「裸ブーツ」ドライブアウェイ・ドールズ uzさんの映画レビュー(感想・評価)
裸ブーツ
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思いがけずヤバい物を手にしてしまい、ヤバいヤツらに狙われる、定番ながら大好きなパターン。
…と思ったら、コメディを期待してた分量をレズシーンが埋めるという珍作品でした。
とりあえず生首を運ぶ理由が分からないし、度々入るサイケデリックなインサートも意味不明。
これまた細切れに差し込まれるマリアンの“性への目醒め(?)”シーンも特に活きず。
主役ふたりが小さな諍いを繰り返しながらドライブを続ける裏で、組織が行方を追う流れ。
道中はひたすらレズビアン・バーを巡るだけなのでロードムービー感はナシ。
やっと“荷物”に気付いたと思いきや、調子に乗って使ったカードの履歴で即バレ、即監禁。
さぁどうなる、と思ったら、勝手に仲間割れし、残った一人は何処かへ消えてしまう。
拘束をアッサリ自力で解いたと思ったら、性懲りもなく議員を強請り、素顔丸出しで取引へ。
案の定危険が及ぶも、居合わせたスーキーが返り討ちにしてくれて解決。
う〜ん、ご都合主義満載で盛り上がりも何もない。
そもそも『議員の“アレ”』を謳った商品が出たとして、ホンモノかどうか誰が分かるんでしょう。
スーキーが警察なら、さっさと相談しろよ。
とりあえずジェイミーとマリアンが互いを唯一のパートナーとしたことで、変化と成長は一応アリ。
普通のドタバタコメディが観たかったなぁ。
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