ルックバックのレビュー・感想・評価
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好きだからで続くほど単純じゃない
漫画作りの話に手書きのアニメーションがよく映える。 原作漫画と比べて、アニメならではの色や音の演出が印象的。一方で構図や魅せ方は原作のインパクトが強い。そういう意味では、単純なアニメ化とは一線を画す。 クリエイターの原動力は根底では同じなのかな。
完璧なアニメ化
原作はウェブで発表時に読んだきりで鑑賞しました。 最初は線画がラフ過ぎて不思議に感じたのですが、物語が進むにつれ、美しい背景画と対比になって二人の特性を画作りで表現しているのだと気付き鳥肌が立ちました。 声の表現もあまりにも自然で、キャラクターに命を感じましたし、上映時間を良い意味で長く感じたのは初めてかもしれません。 それくらい、短い時間の中に全てが詰まりすぎていました。
全力で何かをやりたくなる!
原作は読んでたけど結構忘れてた、
•何かを続けることは難しいし、挫折を乗り越えて全力でやることはすごいことだと改めて思わせてくれる!
•4コマ漫画がアニメーション化してるのめっちゃ面白い!特に好きなのは生まれ変わって隕石になったやつ笑
令和6年11月19日2回目の視聴!
•プライムビデオで配信されたので視聴!
•ひとつのことに全力になりたいと思った、、
•特に印象に残ったのは、小6の藤野が4コマを見てやめることを決めたシーンで悲しいけど共感してしまう、、どんなに頑張ったとしても上には上がいる。でも藤野は京本と一緒にやりたいことに全力で自分も今からでも遅くないかなと思った、、
傑作である原作を読んだうえで
原作を読んでいたので、映像化に高い期待を寄せていましたが。 圧巻のアニメーションでした! 上映中1秒たりとも退屈しませんでしたし、 上映後放心状態でしばらく立ち上がることが出来ませんでした。 原作を読んだ人も読んでいない人も、最大限楽しめる映像作品だと思います! 皆さんも是非劇場に観に行ってください!
意表。。
意表をつかれた。。1時間たらずで。。なんだろ、このエモさ。1日たっても、一瞬見えたシーンの深さが、頭に湧いてくる。ルックバック、互いの背中を追いかけて、つながって、別れて、互いの道をすすんでも、それでも互いを求めてる。チェーンソーマンの作者ってこんな話を書くんですね。2人の時間の全てがこの1時間に詰まってる。 特典は1時間分のコンテ。シーンを思い出せる、2度楽しめる大盤振る舞い。
2週間前公開の『数分間のエールを=音楽』に似ているようで180度好対照
俺は 漫画もアニメも疎い だから 2週間前の『数分間のエールを』を想像してた 結論から言うと 感想は180度違う。以下🆚『数分間のエールを』 漫画🆚音楽 ① 『チェンソーマン』知らんがな ただし 山で🏔️のみ伐採で使うチエンソーは危ないぞ 資格に準じたもの要する、 ただし高名な原作 漫画家のようだな❗️ 高名🆚新進フレッシュ ②混んでたのは似てるがな ただしこちらは8割 時間が短いという要因は大きいただし 10分短い 58分 ③ 昨日職場帰り、夜🌉興行初日 有料🈶パンフ確保正解✅本日朝10時時点で 売り切れ 今後の補充はあるか❓計画か ④ 鑑賞料金も 有料パンフ🈶も高価じゃがな! ・鑑賞料金 ➕@200円 ただし 入場者特典先着で 漫画本おまけじゃがな ・有料パンフ🈶 @1,500円 ビニール袋入りだがなぜ高い❓内容は 絵コンテ デザイン的 対談で本作が『原作 藤本タツキ 監督その他 押山清高』『声優で 女優の 河合優実 吉田美月喜』 が本作の核とわかる。 ⑤ 画風としては 本作は若干レトロ 最新だったように見えた『数分間のエールを』と対照的 6️⃣ 1時間未満単独だと そこに行き着くか❗️という作品。是非 映画館で パンフはチコっと高いので 補充が無ければ それはそれで 鑑賞だけでも良い。漫画本いつまでかは知らないけど 混んでて暑かったがな ただし 膀胱に優しい映画で ジジイも👴ニッコリ❗️😊 内容が短時間にしてはそこそこ良いし 画風も良い でも 一番いいのは 吉田美月喜 の 東北弁。かえって暖かい でも俺転勤で知ってるけど 若い人で そこまで いわゆる ズーズー弁の人いないって あっ❗️ある程度の ご高齢の方は結構いらっしゃいます。 もう ネット以前に テレビが普及して50年以上 若い人はほぼほぼ 標準語と内輪の方言使い分けててクレバー 情報格差 言語格差は 全国的にありません。 ただ 吉田美月喜さん オーディションからの方言挑戦【カムイの歌の映画でお馴染み】 で 味のあるキャラ好演 圧倒的に 不器用な鈍臭い 京本 役に 同調だった。共感ともいう。 あっ 吉田さん カムイのうた ね。
「ルックバック」の世界観を見事に映像化している
読み切り漫画を劇場映画化した貴重な短編アニメーション。原作「ルックバック」はコミック発売当時に購入し読みました。「ルックバック」ならではの世界観が見事にアニメーション化されていて引き込まれました。58分の短編ですが中身が濃くて十分に満足できる仕上がりになっています。 2024-105
自己慰安の作品
キャラクターの息づかいが伝わってくるような作品だった。
初め、冒頭、闇の中からまるで夜空の星のように幾つもの光が見え、そのひとつに降りてゆくと、そこには藤野がひとりで四コママンガを描いている部屋へと移る。
夜空へ向かっていったように見えた先には地上があったことになる。
これは創作の、創造の、インスピレーションが、星の先にも有り、また、ひとりのペンの先にもあるように思えてくる。
僕はこの作品は自己慰安の作品だと思った。
自分で自分を慰める話だと思う。
創作や創造の、原始のようなところは、それでいいようにも感じた。
それを改めて気付かせてくれる作品のように思った。
四コママンガを得意とする小学生の藤野は、同級生で引きこもりではあるものの、風景画が得意な京本という存在を知り、意識をしながら絵の上達を目指す。努力の線が張り詰めた先で藤野は自分の絵と京本の絵と比較し、四コママンガを描くことを辞めてしまう。卒業式の日、来なかった京本へ卒業証書を渡す頼みを担任の先生から引き受けてしまった藤野は京本の家を訊ねる。出てこない京本の部屋の前に幾つも積まれたスケッチブックの上にひとつ置かれた四コママンガの紙を見た藤野はふと、京本に呼びかけるように四コママンガを描くと、それがうっかりドアの下から向こうへ入ってしまい、慌てて藤野は京本の家を出る。先ほどの四コママンガを見たのか、京本が家を飛び出し、「藤野先生」と呼び止めて、サインを求め始める。引きこもりの京本は藤野のマンガの大ファンだったのだ。京本に話を合わせながら、長編を考えていると述べる藤野。藤野は京本の半纏の背にサインをし、降り出した雨の中歓喜して帰ってゆく。
中学生になった藤野は京本と共同でマンガを作るようになり、やがて作品が入選し始める。
マンガ家としての軌道に乗り始めた藤野はある時、京本から絵の大学に行きたいことを告げられる。共にマンガ家になることを促す藤野に「もっと絵が上手くなりたい」と京本は告げ、二人はそれぞれ別の道を行く。
ある日のこと、マンガを描いていた藤野はテレビのニュースで美術大学で人が襲われる事件があったことを知る。藤野は母から京本が事件で亡くなった連絡を受ける。
葬式の帰り、京本の部屋の前へ行き、自分が外の世界へ誘い出さなければ京本の命は失われなかったのでは、と考える藤野。
卒業式の日、小学生の京本はドアの向こうから入ってきた四コママンガに、「出てこないで」と書いてあり、こわくなって、表へ出なかった。時は経ち、美術大学へ進学した京本は作品制作に打ち込でいたある日のこと、凶器を振り回す男に襲われる。そこへ突如、空手を習っていた藤野が男を蹴り倒し、京本を助け出す。そこで京本はふと気づく。もしかして昔マンガを描いていた藤野さんではありませんか、と。お互い偶然の出会いを果たしたのだ。
藤野は、そんな妄想を、葬式後の夜の部屋で、気づくと四コママンガにしていた。京本の部屋を見る藤野。その窓にはまるで藤野の妄想に呼応するかのように、京本が描いたと思われる四コママンガがあり、凶器が藤野の背中に刺さったオチで「後ろを見て」と書いてある。後ろを振り返る藤野。そこには京本の背に書いた藤野のサインのある半纏がかけられてるのだった。
ざっと書くと、こんな感じだが、途中なかなか複雑な所がある。
自分としては、引きこもりだった京本が美術という世界を頼りに社会へ出る、ということが、偶然とはいえ、社会に潜む狂気にふれてしまうことだったのではないか、と感じた。その象徴として、凶器をもった男というモチーフが扱われたようにも、ひとつ思った。
男が口ずさむ、〝パクられた〟という言葉から、社会事件や問題の一端をも、個人としても想像する。
僕はこれが自己慰安の作品だと書いた。
そして初めには、それが夜空の星のような部屋のひとつひとつ、とも書いた。
個人的に感じたことだが、これは個々人のクリエイティビティが普遍的に求められる時代になってしまったのではないか、ということだ。
それはつまり、個々人の自己慰安が個々人自身に求められていることでもあるように思う。
雑に言えば、〝一億総クリエイター社会〟のようなものになりつつあるのではないか、なっているのではないか、という示唆を、僕はこの作品から感じた。
僕の解釈は個人的な所があると思うが、
そうした自分自身を救う、ということが、もしかしたら誰かをも救うことにつながれば、という祈りのようなものを、勘違いかもしれないが、僕は「ルックバック」から感じた。
こう文を綴ることも、まるで夜空の星のひとつのような、インスピレーションの何かなのかもしれない。そう思いながら、ひとり部屋で書いている。
原作未読でも是非
原作は未読で内容も知らないまま鑑賞。 これ1時間しかないのかって思う、ギュッと詰まった作品。 でも1時間しかないのが良いのかもな。 「実力差に心折られる」 主人公藤野は京本との画力の差を痛感しているわけだけど、1回目は腐ることなくナニクソな気持ちで絵を描きまくるけど、描きまくった結果、画力向上したとて相変わらず差があり、見事に心折れてしまう。 自分の経験上ナニクソな気持ちで励むのも、心折れるのもすごくよくわかる。 でも1回目で腐らなかったの本当すごいなと。テキトーに漫画飽きたとかでいくらでも言い訳もできたのにね。素晴らしい。 「もしあの時…」 とある事件をきっかけにメンタル追い込まれ、もしあの時と考える藤野だけど、想像のその世界線でも結局2人が出会っている展開はすごく良かった。 そして京本が藤野のことを先生と呼ぶくらいの対象であった事も。 想像、妄想の世界線だからそんなのご都合だろうけど、そうであって欲しいし、想像した本人が何よりどの選択しても京本と出会いたいという気持ちが溢れてて良かった。 「ルックバック」 原作知らないのでタイトルのどういう意味かと思ってたけど、なるほどな感じ。 キレイに物語を締めつつ、物語や見ていた映像などいろんなところに掛かってくる素晴らしいタイトルだった。 「とにかく描け」 画力上げるためのアドバイスとしてとにかく描け的な文が出てくるけど、それはホントそうだし、そして何より藤野はある意味宿命のようにもうとにかく描くしかないんだろう。 それが良いのか悪いのかはわからないけど。 上映前は60分しかないし、どんなもんだろと思っていたけど、ホント素晴らしい作品でした。特に何かクリエイティブな仕事、それを目指している人にはおすすめしたいかも。
人は歩みを止めることが出来ない
通常の映画が90分から120分であることから1時間の作品とはどういう風に感じるのか、物足りなさを感じるのかと思いはしましたが稀有でした。上映後にまず思ったのが「本当に1時間だったのだろうか…」 あっという間にも感じたし、作品の重厚感からやはり2時間映画を観た感覚も確かにある。 原作は配信開始当時読了済みで単行本も持っているが劇場化が発表されてからあえて読み返さずこの日を迎えて本当に良かったです。 残念ながら現代社会に出ている人は中々立ち止まって自分の人生を振り返る暇はありません、個人的には顔だけ出して水の中を歩き続けているような感覚です。足を動かさないと息が出来ない。 地道な日々を地道に生きるしかない。 私はこの映画を人生に携えて生きれることがラッキーだと思います。そしてそれだけじゃなくもっといろいろなものを持ちながら背負いながら生きている。そんな事に気付かされる作品でした。
良くも悪くも原作通り
藤本タツキの読切漫画が原作
ウェブ読切に公開されていたものを読んだだけなので
あまり細かくストーリーを覚えていない
良くも悪くも原作通り
京アニ事件をモチーフにしたような事件が描写されるので
初見だと賛否両論がありそう
完全ハッピーエンドにならないストーリーで
さらに1時間程度の映画で鑑賞料金1700円だったので
原作者のファンでないとハードルが高い
学級新聞の4コマを描いていた藤野が
不登校の京本の絵で画力の差をみせつけられたことで
劣等感を感じたり
逆に虚勢をはったりするところは
イラストやマンガを描いたことがある人にとっては刺さるのかな?
京本はアニメだと
話し方がなまりがかなり強く感じる
余談だが入場者特典のネーム本で
登場人物の名前が違っていたが
それには理由があったのだろうか?
私に高評価を与える作品ではなかった。
レビューの評価が4点を超えている。そんなに高いなら、鑑賞してみようかと思った。アニメは年に一本ぐらいしか観ない。映画ファンとして申し訳ないから、評判のアニメは鑑賞義務にしている。 観客席を見渡すと10代・20代の若者ばかり。たぶん、私が最高年齢(68歳)ではないか。 映画料金に割引が適用されず、映画館の人に尋ねたら、この映画は全国一律料金だそうだ。まぁ、内容が良ければ良いかと思い、鑑賞した。結果はタイトル通りだ。 今の若者はこのような作品を好むかとひとつ勉強になった。音楽がうるさい場面が多々あった。背景猫写が美しい。 来場者特典として、原作の冊子が貰えた。一律料金も仕方がないかと考え直し、0.5点加点した。
すばらしいアニメ化でまた観たいと思わせる傑作に
すばらしかった… 原作がいいのはわかっていて、あまり期待していなかったけど、アニメならではの表現でさらに原作の魅力を伝えていくことができてると感じました。 2人が初めて会う場面、雨のなか走り回る場面、4コマ漫画が扉に吸い込まれていく場面、どれもがアニメだからこその表現になっています。 とにかく原作への愛を感じました。押山監督が企画を出したそうで、キャラクターデザイン、脚本、絵コンテ、作画監督も兼任しています。 原作の藤本タツキが、「自分が原作を描いたのに、自分の絵より上手いのが悔しかった(笑)」と言ってしまうくらい、原作の世界観を活かしながら、アニメとして表現できている作品だと感じました。
「努力」の功罪
原作既読でもなければクリエイター側に回ったこともなく、感受性が豊かな訳でも無いので、1時間という短さもあってか正直なところ泣くほど感情を揺さぶられたわけではなかった。 けれど、少しばかりのエネルギーを貰えた気がする。 周りになにか言われるかもしれない、途中何か辛くて悲しいことだってあるかもしれない。 それでしばしば心が折れてしまうこともあるかもしれない。 それでもただひたむきに前を向く姿は美しいし尊い。 ある事件を彷彿とさせるシーンはあれど、見る価値のある作品だと思います。
何かをひたむきに続ける尊さ
ひたむきに漫画づくりを続ける2人の少女の姿を描く青春ストーリー。 久しぶりの映画館でのアニメーション映画鑑賞でした。 周りからどう思われようとも、何かをひたむきにやり続けることの素晴らしさを教えてくれます。“好き”なことが“夢”になり、“生きる”ための理由になる。辛くても苦しくても、それが好きだから。 家族も友人も含めて、自分以外の他人が、自分の“好き”を笑ったりバカにする権利はないから、これからも自分の“好き”を続けていこうと思います。 小学生、中学生、高校生の頃にこの映画を観ていたら、人生変わっていたかも知れないほどの感動がありました。 京本役の吉田美月喜さん、藤野役の河合優実さん、声優初挑戦とのこと。息づかいとか、間とか、声だけじゃない魅力が感じられて良かったです。
描いたマンガの事であって欲しい。
学生新聞で4コマ漫画を連載しクラスメイトから人気のある小4藤野と、不登校同級生の引きこもり漫画家京野の話。
ある日、先生の使いで京野家で出会った2人、「1枚のひらりと落ちた4コマ漫画」を機に、憧れでもあった藤野とアシスタントとして共にする事となった京野、2人の漫画家として動き出した時に…。
ある事件を機に友達でもあり、仕事パートナーでもあった彼女が突然いなくなりで、自分の書いた4コマ漫画がせいでと悔やむも前へ進むしかないと机に向かい、座り作業を始める姿は「前へと進め!」的な作品メッセージと受け取った!そうだよね?そうだ!
てか、この作品って人気作品なんですか?
鑑賞者多いし、なのに劇場側のチョイスで部屋は小部屋だしで観る環境があまり良くなく作品に入り込めなかった…、てかパーソナルスペースって大事ですよね(笑)
もうちょっと落ち着いて観れたら評価はきっと上がってると思ふ。
素晴らしかったが原作は越えない
うーん、★4にするか★4.5にするか悩みました。 原作ファンとしては、本当に丁寧にアニメ化してくれてありがとうの気持ちと、それでは原作は越えられないぞの気持ちの両方があります。 京本にほめられて、雨の中ルンルンで田舎道を帰宅するシーンとか、アニメがいくら頑張っても、数ページの漫画表現に届いていないと感じました。 後、音楽は、don't look back in angerが使われると予想してましたが、残念ながら使われず… ともかくアニメになっても名作であることに間違いはないので、皆さん観てください!
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