ルックバックのレビュー・感想・評価
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原作よりも良いと感じた作品
・作品評価としては100点満点です。
・原作漫画読了済みですが、映像表現においては原作を超えているというか、映像化することによるグレードアップを感じました。
・原作付き作品の映画化においては、原作との作品体験の違いが良く語られますが、わかりやすさやとっつきやすさで映画化が成功していると思います。
・本作品は原作漫画の評価が高いことから、作る側においての映画化ハードルも非常に高かっただろうと想像しますが、近年稀に見る傑出した出来でした。
・個人的には、音楽面が映像に追いついていないような印象を持ちましたが、少数意見となりそうですね。
・しかし、最近のアニメーション映画のレベルの高さには驚くばかりです。
私にはわからない
迷うことなく観た方がいい!
多分、一生忘れられない作品。
深夜のラジオ番組で、DJさんが凄く「面白かった」と言いながらも、「この面白さをどう伝えたらいいかわからない、
映画館を出た後も喫茶店でコーヒー飲みながら、この映画のことをずっとずっと考えてんだけど、ただただ自分の気持ちの整理がつかない」と言っていたのが気になっていて、原作は未読で観てきました。
で、鑑賞後ですが僕自身も「この気持ちはなんだ?」と言う問いに色んな言葉が浮かんでは、目の前を通り過ぎてゆく、ただそんな時間ばかりが過ぎています。
作品の全て、背景や音や声がすべてあるべきところにあり、先品の中の要素一つ一つが尊重しあい、そこに存在するよう、各パートのスタッフが作っているのが伝わってくる世界観に浸れる喜び、流れるように進むストーリーに身を任せる心地良さ。
好きなことを突き詰める苦しさも楽しさも、みんなみんな詰まった2人の時間は、やがて、ある事件へ加速していくのですが、過ぎてゆく時間だけがその痛みに寄り添い、癒していく、その描写があまりにも切なくて、優しくて、自分も「明日を生きよう」と背中を押されてました。
河合優実さん、吉田美月喜さんも本当に素晴らしい。
特に自分が好きなのは、河合優実さん演じる藤野が
担当さんとアシスタントの事で電話で話してるシーンで
そうそう、仕事の話って、電話で話とこう言う声のトーンになるよね、凄いリアル。
河合優実さんって、やっぱり天才!?
返画
滲み出る、若々しい苦悩、、、そんな絵と話。
あっという間にレビュー300超えですよ。
原作超えた数少ない漫画アニメ作品だと思います。
走ってるシーンとか動きにしか表現出来ない感情表現ってあるんだなぁ、と動画作画の素晴らしさは言うまでもなく、CGじゃない手描き動画背景とか、押山さんのこだわりの原作世界観です。
話も多分藤本たつき自身の漫画経験、目線が根本にあるからシンプルだが太い。
実は自分も高校あたりから漫画描き始めて美大行った口なんで色々ざわざわ来るものがあります。結局私は別な仕事を選んだがプロになった仲間も決して皆んな成功した訳ではなくまだまだ人生は続くんだわさ。
主役の河野は当然だが、京本の吉田美月喜がぶっちぎりで素晴らしかった。
しかし京アニ事件はこの路線、沿線の若い人達にはかなり大きなインパクト残したんだなと再確認した。世間に背を向けて自分を追い詰め磨くことにより製作物という物を介して世界に認められたいという、物を作る人が必ず通る光と影が悲しい形でパッケージされた事件であり、諸行無常感半端ない。南無。
月と月。裏と裏。影と影。そんな二人。
予備知識0ですが話題になっているので行ってみました。もう、めちゃくちゃ良かった!夢と希望と葛藤と嫉妬心。そして何かを成し遂げる為の決意をたった58分で描いた傑作アニメです。
絵を描くこと、漫画を描くことに懸ける若い二人。これ一見、藤野が才能ある京本に嫉妬する話のように見えて実は才能も実力も藤野の方が圧倒的に上回っている。そのある種の残酷さがとても沁みる。
実力不足を感じる京本と自身の実力をしっかり把握できていない藤野のアンバランスさ。そしてなるべくして離れる二人。それは別れとなりそこからまた新たな想いが生まれる。
藤野はこの連載漫画を最高のクライマックスを持って締めくくるはず。その最初の読者はきっと京本に違いない。窓の外の景色。たった一人机に向かううしろ姿の構図がとても印象的だった。
58分1700円。でも高くない。
できる子と言われた小学校時代
そんなに大騒ぎする映画か?
走り続ける
ルックバック!
映像と音に圧倒される
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