雪の花 ともに在りてのレビュー・感想・評価
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特別試写会にて観賞
吉村昭原作の「めっちゃ医者伝」を加筆修正した作品が「雪の花」だそうです。史実がベースなので実在した笠原良策(松坂桃李)を主人公に北陸地方の四季の情景を織り交ぜながら疱瘡(天然痘)の治療法に奔走する姿を丁寧に描いています。
実話なので盛り上がりに欠ける面はありますが笠原良策の真っ直ぐな生きかたには感動を覚えます。しかしそれは彼自身だけで出来た事ではなく妻の千穂(芳根京子)や師である日野鼎哉(役所広司)、友人の半井元冲(三浦貴大)、大武了玄(吉岡秀隆)が支えてくれた事によって成し遂げたのだと思います。
出演陣では役所広司さんの存在が大きいです。
「名を求めず利を求めず」
日野鼎哉演ずる役所広司さんが発すると説得力がありますよね。
長い映画
予算配分
吉村昭原作・役者のメンツ見ただけで
地味で重厚な映画と覚悟のうえ
試写会参加。
年齢層の平均は60代以上の ご隠居世代。
(主催者側でふるいにかけた印象)
映画好きというよりも
時代劇マニアという感じ。
この系統の時代劇を見慣れていないせいか
最近のSHOGUNや大河ドラマの映像に比べ
予算のほとんどを 俳優のギャラに使ったのか?
言うくらい、美術、効果、撮影、衣装等
とてつもなく質素。
特に 照明に関してだが
画面全体が眠い~コントラストが浅く
解像度の低い画像で平坦な印象。
脚本に関しては
子供を連れて吹雪の中の峠越えのシーンは
いくら映画でも 無理があるだろうが…
しかも、命がけで同行させる
説得力も薄い。
他にも芳根京子の太鼓のシーンとか
いろいろな自治体の絡みや
この時期にこのテーマの作品と
いうのも、ワクチン製造の製薬会社との絡みが
あるのか?と政治的なことも邪推してしまう。
個人的には、昨年話題の坂東龍汰の芝居がもっと見たかった。
江戸時代末期の福井藩を舞台に、数年ごとに大流行して多くの人命を奪う...
江戸時代末期の福井藩を舞台に、数年ごとに大流行して多くの人命を奪う疫病から人々を救おうと奔走した実在の町医者の姿を描く。
主人公の笠原良策を松坂桃李、良策の妻・千穂を芳根京子、良策を導く蘭方医・日野鼎哉を役所広司が演じる。そのほか吉岡秀隆、三浦貴大、宇野祥平らが共演。
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