愛に乱暴のレビュー・感想・評価
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最近、江口のりこが良すぎぎる 台詞は少なくただ淡々と進んでいくけど...
最近、江口のりこが良すぎぎる
台詞は少なくただ淡々と進んでいくけど、
ところどころに突っかかりがある
最後までずーっと目が離せなかった
もっとずーっと続いて欲しかった
その後とか、あっても良い
エンディングロールで、
あれが小泉孝太郎だったと知りました
微妙...だな
諸々の理由で鑑賞を迷っていた本作ですが、公開後の評価は高めのよう。吉田修一原作ですし、久しぶりに新宿遠征しようと決意してサービスデイの8時20分の回へ参戦です。夏休みも終わり、新宿ピカデリーの客入りは少し寂しめ。
と言うことで、出足から煮え切らない書き出しですが、観終わった正直な感想は「微妙...だな」。。
キャラクター演出とそれに応えて素晴らしい演技の俳優たちは申し分ない。話も大筋として響いてくるものがあり、未読ながら原作の力強さは感じる。上映時間も105分とコンパクトにまとまっていて、ちゃんとキラーフレーズなども散りばめられているのに、残念ながら全体的に切れが感じられない。桃子(江口)の謎めいた言動、或いは事が進むにつれて奇怪とも思えるアレコレを小出しに伏線回収を繰り返した構成は、前半こそ面白みを感じるもののあとは「インフレ」なだけ。中盤以降は直球勝負でもっと「救いのない感じ」なら飽きずに観られたかな、と思うのですが、そうなると原作と乖離するのかしら?終わり方もフンワリで、観終わった後の「その後」への想像欲が削がれます。
江口のりこさん。最近はすっかり売れっ子で主演作も続いていますが、元々はバイプレーヤーとして多くの作品に出演し、癖のある演技でしっかり印象に残る役者。本作の桃子役は特にヤバさが際立っています。そして彼女が演じることで「自分の近くにもいそう」と感じさせるリアル味で怖さを感じて最高です。
そしてその桃子に対し、誠実さを1㎜も感じない男性二人が個人的にお気に入り。
まずは夫・真守役の小泉孝太郎さん。歳をとって汚れ役も違和感なくお上手。妻・桃子との噛み合わなくなった者同士による居た堪れなさと遣り過ごし方が細かい演技で面白いのですが、終盤にいよいよ逃げ場のなくなった真守が言い放つ言葉「桃子と一緒にいても・・・」に思わず「解るわぁ」と共感してしまいますw
そしてもう一人、桃子の元上司・鰐淵役の斉藤陽一郎さんについては、もはや出てくるだけで笑えます。わざわざ自分に会いに来くる必死な桃子に対し、あからさまに適当な「応答」で遣り過ごそうとする鰐淵。「俺が人事に言えば・・・」っていい加減すぎて苦笑。何なら、ちょっとやり過ぎに見えるからこその伝わってくる「露骨さ」が感じられます。ちゃんとお土産は忘れないところも素敵ですw
チェーンソー
「ありがとう」の一言ですべてが救われる
小泉孝太郎は最低の糞男を演じたら右に出るものはないな
楽しくないから、ただそれだけで他の女に走るのだろうか?
きっと前妻にも同じことを言って別れたことは想像に難くない。
桃子の奇行ばかりに目を取られがちだが、この旦那の方が愛に乱暴では?
小泉孝太郎は最低の糞男を演じたら右に出るものはないな。もうすぐその弟が総理大臣になるのかと考えるとこれも、また乱暴な話だ。
最終的に桃子は勝ったと感じる。
合わない義母は去り
自身が流産しながらも略奪した馬鹿旦那も去り
旦那の浮気に疑心暗鬼になる心配もなくなり
家もまんまと手に入れ
リスタートを切るには万全と言える
桃子は離婚届に判を押してない
いくらでも揺さぶりをかけられる
以上、桃子が勝ったと感じた所以である。
ちょっと神経質で協調性に欠けるとこはあるが、お仕事できる系なので、そこそこ賢いから彼女の未来は暗くはない。最後のショットは私にそう連想させました。
しかし、孝太郎、この先どうする?
マウント取られてるぞ 笑
画面の中心に、常に江口のりこ
人間の弱さを再発見する作品
映画らしい映画を観た
タイトル通り、乱暴ですね
原作は未読ですが、演出をタイトルに寄せてるのがアリアリと伝わってきます。
物を置く時にドスン、テーブルをドンと叩く等、いかにも乱暴感があってクスっと笑ってしまう。
「乱暴な愛」と言い換えた方がお話はわかりやすい気がします。
男は結婚した相手が不妊なので離婚を考えていて、不倫した相手が妊娠をしたら再婚をしようとする。
主人公も元々そういう結婚の仕方をしていたが、流産をしたことで、同じように不倫相手が現れて妊娠をして、離婚を申し立てられる。
その事に納得がいかずチェーンソーで暴れていると、男のホンネが出てきてさらに傷ついてしまう。
しかしながら、納得いかないまでも家はもらうことができたし、まあなるようにしかならないと言った終わり方。
ゴミ捨て場の火事が繰り返される意味が今ひとつわからなかったが、たぶん大事なヒントが隠されてるんでしょうね。
妊娠した不倫相手との修羅場や、いきなりのチェーンソー登場にハラハラドキドキできるので、それだけでも楽しめる映画でした。
夫婦の理想像を考えてしまう
旦那の気持ちがわかってしまう
原作未読。
日常が侵食されていくような不穏な映画。
と言うイメージで観に行った。
幸せな生活と紙一重の地獄での生活。
「ありがとうってホント言わないよね」
と語り手が漏らすが、実際彼女の生活の中でその言葉が聞かれることはない。なんて辛いんだろう。
丁寧な暮らしをしようとするけど、泥水の中で自らの周りを澄んだ状態に維持しようとするが如き勝ち目のない戦い。それは壊れるって。
なんでこんな事になってしまったんだろう?と思えばその矛先は自らに向かう。いつか来た道だ。
旦那はクズ男だ。だが、悲しいかな、僕には彼の気持ちもわかってしまうのだ。正解を見つけられずに正解っぽいところに進んで行っては間違う。彼も自立していないのだ。そんな相手に寄りかかっては語り手も自立できないのだ。だから分かれて正解(と言いたい)だし、新しい生活に踏み出して正解なのだ。
チェーンソー周りに撮影はやり直しが利かなそうな場面が多く、見ていて緊張した。
ホームセンターで混合ガソリン買ってきた?とか、エンジン掛ける前にポンプアップした?とか些細な気になるところ。
ありがとう、と言ってくれてありがとう。
映画らしい映画。
後引く映画。
観終わってからずっと頭の中でぐるぐる。
映画らしい映画で嬉しくなった。
江口のりこさん演じるモモコの居場所がどんどんなくなってゆく恐怖と切なさで心臓えぐられるかと思いました。
伏線にもやられた。
どこかコミカルでコメディチックな印象を持つ彼女ですが、新たな一面を見た。
小説読んだり前情報を見聞きしていたのですが、まだまだ深掘りできそうです。もう一度観ようかな。
最近の日本制作品は映画とドラマの線引きが曖昧になって来ている。
エンタメ思考で映画を楽しみたい方はこの映画に悪評をつけるのだろうな。。
~追記:2024/09/03~
衝動に駆られ、2度目の鑑賞。
更に良かった。
色々腑に落ちた。
全然笑えないシーンなのに
クスッと笑ってしまう、
俳優たちの
ふとした仕草がたまらない。
#愛に乱暴#江口のりこ#小泉孝太郎#風吹ジュン#青木柚#森ガキ侑大#吉田修一
モヤモヤ映画
ハズレ風が吹き荒れる
自業自得
初瀬桃子(江口のりこ)は夫・真守(小泉孝太郎)とともに、真守の実家の敷地内に建つ離れで暮らしていた。桃子は義母・照子(風吹ジュン)への気づかいや夫の無関心によるストレスを石鹸教室の講師や手の込んだ夕飯作りなどで日々を充実させていた。そんな中、ゴミ捨て場での不審火が有ったり、愛猫が行方不明になったり、桃子の平穏な日常が乱れはじめ、ついに夫に浮気相手を紹介され、離婚を迫られた。さてどうなる、という話。
元々、自分が前妻から夫を奪ったんだから自業自得だな、って思った。
携帯で見ていた不倫のコメントは夫の彼女じゃないよね?
アレの意味がよくわからなかった。
チェンソー買ってきて床下に穴を開け、土の中から取り出した箱に入ってたのは流産した子用に準備していた服なのかな?
魚を庭に放っていたのとか、最後、家を壊していたが、建物と土地も貰ってたって事?で、土地を売るために建物を壊してたって事だよね。
桃子の意味不明な行動を見せられるだけでちっとも面白くなかった。
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