劇場公開日 2024年6月28日

ルックバックのレビュー・感想・評価

全544件中、281~300件目を表示

5.0観たあとの余韻がすごく残る映画

2024年7月16日
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鑑賞方法:映画館

「レビューの点で期待したがそれほどじゃなかった」という意見も散見するので迷ったんですが、減点ポイントが思い当たらないし何より自分がすごく好きだと感じたので、やっぱり5点。
漫画は結構好きで原作も読んでますが、アニメの作画のことはよくわからないし色んなレビューサイトとかインタビューとかで「原動画」とか、線がガサガサしてる(?)とか、少人数というのを見てもピンと来てないところもあります。でもそんな自分でさえ並々ならぬ熱量はものすごく伝わりましたし、本当に「漫画がそのまま動いてる!」としっかり心動かされました。個人的には原作も映画も泣けるというよりはジーンと心にしみて少しうるっとくるお話です。
主人公の藤野ちゃんの、特に小学生の時が秀逸です。ものすごい努力家なのに沢山時間をかけて書いた漫画を「5分で書いた」と言っちゃう(でも顔は得意気)ところ、「私より絵が上手い4年生なんて許せない!」という負けず嫌いっぷりとそこからがむしゃらに努力する泥臭さ。悪意で傷つけるつもりじゃなかったのに勢いでキツい物言いをして「あっ…」という空気の中、少し口を動かして、でも何も言葉が出なくて、結局素直に謝れないところ。欠点ばかりだし素直じゃないけど、そこが可愛いし、ところどころ昔の自分を重ねたりしてすごく愛着が湧きます。
劇中に現実で起きた事件を重ねて、そこばかりクローズアップされることもありますが、原作者は東北の震災を経験しての無力感を消化するために書いた作品でもあると言っていますし、あまりそこばかりとらわれずに見て欲しいです。
観たあとの余韻も、自分の場合は、辛さや悲しさはしっかりと感じつつも、何だか分からない情熱がこみ上げてきて不思議と前向きになれる映画です。それこそ昔の部活とかに燃やしてたかつての自分のひたむきな情熱や、黙々と机に向かう藤野の背中を思い出して、「自分も頑張らないと!」と静かにひたひた内面の熱量が満たされていく感じ。
この作品を作ってくれた人みんなにありがとうと言いたくなる映画でした。

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ねこきち

5.0すごい

2024年7月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

すごい面白いからまじでおすすめ

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藤氏

3.5秀作です。クリエイターを目指す2人の異なる性格描写が面白い。絵が素...

2024年7月16日
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鑑賞方法:映画館

秀作です。クリエイターを目指す2人の異なる性格描写が面白い。絵が素晴らしい。ただ、短い。作品自体短いが、描いた人生が短すぎる。悲しい。追悼作品としてはこれでいいのかもしれないが、劇場で観るエンタメとしては弱い。本当ならこれから始まるはずだったのに。いろんな希望があったのに。現実と重なり、なんか辛くなった。

この監督さんの長編作品、期待しています。

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つもろう

5.0観たあと半日くらいは映画のこと考えてしまう

2024年7月16日
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鑑賞方法:映画館

興奮

原作見ずに、映画見に行きました。手書き線を活かした作画と、こういう動きするよなあというリアリティのある動き、無駄なセリフがない感じがとても良かった。静寂と間の取り方も他アニメに比べて大胆で、作品世界を盛り立てていた。声優はとても自然で、無駄なノイズがなく作品世界に入っていけるためか、自然と自分の思い出とシンクロさせやすく、涙がわりと止まらなかった。中心となる展開については、受け手の経験や見方で様々な解釈も生むと思うが、それで良い。全体58分だが、1時間半くらいの体感。つまらない映画が冗長に感じる場合とは正反対で、丁寧に作られた世界が凝縮されていたから、体感が長かったという感じ。劇場で観ることをおすすめします。

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Junce

5.0よ、良かった!

2024年7月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

原作読破済みです。
いやー心配性すぎて、レビューが絶賛で溢れてきてから観に行きました。

間違いなくルックバックの要素が漏れなく詰まってました。
丁寧に作ってあるなぁという感じです。

声優も初挑戦が主演に据えられていましたが思ったより良かったです。僕はジブリが古い作品ほど好きな懐古厨なので、アニメ声優に関してはやはりプロがやるべきという考えがどこかにあるので不安要素になってたんですが、今回は大丈夫でした。

1時間という短さですが、伝えるべき主題はきっちり収められてて良いと思います。価格に文句言ってる層が一部いるようですが、ちょっと理解に苦しみます。

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さかもと

4.0見事な映像化

2024年7月15日
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鑑賞方法:映画館

原作の良さを十二分に再現した映画。
藤野が生意気なんだけど、口だけじゃなくて天才なのが腹が立つ(笑)
藤野は自分の絵が京本に及ばないと感じるけど、京本は藤野のマンガのファン。
そのことを知って有頂天になる藤野がかわいい。
藤野がどこまで自覚していたのか分からないけど、漫画家って絵が描けるより話が書ける方が大事。
二人が互いに補いあって漫画を描いていく話。
原作通りでも十分面白いけど、もうちょっと藤野の成長が見れたらよかったかな。

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ひとふで

4.5もう少し二人を見ていたかった。

2024年7月15日
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鑑賞方法:映画館

上映時間は58分と短かったけど、短いとは感じなかった、ただ2人に感情移入ができてもう少し2人をみたかったと正直思った。

アニメだけど登場人物が少ない、ほぼ2人の話し、個人的に登場人物が少ない映画は好みだけどほぼ最小人数の2名、2人の話しがギュッと詰まっていてついほろりとしてしまいました。
作画も音楽も素晴らしい、見やすいかもしれません。

藤野と京本の関係はすごく共感ができた。どこかでもう一度みたい良作。

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きよ

4.5ルックバック

2024年7月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

Don't Look Backがまず頭をよぎるので、じゃあ何を振り返れと言っているのかよくわからなかった。
その後、こうかと思い至って震えた。
Look 見ろ、Back 背中を

自分は創作者ではないので創作は内から湧き出る意欲が全てかと思っていたが、誰かに見てもらいたい、後ろに背中をみてくれている誰かがいるというのも創作者たり得る原動力になるのだと理解した。

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コーソン

3.0三つのバック

2024年7月15日
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ファンですと言われ、サインした相棒の背中。
手を引いて外の世界に連れ出してくれ、知ることになる背景美術の世界。
もしもあの時と思い出す過去

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DKawa

5.0心が揺さぶられて‼️❓肌が泡立ち‼️❓感動に咽せた‼️❓

2024年7月15日
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はるばる観てきました。
ああ、前半、その魅力に吸い寄せられ。
二人の出逢いとその個性に打ちのめされた。
結末が、京アニを彷彿させられて、意気消沈したけど、近所だし、子供も漫画描いてるし、どんでん返しの、また、どんでん返しで、ああ、キツクで終わりならば、なんて、なんて運命なんでしょう。
でも、引きこもりから、抜け脱させたからじゃないよ、死んだのは、君のせいじゃない。
ああ、なんて深い、深い物語なんでしょう。
ああ、バイオレット観て以来ですよ、アニメ観て泣いたのは。
あゝ、凄い映画でした🎞️🎟️🎬ありがとうございました😭

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アサシン5

3.5そういうことか。

2024年7月15日
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鑑賞方法:映画館

前評判高すぎたかも。
ただ、あぁそういうことか、と分かれば、妙に後に残る感じ。
この長さだからこそ、観る側の余白が意味を持つ感じ

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マイメロラブ

4.0原作通り

2024年7月15日
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鑑賞方法:映画館

藤本タツキ原作の時点で既に完成しているので原作を読んだ人が改めて鑑賞する意義は薄いかなと思います。
一方、映画も素晴らしいので原作を読んでいないのであれば是非鑑賞するべきとも思いました。

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SO

5.0今まで見た映画の中で最も美しい

2024年7月15日
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鑑賞方法:映画館

エンドロールのひとつだった。

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115

5.0一生懸命生きたいな

2024年7月15日
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鑑賞方法:映画館

何かを選ぶということは、何かをやめたり、置き去りにしたり、あきらめたりするということ。彼女たちのようにあれほどの情熱を持って、何かを選び取れたなら…。わたしはこの映画を観て、一生懸命生きようと思いました。

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定点カメラ

4.0素晴らしい58分

2024年7月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

やたら長けりゃ良いというものではない。とても良くまとめられている。これに時間を割く価値はかなりある。今度原作を買って読んで復習しなきゃ。

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印刷局員

4.5描くと言う事

2024年7月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

鬼才、藤本タツキの作品はチェンソーマン(第1部のみ)を読了。また曲者の作者が出てきたなあ〜と思ってました。
本作の原作本は、無料公開してたのも知らず、気になって内容も知らず衝動買い。
なのに封を切らず寝かしてた。
その後アニメ化を知ってどうせなら、映画見てから読もうと寝かし続けた。

良い映画で、良い原作でした。

観る前に泣かせる話なのだと勝手に思ってたので、劇場で号泣してやると、
腕ブンブン回して臨んだんだけど、泣く事は無かった。
まあ、泣かそうとしてる感じも無かったけど。
大筋としてマンガ創作で出会った2人のバディ物で、出会いと創作欲求の違いから袂を分ける事、その後永遠の別れと存在の確認という、
それほど珍しくない話ではある。

ただその間に描かれた才能に対する嫉妬や憧れ、独善的な考えや、従属的な部分、他者の才能に巻き込まれたり、自分の才能で人を巻き込んだりする様子、単純に褒められた時の高揚感などなど、かつて美大生の端くれだった者には、刺さりまくりでした。

本作は基本的に原作をトレースしたかのような映像化ではありましたが、
表現方法としてマンガとその映像化は、
相反する部分があってマンガは切取り、省略、枠の拡大やレイアウトで語り、映像化は間を埋める作業となる上で、読み手個人の持つリズムと映像化のリズムが合わないと、印象が変わってしまうと思います。
そう言う意味では、私は少し違和感を感じるシーンもありました。(主に台詞のない同じ大きさのコマの止め絵の連続のシーンの映像化)

ただ藤野が京本に褒められた帰りの雨の中、歩きからスキップし、踊り出すシーンは映像化で高揚感が増してました。(原作の3コマ+見開き、計3ページも素晴らしいけど)
原作の持つ細かい描写も網羅しようとしている姿勢は好感が持てて、ずぶ濡れのまま藤野が机に向かう廊下の足跡など、きっちり再現されてました。
そして原作の魂を受けて足された細かいマンガには無い描写、夕暮れの光の反射を受けて走る電車とか、引きこもりだった京本のドアを描いた絵画の色だとか、とても素晴らしかったです。
少し不満だったのは、町に繰り出し手を繋いではしゃぐ2人の手をアップで映し、袂を分つ時に手を離す描写を入れた事、結局2人は手を離す事なく繋がっていたのだから、この描写は少しくどいと思いました。
とはいえ、京本不在の部屋の机の読者アンケートで泣きそうになったので、本当に良い原作だし、映画だと思います。

最後に、この原作の発表時からの実際の事件を下敷きにしている点の賛否について触れるとしたら、私見としては表現者が現実の事象に対してのリアクションとして、表現するのは当然であるし、それが表現者の責務とさえ思う部分もあります。
今までも小説や映画、舞台等で現実の事件は表現されてきた事です。
ただ、それを行うには並大抵では無い勇気と思慮が必要です。
私にはこの作品を藤本タツキ氏が描くにあたり、その勇気と思慮深さを感じました。

描かずにはいられない叫びを感じ感銘を受けました。

長々とレビューと言えない感想文、失礼致しました。

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かぼ

4.5アニメーションの力を感じる

2024年7月14日
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泣ける

悲しい

知的

原作発表の時点で物語については優れた考察や意見が多数出ているので、敢えて内容の詳細には触れない。アニメーションになったことで、もともとの素晴らしい内容がさらに素晴らしくなった。

背景の描写が素晴らしく、私が東北出身ということもあるだろうが、舞台となった東北(山形)の小都市の雰囲気がよく出ている。そのことにより、作品の没入感やリアリティが一層に増した。

また、京本の話し方に訛りを強調したことで、キャラクターがさらに生き生きと存在するように思えた。

わずか1時間の映像だが、多重にもわたるテーマは創作や年齢に関わらずに心を揺さぶるものだったので、是非多くの人に見て欲しいアニメだ。

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バーネット

5.0個人的に大事な一本

2024年7月14日
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泣ける

幸せ

萌える

子供が美大出身で、絵師として活動していることもあり、終始自分の子供を観ているようで個人的に大事な一本になりました。机でひたすら漫画を描く後ろ姿のカットが印象的ですが、絵を描くのが好きな人は本当にあんな感じで、起きてから寝るまでずっと描いている感じ。描く=生きるなんでしょうね、本当にうらやましい。寝食忘れ没頭できるものがあるというのは本当に素晴らしい才能だと思います。
そんな子供も就職で家を出て、いつも絵を描いていた机はぽっかりと空いています。映画を観終わって、ついLINEしてしまいました。たまには帰っておいで。

上映時間が短いこともあってか、映画が終わっても余韻に浸っていたい感じでなかなか席が立てなかった。幸せな時間でした。

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まあさ

5.0うまく言葉にできないけど

2024年7月14日
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泣ける

興奮

幸せ

なんと言って良いか、作り手にここまで心を揺さぶられる作品に出会ったのは久しぶりかもしれない。

もう会えない家族、しばらく会っていない友人、今の仕事、将来、色んなことが頭の中に浮かんでは消えて言葉にすると何か違ってしまいそうで。

でもこの作品に出会えて良かったと言えることだけは確かです。

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shige

4.0短いのが良い

2024年7月14日
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内容もギュッと凝縮されていて楽しめた。

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Yu