劇場公開日 2024年7月19日

化け猫あんずちゃんのレビュー・感想・評価

全97件中、41~60件目を表示

5.0パチンコで負けてしょげる猫がメチャ笑えます(笑)

2024年7月28日
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とても不思議な映画だった。
見た人はわかると思うんだけど、ストーリーとかわかる前から、なんか雰囲気がもう不思議で。
あんずちゃんが猫のくせにしゃべって原付乗って、マッサージのバイトとかまでしてるのを、みんな違和感なく受け入れてるんだけど、それが全然気にならない。
そういうもんかなあ、と思えてきてしまうのです笑。

そんな不思議なノリで、言いたいことがあるんだかないんだかよくわからないまま話が進んで、あれよあれよという間に地獄にまで乗り込んで、現世に戻って派手にカーチェイスしたりして、結構急展開があるんですけど、終始あんずちゃんはマイペースというか、、いや結構頑張るところは頑張るんですけどね、所詮猫だからなあ、という感じなので・・・そこまで温度も上がらない。
そう、良くも悪くも猫なんです。
化け猫といっても、完全に人間みたいな責任感があるわけでもないので。
これで伝わるかどうかわかりませんが笑。

そんなほんわかした不思議な映画なんですが、では見ていて感情が動かないかというと、そんなことはなくて、なんというのでしょう、ラストには、うまく理由は説明できないんですけど、本当に胸がいっぱいになっていました。
ただただ、かりんちゃん(主人公の女の子)の幸せを願って応援したい気持ちになっていました。

そしてそれに続くエンドロール、流れてくる曲が、また素晴らしくて。
信じられないくらいこの映画にぴったりの歌なんですよね。
曲が終わって客電がつくまで、幸せな時間が続きました。

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sokenbitea

4.5大笑いした!

2024年7月28日
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おっもしろかった〜〜〜!
内容全然知らずに見に行ったけど、あんずちゃんの登場シーンからもう爆笑!隣の人も声出して笑ってたのでこちらも気にせず大笑い。終始劇場がくすくす笑って楽しい映画でした。

周りにはいい子ちゃんにしてるけど見えないところでは舌打ちしたりするかりんちゃん。うんうん、いるよね〜、こういう子。父親を名前で呼び捨てかい!と思ったけど、「自分がしっかりきなきゃ」という意識もこういうところからかな。
あんずちゃんによってちょっとずつ「大人のふり」から「年相応の子供」に戻されていく様子とかほっこりした。

後半の地獄からのストーリーはちょっと「??」なところもあったけど、キャラもの映画だからそこまで気にすることはないかな〜ということで特に評点には影響なし。

楽しい映画でした!

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六

3.0シュール、メルヘンではない

2024年7月28日
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ゆうすい

3.5絶妙に性格が微妙な猫

2024年7月27日
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DEPO LABO

2.0情(じょう)のない映画

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

単純

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バソラプンテ

4.5ほっこりしながら色々怖い夏休み猫映画

2024年7月26日
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笑える

楽しい

怖い

予告編でおもろそうだなって思ってほぼ前情報なしで行きました。
最初はほのぼの系なんだろうなーぐらいなテンションで観てたけど割ととんでもない映画だった。
音にちゃんと空間を感じるし、キャラの演技がいちいち細かい。シーンの描写が緻密で惹き込まれるのに、キャラデザが素っ頓狂すぎてギャップに笑っていました。(ロトスコープだって後で気づきました)

話はシンプルだし、冗長な場面もあるけど、ただのほっこり映画じゃないです。

あんずちゃんがイチイチふざけた存在すぎて面白いです。
個人的にはあんずちゃんがブチギレてたときの猫っぽさがたまらなくツボでした。
あれは猫飼いならきっと分かる。
猫アニメとしてもとても良いものです。

話が進むにつれ、しれっと怖いシーンや生々しさが見えたりして、いい夏休み映画だと思います。

また観たいなぁ。また観よう。

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ワジャ

3.5あんずちゃんと行く地獄巡りの夏休み

2024年7月26日
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何とも脱力感たっぷりのファンタジーアニメで、最初に観た時はどうって事ない内容と思ってたら、後からジンワリくる不思議な作品でした。伊豆半島の田舎のお寺に一人預けられた女の子と、お寺に住んでいる化け猫のあんずちゃんとの一夏の物語です。まず、化け猫なのに人間社会で堂々と生きているあんずちゃんと、周囲の人間達がそれを当然のように受け止めている世界観が面白いです。スーパーカブに乗って登場するあんずちゃんの姿や無免許運転で警官に捕まった時のやり取りは爆笑でした。主人公のかりんちゃんは、性格がきつそうであんまりいい子ではないけど、あんずちゃんは、どんなに意地悪されても馬鹿にされても動じないでかりんちゃんを守るマイペースで優しいところがいいですね。あんずちゃんのキャラは、藤子不二雄と赤塚不二夫を混ぜて宮﨑駿風味を足したゆるキャラっぽく、森山未來のおっさん声の吹替は、人によって好き嫌いが分かれるかも。映像はフランス人スタッフが大勢参加しているためか、パステル調のきれいな色使いでした。役者では、森山未來の声が正直微妙だけど、最後の方では慣れてきます。

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シネマディクト

4.0あんずちゃん可愛い。

2024年7月26日
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泣ける

笑える

幸せ

猫好きの私。これは見なくちゃと思い仕事終わりに観に行きました。
猫のくせに喋れてバイク乗れて仕事まで出来るとか面白くてくすくす笑いました。
とても可愛いあんずちゃん。38歳らしい…猫バイクの免許取れるの…❓
ただ、お父さんクズすぎた…こんな可愛い娘置いてくとか普通ないよ…
そんなすぐに短期間で100万以上用意できないでしょ。
腎臓でも売ったのかな…海外に。
猫好きの皆さん、ぜひ見てください。
あんずちゃんは可愛いですよ。
でも雄なのにあんずは変な気もするけど…

後エンドロールに大谷育江さんがいて、え、この人だったのってなりました。豪華すぎる‼︎

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めぐ

3.5人間臭い化け猫と貧乏神のキャラが良い

2024年7月25日
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原作も何も知らない状態でしたが、たまたま時間が空いたので鑑賞しました。

思いがけず面白かったです。
昭和のグータラおっさんのような化け猫や貧乏神が愛らしく見えてきます。

複雑な環境のせいか子供ながらに人の顔色を読んで同情をひく術を身に付けている猫っかぶりの女の子にも甘やかさずあんずちゃんなりに正直に接するのですが、お互い煩わしそうな関係性がどう変わっていくかも個人的には見どころでした。

可愛いらしい絵柄のアニメですが小さい子には世界観や内容が意味不明かもしれません。
割と大人向けなのかも。

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もやすけ

4.0 なんとも変な映画!親に捨てられた都会の子供が田舎で友達を作る、死...

2024年7月25日
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 なんとも変な映画!親に捨てられた都会の子供が田舎で友達を作る、死んだ母親に会うために彼岸へ旅する少女、妖怪と少女の疑似親子的交流、と要素だけ挙げるとそれこそジブリかと思うくらい王道なのだが…まずトトロ的ポジションを37歳フリーターの化け猫(中身は森山未來!)なのが、おかしい。他の妖怪連中も神秘性のかけらもなく、ぬぼ~っと出てきてしかもたいして役に立ちゃしない。見方はダメ人間ダメ妖怪ばっかりなのに、終盤では迫力のカーチェイスから、いたいけな小5ヒロインの面前で繰り広げられる容赦ない暴力展開!閻魔大王のほぼヤクザ的凄みよ…。それでもなんでも、なんとかくぐり抜けてやっていこう、というええ加減な逞しさ、みたいなものに貫かれている。変な映画だが、良い映画だった。

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sugsyu

3.5よかった

2024年7月25日
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吉泉知彦

5.0展開がよい

2024年7月25日
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泣ける

楽しい

幸せ

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まいにち

3.5姿が猫に変わるだけで、こんなに印象がキュートでまろやかになるのものでしょうか。見た目と異なり中身はおっさんという「ギャップ萌え」も発生しているようです。

2024年7月25日
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笑える

 「カラオケ行こ!」「1秒先の彼」の山下敦弘監督とアニメーション作家の久野遥子監督がタッグを組み、いましろたかしの同名コミックを日仏合作で映画化し、アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門に出品された長編アニメーション。

●ストーリー
 ある豪雨の日、南伊豆・池照町の一角にある草成寺の住職が段ボール箱の中で鳴いている子猫を見つけます。その猫は「あんず」と名付けられて大切に育てられますが、奇妙なことに20年が過ぎても死ぬことはなく、30年経った頃には人間の言葉を話して人間のように暮らす化け猫となっていました。現在37歳のあんずちゃん(森山未來)は、飼い主であるおしょーさん(鈴木慶一)の養子となり、寺の仕事を気まぐれにこなしつつ、日常生活をおくっていたのです。たまに原付バイクに乗って移動し、マッサージ師のアルバイトもしていました。但し、ノーヘルと無免許を警察に指導された後は自転車に乗り換えています。
 見た目は愛らしいのに、食事中にオナラはするわ、立ち小便もするわ。しぐさは完全なおっさん。 おしょーさんに拾われた際に、安心させるような笑い声を掛けられており、それに似た「ニャッハッハッ」という高笑いをよくします。
 ある日、親子ゲンカしたまま行方がわからなくなっていた住職の息子の哲也(青木崇高)が、11歳の娘かりん(五藤希愛)を連れて寺に帰ってきます。かりんの世話を頼まれたあんずちゃんは、仕方なく面倒を見ることになります。
しかし逆に金をあんずちゃんにパチンコで使い込まれる等、迷惑を被ることに。またかりんには、亡くなった母に会いたいという願望があり、それを叶えて名誉挽回したいあんずちゃんは、彼女と一緒に上京するのです。さらにどういうわけか、地獄へと繰り出すことになります。

●解説
 今作の最大の特徴は、実写映像を基にアニメーションを作る「ロトスコープ」と呼ばれる手法を採用したことにあります。山下監督が演出し、撮った映像や音声に基づき、久野監督がスタッフとアニメーシを作り上げました。
 あんずを演じた。中の人”は、森山未来。ロトスコープの効果は抜群で、躍動感あふれる森山の動きと豊かな表情があんずに乗り移っています。シンプルなアニメ化ではこの味は出せなかったことでしょう。これだけで一見の価値ありです。
 山下監督は過去の実写作品と特段、変わらずに演出したといいます。「全身で芝居をするタイプ」と評するあんず役の森山未来については「猫っぽい動きを注文したりはしたけれど、わざとだらしない感じでやってくれて、苦労はありませんでした」と称賛します。 一方、久野監督は「動きが出すぎてしまうか、普通のアニメの感覚で止めすぎてしまうか。うっかりすると、どちらかになってしまう」と、難しさを語る。ただ、大きな発見もあったといいます。「人間は思ってもみない動きをするので、自分も、アニメーターたちの頭も拡張されていく感覚がありました。初めて監督という立場で長編を手がけたことで、『お芝居の大切さ』が身にしみました」。

 脚本開発にあたっては、制作に加わった仏のアニメスタジオ「MIYUプロダクション」の意見も多分に取り入れました。その結果、仏側の反応が良かったといいます。その結果、あんず以外の妖怪の登場シーンが増加。
 あんずちゃんにしか見えない貧乏神とか妖怪とかが現れるとぼけたエピソードは脱力系のコメディーとなっています。貧乏神やカエル、たぬき姿の妖怪たち。えんま大王まで出てくる後半のドタバタ劇は笑いを誘うことでしょう。同時に、かりんの母への思いが浮かび上がり、今までの反抗期一色だったあんずが、ひとりの娘として可愛らしく思えてくるのです。頼りない父親だけど、それでも親として認めているかりんの気持に触れるとき、ちょっとグッとくるものを感じることでしょう。

●感想
 姿が猫に変わるだけで、こんなに印象がキュートでまろやかになるのものでしょうか。見た目と異なり中身はおっさんという「ギャップ萌え」も発生しているようです。
 人を食った話だと、あきれることなかれ!タイトルと設定と絵柄から予想される興趣のはるか上を行く佳品でした。だらしない中年オヤジのごときあんずちゃんは情に厚い人格者~トラ柄だけに寅さん的(?)で、頼りない父親を、不満だらけでも慕うかりんを見守る。その距離感が絶妙で、多感な少女のひと夏の物語としてみずみずしいなと思えました。
 ただし、かりんの母親に会うためにあんずちゃんと地獄に行くという展開、特に閻魔様まで登場し、閻魔様の手下となる妖怪とあんずちゃんたちがバトルを繰り広げるところはぶっ飛びすぎて、ストーリーについて行けませんでした。その辺が同じ異界を描く新海誠監督作品との違いでしょう。

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流山の小地蔵

3.0「お前に何がわかる」と叱られると思いますが

2024年7月25日
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笑える

悲しい

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吉住くん

3.5うちの猫も大切に育てています♪

2024年7月24日
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楽しい

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ゆき

3.5トトロっぽさと、あと何かが混ざってた

2024年7月24日
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だいず

5.0「生きてればいいことあるから」かりんのみずみずしい表情がさらに傑作へと導いている

2024年7月24日
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泣ける

笑える

ここのところ、不満足なアニメ映画が続いていたのですが、久しぶりに素晴らしいアニメ映画に出会えました。後半は涙目になり、それでいて懐かしさと心地良さを感じました。
化け猫のあんずちゃんは、ドラえもんをおじさんっぼくしたキャラですが、かりんを優しく見守る姿に好感です。
かりんは、舌打ちするリアルな現代っ子ですが、みずみずしい豊かな表情が印象的で、作品の質をさらに高めているように感じました。
「生きてればいいことあるから」は、劇中でかりんの母親が言ったセリフです。今、自殺を考えている人たちにぜひ届けたい言葉です。前向きに生きていける人間になりたいですね。
往年の名作を現代的にアップデートした感触があり、アカデミー賞のアニメ部門にノミネートされる可能性は高いと思います。

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ゆきとう

3.5不思議で微妙で愛おしい

2024年7月24日
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癒されないけど、憎めない。
可愛くないのだが、愛おしい。
微妙で褒めにくいのだが、嫌いになれない。
不思議な作品でした。

キャラたちが法を犯したり、過激な暴力表現があったりと、ややとっつきにくい部分もあったが、アニメーションというオブラートが上手く機能していたと思います。

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コージィ日本犬

4.0実写をアニメ化する手法故か

2024年7月24日
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日常にとぼけた化け猫やらやさしい妖怪やら情け無い死神やら出てきて楽しい
それにしても地獄の鬼どものヤクザと見紛う恐ろしさ
少女の成長物語なのだが、いい加減な父親半殺しは良いとしても、愛する母親は地獄でどうなってしまうのだろうか?

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すぅ

4.0”あんず”と”かりん”の地獄巡り

2024年7月24日
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実写映像をアニメ化する「ロトスコープ」という手法を使って制作されたアニメということでしたが、私の鈍感さゆえか、正直普通のアニメとの相違が感じられませんでした。

それは脇において内容的なところでは、化け猫であるはずのあんずちゃんが、普通に人間社会に溶け込んでおり、愛らしいオッサンそのものを演ずるという世界観が心地よかったです。借金取りに追われる父親に、祖父が住職を務める伊豆のお寺に半ば置き去りにされてしまったかりんが妙に大人びていて、いかにも現代の女の子っぽかったのもキャラクター設定として良かったと思います。

終盤亡くなった母親に会うために地獄に侵入したあんずちゃんとかりんの冒険や、対峙する閻魔大王のユーモラスなヤクザ感も絶妙で、終始温かい空気に包まれたお話でした。

惜しむらくは、「ロトスコープ」の良さを実感できなかったことくらいでしょうか。

そんな訳で、本作の評価は★4とします。

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鶏