化け猫あんずちゃんのレビュー・感想・評価
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隠れた秀作、もっとたくさんの人に見てほしい
お寺の和尚さんに拾われた時は普通の子猫だったがなぜか30年生きてしまい化け猫になってしまったあんずちゃん
お寺に住まわせてもらい原付に乗り按摩さんの仕事をするおじさんのような猫
無免で捕まった時、「猫は免許いらないと思って…」ってやり取りは笑ってしまった
ゆるい世界観がいいですね
かりんちゃんのバイト代をパチンコですってしまったり駄目な所もあるが友達のよっちゃんやかりんちゃんを貧乏神から追い払おうとしたり正義感はある
子供向け映画かもしれないけど大人も十分楽しめます
ほっこりしたい、笑顔になりたい人におすすめです
化け猫との不思議な体験
都会の小学校に通っていたあんずは借金取りに追われる父親に連れられ、祖父が住職の田舎のお寺で暮らすことに。
そこにはまるで人間のように二足歩行で歩き、スマホで電話する化け猫のあんずちゃんがいて――
バイクに乗るし、バイトもするし、酒も飲むおっさんみたいな化け猫のあんずちゃん。
人間社会に溶け込むようにごく普通に暮らしています。
かりんの周りでは他にも不思議なことが続き、
だらしない父への反抗と大好きな亡き母の面影を追い続けるあまり
とある大騒動になってしまい……
昭和に時が戻ったような何もない田舎町の日常のなかに
化け猫のあんずちゃんを初めとしてどこか人間臭い不思議な存在が多数登場して
昔のテレビなどで見たなつかしい日本の原風景を感じます。
そんなちょっと懐かしい不思議な世界を楽しみたい人に見ていただきたい映画です。
キャラクターが最高に可愛い
息づかい
あんずちゃんはひたすら可愛い
おじさんだけど
化け猫ってあーいうもんだっけ??
特に人間も問題なく共存している(世界)
喪失した少女の夏の成長物語
「ももへの手紙」
「海獣の子供」
に通じる不思議な経験をして
一つ大人へ一皮剥けていく
実写映像からアニメーション化していく
トロスコープの手法で
とてもリアリティのあるアニメーション
また声も同時に録音されている為
キャラクターの動きと声が非常にマッチングしていた
観ていて違和感がない
劇場で観れて良かった
あんずちゃん猫又ではないのね
ややモヤっともするけど、あんずちゃんのキャラが魅力的!!
あんずちゃんは可愛いし面白くてずっと見てられるなーって感じでとても魅力的。
一方で女の子かりんちゃんの方はどうも好きになれず、寂しさ紛らわせからの行動や性格なのはわかるけど、でもなんだかなぁって感じで…
「あんずちゃん」
基本的には人型で呑気なキャラで、でもどことなく動きが猫なのがとても魅力的。
場面によっては猫の姿になるけど、それはそれでとても可愛い!
なんとも言えない表情するところとかが良かった!
「日常パートが最高」
前半はあんずちゃんの日常がメインで描かれる。一応働いてるんだ…って場面から、無免許で普通に警察のお世話なってる…!とか、ゆるい日常が最高でした!
あんずちゃんちゃんと料理とかもしてとても偉い(食材めっちゃこぼすし、イカは地面落とすけど…笑)
山の妖怪?たちとの宴会後、残りもん食べつつの後片付けの様子もなんか良かった。
あんずちゃんの日常ずっと見てたい!
「いざ!地獄へ!」
後半はかりんちゃんの母に会うために地獄へ!って話だけど、え?かりんちゃんのお母さんいるの地獄なの…?って疑問。
まぁ生きてるだけで何かしらの罪を犯しているから人はみんな地獄行きなんて事も言うから、そういうものかのかも知れないけど、良い人そうなのに地獄なのかぁ…ってのはなんだか腑に落ちなかった。
そしてその後のてんやわんやに関しては、まぁ完全にルールを破ってる現世側が悪いわけで、そりゃ死人を勝手に連れてかれちゃあね…
「原付3人乗りの高速逆走はやべぇ!」
流石に危険すぎる!!って気持ちでいっぱいで、なんかすごいヒヤヒヤした!!
「あの後どうなった」
なんやかんやあって母はまた地獄へ戻るわけだけど、閻魔様から「わかってるんだろうなぁ?」的な脅しをされるけど、どんな地獄が待ってるのかは明確にならない。
ルールを破ったとは言え戻った地獄でどんな事が待ち受けているんだろうか…
あれでいいのか…?
「貧乏神に憑かれていた人」
名前忘れちゃったけど、あのおっちゃんはあの後どうなったんだろ?また就職とかできたのかな?っていうか貧乏神ついた状態でも一応仕事決まったりしてたのなかなかすごい事なのでは??
「父の借金」
結局返済はどうやってしたんだろ?半殺し状態になってたけど、それで勘弁してもらったって事なのかな?
酷い目にはあったのかも知れないけど、なんかそれだとまた借金とかしそうだなぁ…
とにかくあんずちゃんが魅力的すぎる作品。
日常パートだけ延々と見ていたい気もする。
そして本作ロトスコープという手法で作られたということで、テイラー映像でもあったけど森山未來さん(猫耳付き)が実際に演じた動きをトレースする感じでアニメーションになっている。
森山未來さんが演じている映像自体もなかなか面白いので、なんかの機会にその映像もう少し公開されないかなー
まったり見るのにちょうど良い作品で、前半は特になんかクスッとくる面白い場面も多かった気がする。
了解まんにゃ〜くらいのゆるい感じで生きていきたいものですね。
パチンコで負けてしょげる猫がメチャ笑えます(笑)
とても不思議な映画だった。
見た人はわかると思うんだけど、ストーリーとかわかる前から、なんか雰囲気がもう不思議で。
あんずちゃんが猫のくせにしゃべって原付乗って、マッサージのバイトとかまでしてるのを、みんな違和感なく受け入れてるんだけど、それが全然気にならない。
そういうもんかなあ、と思えてきてしまうのです笑。
そんな不思議なノリで、言いたいことがあるんだかないんだかよくわからないまま話が進んで、あれよあれよという間に地獄にまで乗り込んで、現世に戻って派手にカーチェイスしたりして、結構急展開があるんですけど、終始あんずちゃんはマイペースというか、、いや結構頑張るところは頑張るんですけどね、所詮猫だからなあ、という感じなので・・・そこまで温度も上がらない。
そう、良くも悪くも猫なんです。
化け猫といっても、完全に人間みたいな責任感があるわけでもないので。
これで伝わるかどうかわかりませんが笑。
そんなほんわかした不思議な映画なんですが、では見ていて感情が動かないかというと、そんなことはなくて、なんというのでしょう、ラストには、うまく理由は説明できないんですけど、本当に胸がいっぱいになっていました。
ただただ、かりんちゃん(主人公の女の子)の幸せを願って応援したい気持ちになっていました。
そしてそれに続くエンドロール、流れてくる曲が、また素晴らしくて。
信じられないくらいこの映画にぴったりの歌なんですよね。
曲が終わって客電がつくまで、幸せな時間が続きました。
大笑いした!
おっもしろかった〜〜〜!
内容全然知らずに見に行ったけど、あんずちゃんの登場シーンからもう爆笑!隣の人も声出して笑ってたのでこちらも気にせず大笑い。終始劇場がくすくす笑って楽しい映画でした。
周りにはいい子ちゃんにしてるけど見えないところでは舌打ちしたりするかりんちゃん。うんうん、いるよね〜、こういう子。父親を名前で呼び捨てかい!と思ったけど、「自分がしっかりきなきゃ」という意識もこういうところからかな。
あんずちゃんによってちょっとずつ「大人のふり」から「年相応の子供」に戻されていく様子とかほっこりした。
後半の地獄からのストーリーはちょっと「??」なところもあったけど、キャラもの映画だからそこまで気にすることはないかな〜ということで特に評点には影響なし。
楽しい映画でした!
シュール、メルヘンではない
あんずちゃんの登場シーン、原付きから降りる所が妙にリアルだなぁと思ったら、実際の俳優の動きを抽出してたんですね。
閻魔と鬼は反社にしか見えなかった。
地獄パートからの流れを見てると
母親は父親のせいで死んで地獄行きとしか思えず。
娘と夫の犠牲になるお母さんが気の毒で仕方なかった。
絶妙に性格が微妙な猫
母を亡くし、実質父から育児放棄されている絶望から、したたかに生きる術を身につけている主人公が、祖父の寺で働く、絶妙に性格が微妙な化け猫と出会い成長していくお話。
もののけ達との日常を送る中、
貧乏神が接近したことで、主人公はあの世の存在に気付き、死んだ母がいる地獄へと導かれる。
残虐非道に処刑する鬼たちに追われる中、母を連れ出すが、失敗してしまう。
最期に母に逆立ちの練習を成果を見せることはできた主人公は、自立する力と帰る場所を手にする。
情(じょう)のない映画
何というか、日本古来の文化や情(じょう)の無い映画でした。
タイトルは「化け猫あんずちゃん」なのに、映画では少女が主人公だし、化け猫のエピソードとストーリーがいまいち噛み合わないし、なんか変だと感じたのですが、映画を観た後に原作漫画を見て分かりました。
映画の主人公の女の子、原作には影も形もないんですね!
当然母親も、地獄も閻魔様も出てきません。
無理やり原作漫画のエピソードを使ったせいか、どおりで登場人物が揃いも揃って情もへったくれもない人ばかりだったわけです。
たとえば、毒親の父親はもとより、祖父の和尚さんも血の繋がった孫なのになんか他人事のようにしか関わらない。田舎特有のお節介なお隣さんも出てこないし、心配する妖怪たちも金で解決しようとする。化け猫のあんずも、本気で面倒くさがって、積極的に関わろうとしない。東京の結婚の口約束をした友達以上恋人未満の男の子も、お受験優先で主人公のことはスマホ弄りより優先度が低い。
地獄の閻魔様や獄卒たちも、ヤクザのような有様で、情どころか品もない。
母親が唯一主人公のことを心配していたが、状況に流されるまま。
全体的に昭和のギャグテイストなのに、昭和の人情が無い令和のドライな映画でした。
それから個人的に気になったのは、日本文化にあまりに無頓着なところ。
まず、お寺を舞台にしながら、宗派がごちゃ混ぜ。和尚さんは真言系か浄土系の袈裟をつけているのに、お寺は日蓮宗系。仏壇も適当。途中に出てくる過去の写真も宗派ごちゃ混ぜ。(まあコレは、普通の人は気にもならない点だとは思いますが)
それから、蝉が鳴いて盆踊りをしていることから、お盆の時期だと思うのですが、和尚さんが暇そうにしている。お盆は一年のうちで一番お寺が忙しい時期でしょうに。
他には、お地蔵さんが出てくるのに、子供の守護者としてあまり活躍していない。
出てくる妖怪たちもなんかイマイチパッとしない妖怪ばかりで、しかもそれぞれの特色があまり出ていない。
この辺は、フランスとの共同制作というあたりが影響しているんですかね?
あと細かいところですが、化け猫が焼きイカを食べてましたが、猫にとってイカは毒です。化け猫だから関係ないのかもしれませんが、少々引っかかりました。(原作漫画では焼いてるだけで食べていません)
全体としては、ボケーっと見ている分には何となく面白いような気がしなくもないので、星2つぐらいにしておきます。90分と短いので、ものすごい暇で他に見るものがなかったら見てもいいかもしれません。個人的には、おすすめしませんが。
というわけで、あまりに情も素っ気もなかった母との別れの場面はこんな感じだったら良かったのになーって妄想をしてみました。
(以下妄想)
閻魔様たちに追いかけられる主人公たち。妖怪たちが宝くじで買ったスーパーカーに乗って、颯爽と登場! 逃げに逃げる。妖怪たちはそれぞれの特色を生かして足止めをしていく。最後は貧乏神まで情に絆されて手助けをする「ここは俺に任せて先に行け!」
気がつけば、化け猫あんずと娘と母親だけが和尚さんのお寺にたどり着く。
大破する車に、ボロボロの一行。いよいよ本堂の前で追い詰められる。事情を飲み込めずに目を白黒する和尚さん。
化け猫あんずが娘の前に出て庇う「閻魔様、母を慕う子と、子を思いやる母のやったこと。お目溢しを願えませんかにゃ?」
威圧的に迫る閻魔様。「世界の規則は守らなければならぬ。死んだものが現世に居てはならぬのだ!」
その時、化け猫あんずが、和尚さんに目配せをしながら言う「ところで閻魔様、激務でお忘れのようですが、今日は何の日でしたでしたかにゃー?」
ハッと何かに気がつく和尚さん。鐘撞堂に駆け寄り、梵鐘を打ち鳴らす!
トボケタようにあんずが呟く。「おや、いつの間にやら時の鐘が。今からお盆ですにゃー」
閻魔様はジッとあんずを睨む。明らかにまだ時間が早い。
冷や汗を流すあんず。
閻魔はニヤリと笑うと「お盆といえば、地獄の釜の蓋が開いて、死者がこの世に帰ってくる日。お盆であればその母親が現世におってもおかしくは無い。ワシとしたことが、忙しさのあまり日時を忘れていたようだ」
状況が飲み込めず見つめ合う母と娘。理解した途端、抱き合って喜び、閻魔にお礼を言う。
閻魔は慣れないお礼に赤くなりながら、「何のことやら。ワシは規則に従ったまで。16日の朝までには帰って来るように」と言って帰って行く。
母と娘は、それまでの空白を埋めるかのように、盆踊りなどのお盆行事を楽しむ。
楽しい時はあっという間に過ぎ15日の深夜。母はナスの精霊牛に乗りながら、娘に別れを告げる。
泣きながら母を引き止める娘に、母は優しく諭す。「今回は閻魔様のお情けで猶予をもらっただけなのよ。それを裏切ってまた逃げるわけにはいかないわ」
娘は泣きじゃくりながら「なら私があの世にいく!」と叫ぶ。
母は困ったように微笑みながら「そうねぇ、私もあなたと別れたくない。攫っていきたいわ」と呟く。
娘は喜んで叫ぶ「なら!」
母は真剣な顔で諭す「でもね、あの世に行ったらあなたは成長できない。私はね、あなたの成長を見守れなかったことが何よりの悔いなの。だからあなたには、やりたいことを何でもやり尽くして、もうこれ以上何もすることはないと満足してから、あの世に来て欲しいのよ」
娘は俯いて呟く「そんな・・・お母さんと別れたくない!」
母は泣きながら微笑み、「私はあなたがお婆ちゃんになっても、あの世で必ず待ってるから。そんなに慌てて来なくてもいいのよ。大丈夫、来年のお盆にはまた帰ってくるわよ」とウインクをして返す。
母は化け猫あんずに「娘を頼みますね」と言いのこし、和尚さんの焚く送り火の煙に導かれてあの世へ旅立つ。
あんずは「しょうがないにゃー。化け猫は寿命がないにゃ。面倒臭いけど、孫の孫ぐらいまでは面倒見てやるにゃ」と呟き母親を見送る。
娘は涙を拭い、突然、逆立ちをして見せる「お母さん!私、1人で逆立ちできるようになったから!」
母は娘の成長に泣きながら「まだまだね。来年は逆立ちで歩けるようになってるのを期待してるわ」と言い、笑顔で消えていく。
以下、本編へ続く。
ほっこりしながら色々怖い夏休み猫映画
予告編でおもろそうだなって思ってほぼ前情報なしで行きました。
最初はほのぼの系なんだろうなーぐらいなテンションで観てたけど割ととんでもない映画だった。
音にちゃんと空間を感じるし、キャラの演技がいちいち細かい。シーンの描写が緻密で惹き込まれるのに、キャラデザが素っ頓狂すぎてギャップに笑っていました。(ロトスコープだって後で気づきました)
話はシンプルだし、冗長な場面もあるけど、ただのほっこり映画じゃないです。
あんずちゃんがイチイチふざけた存在すぎて面白いです。
個人的にはあんずちゃんがブチギレてたときの猫っぽさがたまらなくツボでした。
あれは猫飼いならきっと分かる。
猫アニメとしてもとても良いものです。
話が進むにつれ、しれっと怖いシーンや生々しさが見えたりして、いい夏休み映画だと思います。
また観たいなぁ。また観よう。
あんずちゃんと行く地獄巡りの夏休み
何とも脱力感たっぷりのファンタジーアニメで、最初に観た時はどうって事ない内容と思ってたら、後からジンワリくる不思議な作品でした。伊豆半島の田舎のお寺に一人預けられた女の子と、お寺に住んでいる化け猫のあんずちゃんとの一夏の物語です。まず、化け猫なのに人間社会で堂々と生きているあんずちゃんと、周囲の人間達がそれを当然のように受け止めている世界観が面白いです。スーパーカブに乗って登場するあんずちゃんの姿や無免許運転で警官に捕まった時のやり取りは爆笑でした。主人公のかりんちゃんは、性格がきつそうであんまりいい子ではないけど、あんずちゃんは、どんなに意地悪されても馬鹿にされても動じないでかりんちゃんを守るマイペースで優しいところがいいですね。あんずちゃんのキャラは、藤子不二雄と赤塚不二夫を混ぜて宮﨑駿風味を足したゆるキャラっぽく、森山未來のおっさん声の吹替は、人によって好き嫌いが分かれるかも。映像はフランス人スタッフが大勢参加しているためか、パステル調のきれいな色使いでした。役者では、森山未來の声が正直微妙だけど、最後の方では慣れてきます。
あんずちゃん可愛い。
人間臭い化け猫と貧乏神のキャラが良い
原作も何も知らない状態でしたが、たまたま時間が空いたので鑑賞しました。
思いがけず面白かったです。
昭和のグータラおっさんのような化け猫や貧乏神が愛らしく見えてきます。
複雑な環境のせいか子供ながらに人の顔色を読んで同情をひく術を身に付けている猫っかぶりの女の子にも甘やかさずあんずちゃんなりに正直に接するのですが、お互い煩わしそうな関係性がどう変わっていくかも個人的には見どころでした。
可愛いらしい絵柄のアニメですが小さい子には世界観や内容が意味不明かもしれません。
割と大人向けなのかも。
なんとも変な映画!親に捨てられた都会の子供が田舎で友達を作る、死...
なんとも変な映画!親に捨てられた都会の子供が田舎で友達を作る、死んだ母親に会うために彼岸へ旅する少女、妖怪と少女の疑似親子的交流、と要素だけ挙げるとそれこそジブリかと思うくらい王道なのだが…まずトトロ的ポジションを37歳フリーターの化け猫(中身は森山未來!)なのが、おかしい。他の妖怪連中も神秘性のかけらもなく、ぬぼ~っと出てきてしかもたいして役に立ちゃしない。見方はダメ人間ダメ妖怪ばっかりなのに、終盤では迫力のカーチェイスから、いたいけな小5ヒロインの面前で繰り広げられる容赦ない暴力展開!閻魔大王のほぼヤクザ的凄みよ…。それでもなんでも、なんとかくぐり抜けてやっていこう、というええ加減な逞しさ、みたいなものに貫かれている。変な映画だが、良い映画だった。
よかった
6歳の娘と見る。主人公のかりんがかわいらしくて安心した。あんずちゃんはちっともかわいくなくてそこが猫らしくていい。
かりんが東京に行っても結局居場所がないのが切ない。好きな男の子の対応が切なくリアルで傷つけないように言葉を選んでいて少し優しい。
お父さんがダメ男で、その分かりんがしっかりしてしまい、大切な子どもの時期を失っている。かわいそうだ。
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