帰りましょう。と伝えるもそれに応じない土井先生、話が通じない事に疑念を抱きながらも6年生は撤退を判断し、命からがら逃げる事に成功。
この件を、学園長、山田先生に報告するも、偶然このやりとりを聞いてしまったきり丸は先生方から「口外無用」とし一人秘密を抱えてしまう。
その後、上級生(5.6年)、山田先生を中心に、土井先生奪還作成が開始される(奪還不可の場合は…)という流れになります。
今作は、いつもの「忍たま」である3人はちょっと影が薄く、子供向けというよりも描写こそは演出が工夫されているとはいえ、合戦、命のやり取りをしているであろう描写もあり大人向けっぽい内容になってる感じでした。
個人的にはこの作品で5~6年生を知り、これだけの判断ができるの凄いぞ。と同時に「上級生達」は既に命のやり取りをする場にでているんだろうな。と想像させられます。
そんなに長くはないけど、上級生の活躍を観たい人はお勧めです。
円盤化もされましたし、是非。
1年だから仕方ないとはいえ「新兵衛」の緊張感のなさは作品とちょっと合って無かったかも…