劇場公開日 2025年1月24日

「やや単調」雪の花 ともに在りて コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5やや単調

2025年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

美しい物語ではあったものの。
福井の偉人を描いた小学生向け教育漫画っぽいダイジェスト風味(眼鏡開発史を描いた『おしょりん』同様)で、大味でドラマとしてのダイナミズムには欠ける印象でした。

引いて全身を写すカットが多く、アップが極端に少ないカメラワークで、遠目に「今だれが喋っているの?」みたいなシーンが多く。
また、あまり困難らしき困難なく、トントン拍子に物事が進む。
せいぜい雪山を超える試練と、藩の官医ら既得権益の人間の妨害(予防接種に関して「呪い」「効果がない」などのデマをばら撒き、チンピラを雇って襲わせる)くらいしかなくて。
単調で眠気を誘うのが難。

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コージィ日本犬