「チェーンソー買うことまずないね(追い詰められているんだなー)」愛に乱暴 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)
チェーンソー買うことまずないね(追い詰められているんだなー)
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江口のりこ主演作が続きますね。
今作は吉田修一の小説を映画化。
主人公の桃子が、現実を見ないようにしながら、鬱屈とした日々を過ごす話。
夫の不倫をメインに、義母との関係や仕事の問題など、満足のいかないストレスフルな日々。
桃子が徐々に壊れていくのだが、正常な範囲とでも言おうか、理性はあり自分をどうにか保とうとする。
首輪してるのに捨てられる猫の話は、指輪してるのに捨てられる桃子?揶揄してるのかと思った。
*以下、小説のネタバレ含みます。
映画化を知って読んだ原作では、夫・真守の不倫相手の日記がところどころ差し込まれるが、実はそれは桃子自身のものだと、中盤辺りからわかる。
夫の真守は不倫体質か。桃子も二番目の妻なのだった。
設定全く違うけど、映画ではそういう女性の心のつぶやきが、不倫相手のものと思われるSNSだった。
チェーンソーで穴あけた床下でベビー服を見つけるが、二人が住んでる離れは、真守のおじいさんの愛人が住んでた場所なんですよね、原作では。ベビー服はその愛人の準備してたものだったかな?記憶も曖昧。。映画は家族のことにほぼ触れてないし設定違うのでしょう、その辺りはわかりにくかった。
あと…最初の方の婦人科の場面で、カーテン開けたままの診察にかなり違和感。
それと…江口さんの初ヌード?見せる必要ありましたかね。個人的にはない方が良かった。
さらに…ホームセンターの李君が近所の子っていうのも映像ではわかりにくかった。
以上で星3つです。
風吹ジュンさんは流石、わかりあえない姑役がうまかったです。
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