北極星
2022年製作/78分/フランス・グリーンランド合作
原題または英題:Polaris
スタッフ・キャスト
- 監督
- アニナラ・ベラ
2022年製作/78分/フランス・グリーンランド合作
原題または英題:Polaris
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2021年3月19日父親もなくアルコール依存症の母に育てられた姉妹、妹も同じようなシングルマザー、姉のハヤットは北極海の女船長として働く逞しい女性だが女性蔑視の男社会にあって男運にも恵まれず、不遇な生い立ちにトラウマを抱き続ける。
まあ、叔母のハヤットとしては妹の娘イナヤが家族運のない負の家系の連鎖を断ち切って幸せに生きてくれることを願うのでしたとさ。
会話もなく殆ど愚痴のモノローグ、なんて映画だと思ったら登場人物は本人でドキュメンタリー作品、どうしてこんな変わったドキュメントを撮ろうと思ったのか・・。
監督のスペインのアニナラ・ベラはヴィクトル・コサコフスキー監督のドキュメンタリー「アクアレラ(2018)」制作でハヤットと知り合い、彼女に興味を魅かれ映画製作を思いついたそうです。女性監督と女船長、職業は違っても男社会で逞しく生きようとする同志、共感したのでしょうかね。
『私達の家族は女が子供を産んで捨てる。そんなサイクルを繰り返してきた。このサイクルを絶ち切れば、私達を手本にして次の世代も希望が持てる。』
って言っているが、何が言いたいのだ。二人の姉妹の話なのだろうが、双子なのか?見分けが就きにくい。つまり、ファミリービデオを見せられている。
過酷な北極海が出て来て、スリリングなヨットの操縦があるのかと思っていた。
姉 35歳 独身 タバコばかり吸う
負け犬呼ばわり
妹 28歳 子供が産まれる
さて、ヨットはどちらが操縦?多分姉の方だと思う。後の場面で、姉の方にも子供ができるのか?育ったガキが沢山出て来る。なんかハチャメチャ。
相関関係や人物設定画面がハッキリしない。時間がいきなり飛ぶ。
『君が自然に介入するのは良くない』とかのたまわる。そもそも、この地は誰の物?同化政策でローマ法王まで登場する地(カナダじゃないか?でも、グリーンランドやアイスランドだって、フランス系の土地じゃない)。充分に介入していると感じる。まぁ、どうでも良いけど。
高等遊民の資金稼ぎで見せられる見たくもないファミリービデオ。
スマホで見る事を勧める。だから、出来れば、話す相手も画面にいれるべきだ。
原題 Polaris
製作年 2022年
製作国 フランス・グリーンランド合作
上映時間 78分