ルックバックのレビュー・感想・評価
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結末を知ってるからこそ
動いていたよ、漫画読んで感動したあの作品が
雨の中すんごいニコニコ体全体で躍動したシーンには惚れ惚れしたよ
ジャンププラスで話題の作品と吸い寄せられ読んだあの日
あの時の衝撃は忘れられなかった
長くも短くもないページ数の中で織り成す
少女2人の群像劇
あなたの笑顔が私のきっかけだったのに
そんなあなたが居ない今、誰に届けたらいいのだろう
物語の結末はファンタジーだからこそ起こりうる
藤本タツキワールドで締めくくられていた
これ以上に最高のエンディングはないだろうと言い切れる
1人で突き進む強さ
2人で共にした忘れられない想い出
また1人になってしまった時の答えがここにはある
とにかく量をこなせ。量が質をうむ
友情 感動!
幼少期から高校にかけての無性の友情は尊い!
ぜひ!マンガ、アニメ絵画をこころざすかたがあに観て頂きたい。
という事を再確認できた。
最後のサイン入りハンテンのシーンは涙がこみあげてきておさえきれないほどの感動をうけました。
絵が好きだったこともあり、自身の若かりし頃の体験もダブったりして感慨深い映画となりました。
作画すごいなぁ!特にはしり他と思ったら
神作画の井上さんが原画ではいっておられて納得でした。
メカも特別なことも起きませんが、
こういうアニメ作品が作られると作品ありがとうの傾向についてはアニメの未来は明るいいかとも思いますね。
あと、魔女宅のマックリメイクもしかり
ガンバレJAPANANIMATION
前半がよかった
時間も短く、静の映画でよかった。
前半は心が鷲掴み。
共感で号泣。
後半の無音の演出も見事。
そのあとの回想で流れる大音量の感動的な音楽が作品を台無しに。ここで素に戻って傍観者に。
感情移入の糸が切れた。
そこまでは完璧なのに、「ここで感動してください!」演出でがっかり。
曲はよい。
でもタイミングと音量が勿体無い。
せめて音楽は静かに流してほしい。
無音でも伝わる。
感動を高める演出などなくても伝わる。
最後に観客に媚びたのか。
売れ線を意識してしまったのか。
残念です。
映像もストーリーもキャラクターなど全てが良いアニメ。 本年度ベスト!
集客率がほぼ100%に驚く!
そんなに人気ある作品だったのね!
観賞後、なかなか劇場から退出が出来ない久し振りの体験が出来た(笑)
藤野のCVの河合優実さん目当てだったけど本作を鑑賞した収穫はなかなかだった感じ!
リアルな映像に加えストーリーも良かった。
学年新聞で人気の4コマ漫画を書く藤野。
登校拒否の京本。
この2人を中心に進むストーリー。
2人で漫画を書き出版までこぎつけ人気漫画家になって行く感じ。
ぶっちゃけ藤野が書く4コマ漫画は自分には刺さらなかったけど、それ以外は全て素晴らしかった(笑)
そんな中、自立して美大に入りたいと登校拒否の京本が藤野に言う中、ある事件が発生。
藤野はその事件の原因は自分にあると考え後悔する感じ。
それを打ち消す様な、その後のシーンが印象に残った。
その4コマ漫画は面白かったです。
自分には京本が、あいみょんにしか見えない(笑)
入場者特典で戴いた漫画。
本作の雰囲気と全く違うけど、その漫画で復習出来る親切な特典だった(笑)
原作のファンな方は本作を観てどう思ったなか?
気にるところ。
河合優実さんの声の演技が素晴らしかったけど彼女の声じゃ無いみたいだったのが不思議。
ますます彼女のファンになりました( ´∀`)
刺さった
超個人的な感想
Youtubeで偶然予告を見て、見に行こ、ってなって翌日映画館へ行った。原作は読んでいない。今思うと予告見れて本当に良かったと思う。
序盤で一番好きなシーンは、藤野が雨の中独特なステップでダッシュするシーン。映像としても凄かったし、音楽がなあ、泣かせにくるねん。藤野の喜び、満たされてる感じが伝わってきて、ニコニコしながら泣くのを我慢するというすごい表情でスクリーンを見てた。良かったなあ。映画の全体を通して音楽が泣かせにきていた。ピアノやストリングスの音色が美しのよ。音楽、という観点で映画館で見る価値はあるし、見れて良かったと思う。
問題は後半で。予告を見たときは、何か困難や壁が迫ってきて、二人でそれを乗り越えていく話なのかなあと思っていたのだが、まさか京本がいなくなってしまうとは。
”超個人的な感想”と前もって記してあるから、私のことを書くと、私は最近友人が亡くなったという報せを受けたばかりで、結構気持ちが沈んだ状態が続いていた。映画館へ行ったのも、映画を見たら気分上がるかな、っていう打算的な理由もあったのかもしれない。だからこの映画を見たとき、京本と私の友人が重なってしまってつらかった。私自身、友人の死に対してまだ気持ちの整理がついていない状態だから、だから京本が死んだときは、この物語がどう解決するのかをしっかり見届けようと思った。
後半で一番刺さったシーンは、藤野が京本の部屋に入って後ろを振り返って、自分がサインした服を見つけるシーン。これは泣く。ってか泣かないように歯食いしばってた。
最後は本当に考えさせられる。あの4コマを見つけて、京本の部屋に入って、自分が描いた漫画を見て、最終的に、「よしっ」ってなって仕事場に戻って、4コマ貼って作業に戻る。この間、藤野にはどういう心情の変化が起きたのだろう。「よしっ」ぐらいしかセリフが無かったと記憶しているから、演出とか行動で心情を想像するしかない。私の解釈だと、最後はそれでもマンガを描くという前向きな気持ちと大切な人を失った喪失感が同居しているのだろうな、と思う。問題は、どのような変化を辿って前向きな気持ちに至ったのか、その理由。藤野が絶望しているシーンで、「なんで漫画を描いたんだろう。何にも役に立たないのに」的なセリフがあったから、その問に対する藤野なりの解答が、最終的に藤野が前向きな心情に至った理由なのでは、と想像する。ではその藤野なりの解答とは?いろいろな解答が考えられる。京本との思い出の回想シーンがあったから、京本が絡んでくるのではないかと思われる。京本と一緒にいたかったから、京本の笑顔が見たかったから、京本の方が絵が上手い、というコンプレックスを解消したかったから、認められたかったから、京本を漫画で楽しませたかったから、etc. 私は、漫画で他人を(特に京本を)楽しませたかったから、という理由と、純粋に自分の描いた漫画を読んでほしかったから、それに、京本に尊敬されることが嬉しかったから、という理由が一番ありそうかな、と思った。だから藤野は漫画を描いてきた、と。そこからどう心情は変化するのだろう。天国の京本がシャークキックの続きを楽しみにしているから、漫画描こう、とか。京本に尊敬される漫画家で居続けよう、とか。いろいろ想像してた。
最後に藤野が作業机に向かって、その背中を見ながら物語が終わっていくときの感覚は、どう感想として文章に表せば良いのかわからない。やはり大切な人に先立たれて残されたものは、その人のことを胸に秘めながら、前に進むしかないということに対する腑に落ちたような納得、晴れやかな気持ち。一人で漫画を描いていて、そこに京本がいないという悲しみ、喪失感。、それらの感情が同時に私の中に表れたような、そんな感覚。この映画に出会えてよかった、と思った。心に刺さった。
素晴らしかった
日本の漫画、アニメがなぜ世界を動かすのか
私は原作も未読でアニメや漫画をそんなに読まないですが、勧められた作品はかじる程度の人間としての感想です。
この作品も他人の勧めにより鑑賞。
いやぁ震えましたわ。
あまりこういうアニメや漫画に疎い人こそ見てほしい作品。
静止画の画力、写真では写らないモノがありました。絵が演技してるというか。
そして躍動感のあるアニメーション。心や一瞬一瞬の時や匂いまで再現するかのような演出。
何でもないシーンになぜか感情が揺さぶられ、ただただ美しいと思いました。
その背景であり、漫画やアニメなどの道を歩いてる人、歩いた人の背中を見せてもらったように思います。
エンドロールでは一人一人の製作者らの名前がいつもの違って見えました。体験した事のない感覚。私、オレ、僕、俺たち、私たち、まるで声が聞こえるようなそんなエンドロールでした。
このカルチャーはもはや日本の伝統になる過程にあり、多くの方が時間と生命、全てを捧げてここまできたんだなと部外者である私は感じました。
そしてらそれはハリウッドが映画界のトップであるのとおなじように、日本がアニメと漫画界の不動のトップであり続ける理由でもある様に思います。
「道」をこれからも楽しみにしてます。
大変感銘をうけました。
海外の方にもぜひ観てもらいたい作品です。
毎回、誰と観にくか?を最後に書くのですが、今回は日本人全員にオススメです!
私達が見下しや反発や偏見や誤解、希望や憧れや嫉妬、熱狂や救い、多くの時を経て私達の文化は何を産んだか。
普段あんまりこういうのを見ない方に特にオススメです。
鑑賞動機:藤本タツキ10割
原作読んでません。が、入場者特典のストーリーボードもらった、わーい。
向こうを向いて机に座って貧乏ゆすりしてると、『耳をすませば』を連想する。
カメラの動かし方(というべきかわからないけど)好き。雨の中帰るところとかね。無音のシーンもとても効果的に使われている。
自分の全てを投げ打ってのめり込む原初的な衝動が迸る。思いの強さ、年月の重ね方を画で見せる見せ方とか、細かいところまで気を配られている、と思った。あ、アレ『チェンソーマン』の表紙でしょ、パワーちゃんでしょ。
途中でこのままハッピーエンドになったら、それはちょっと違うんじゃないかと思ったが。どこか違う世界でそんなことがあるかもしれないけど、この世界で起こってしまったことはなかったことにはできない。それがどんなに苦しくても、自分の中でカタをつけて前に進んで生きていかなきゃいけない。そんな強い決意を感じとった。
「生きることについての物語」という点では直前に観た、『九十歳。何がめでたい』と共通しているなあ、と妄想した。
久々にパンフレット買う気になったが…売り切れって…。公開3日目でお高めの価格設定されてたのに…くっ。
2回目。
『時をかける少年』はまあわかりやすいとしても、『ビッグ・ウナギ』(??うーん『ビッグ・リボウスキ』あるいは『ビッグ・フィッシュ』?)、タイトル書いてないがベンチと少女のデザインのやつは直感的には『フォレスト・ガンプ』なんだけど。まあどうなんですかね。
オーディオコメンタリー聞きつつ3回目。とはいえBGM大きめのところは全然聞き取れず。あんまり音量上げると音漏れしても困るし。
貧乏ゆすりの他にもお腹かいたり色々と…なるほどね。
目、床、その他映り込みに、教室や職員室、2人の部屋&スケッチブックなど細部の作り込みも、言われてみるととんでもないです。タメになるなあ。
ああ、確かに『バタフライ・エフェクト』っぽいレイアウトのポスターあるね。
逸作。
心と体で受け止め、涙があふれる
ファイアパンチで心掴まれた、藤本タツキ。
今、自分の中で一番はまっている、河合優実と吉田美月喜。
期待しかなく、ハードル爆上がりのなか、正座(する気持ち)で観る。すべてが完璧だった!
漫画をリスペクトしつつ、映画の魅力がとても出ていた。
■映画独自の、動き
ワンカット目から、漫画を大事にしているのがわかるちょっとしたコマ送り。
動画の中でも、2人の関係性同様、キャラクター手書きで、背景だけがきれいな作画。
大事なシーンでの、アップの画角。
漫画らしさを損なわず、逆に表現が増幅されていた。
■映画の中で大事な、音。
声優は、自分が好きな女優だからか、最初は本人たちの顔が浮かぶものの、すぐに藤野と京本になりきっている。
それぞれ違う、まっすぐさが表現されていた。
音楽はここぞというところで感情を溢れさせてくる。
絵に、作品に、そっと寄り添いつつ、壮大で、雄大にさせてくれた。
映画における音楽の良さを再認識した。
■避けては通れない、上映時間
映画でしか表現できないところをしっかり描き、いたずらに時間を延ばさず、1時間に収めている。上映するうえで異例になる60分という短さを恐れなかった製作陣を讃えたい。
結果的には回転がよく、コンテンツがショート化している今の時代にはドンピシャである。
目で、耳で、そして感情で。
心と体で受け止めて、涙があふれてきた。
何回でも観たい作品だ。
いろんな感情
素晴らしい映像化
原作通りの映像化
青春の光と、製作者としての想い
上映時間に対して、濃密な映画体験をする事が出来た。
まず、原作143ページを無駄に引き伸ばすことなく、魅力を最大限に引き出してくれたこと。製作サイド全ての方に感謝したい。
ルックバックは原作漫画の頃に衝撃を受けたが、
映画化にあたり、より鮮明に、よりリアルに、よりドラマティックに作品を送り出してくれた。
押山清高監督の手腕には脱帽です。
haruka nakamuraさんの音楽も感動的かつ効果的だった。
個人的には弦楽で徳澤青弦さんの名前があった事が嬉しかったです。ツボを押さえた人選。
また、本作の主演の藤野・京本を演じた河合優実・吉田美月喜の両名の演技は、近年の俳優声優とは違い、演技の空気感を良く捉えており、監督の指導の良さが伺えた。
……近年のゲスト声優も見習って欲しい限りである……。
本作のテーマは
・青春の光の輝き
・製作者が何故モノを作るのか
・悲しみとの心の向き合い方
と私は感じている。
漫画原作で伝えたかった事を、更に最大限に引き出してくれた。
本作に最大限の賞賛を贈りたい。
本作の感想は、結局原作に準ずる形になってしまうので、割愛するが、
個人的に書いておきたい感想である、
藤野が破いた「出てこないで」の1コマが、京本の元へ届くシーンからの感想を書いておきたい。
このシーン(京本のifストーリー)だが、
・過去の京本に「出てこないで」の1コマが届く
・京本は藤野と出会わないが、美大への憧れから美大へ入学
・京本が事件に合うところを藤野が助ける
・藤野の元へ「背中を見て」の4コマが届く(現実の時間軸へ戻る)
と言った構造だが、
個人的には、京本のifストーリーが
①並行世界(「出てこないで」によって生まれたもう一つの世界)
②現実世界の妄想(藤野が4コマから想像した世界)
のどちらかになると思うのだが、
私はやはり、素直に①であって欲しいと思う。
ifの京本が描いた4コマと、現実世界の4コマの内容が、
風で飛ばされ扉をくぐった際に、入れ替わったのだと思いたい。
「出てこないで」の1コマは確かに時空を越えて、現実世界から無くなっていたのだから。
そして、現実世界で救えなかったとしても、
やはり、創作・製作は自分の為であり誰かの為であって欲しい。
だれかの救いや癒し、喜びになって欲しいと思うのだ。
だからこそ、
辛く苦しい事のある世界でも、
前を向いて、背中を見せていけるようになりたい。
そう思わせられた。
最後に、
本作でも重要な意味の言葉となった、オアシスの曲名で締めたいと思う。
Don't Look Back in Anger
怒りで過去を振り返らないで。
絵を描いている人みんなに見てほしい
読み切りもネットで見たことがあるし、
1時間だけの映画だし、
お金も勿体ないかも……と
期待半分で見に行ったら3回くらい泣きました。
昔、アニメや漫画が好きでオリジナルキャラを作ったり、同じ趣味を持つ友達を作ってわいわい話していたことを思い出しました。
絵を描いている時間は有限で何かを保証するものなんて何も無い。
じゃあ、なんで描いているの?
この映画を見た後なんだか救われた気になりました。
セリフのないシーンで流れる生活音とダイジェストのシーンで流れる音楽のギャップが秀逸で。
エンドロールが流れる時に一緒に流れる主人公が漫画を描いているシーンまで魅せてくれる。
正直、非の打ち所のない映画です。
1時間がいい意味であっという間で満足感がすごい。
2人で町に行く時に見ていた映画のシーンも別の読み切り作品のワンシーンでくすっと笑えます。タイトルのルックバックを至る所で回収してくれるのも気持ちが良い。
最近アニメ映画のレベルはどんどん上がっていると思っていましたがキャラクターや事前知識無しで満足できるこの映画はかなりレベルが高いものだと思いました。
マンガとアニメと・・。
よくマンガの制作において「マンガはキャラクターだ!」とか「キャラを立てろ!」とか言われるのが、どうにも好きになれない。
確かにヒットしているマンガのほとんどの主人公は個性的であり、また現在のように多種多様なマンガがあふれる中、デビュー、連載を勝ち取るためには大事なことだと理解はしてるつもりだ。
でも絵に魅力がなかったり、話がお粗末だったり、演出がヘタクソだったら、どうなんだろうと思ってしまう。
それより「こんな話、思いついちゃった!」とか「こんな絵を描きたい!」みたいな衝動のあるマンガが好きだ。
『ルックバック』の原作者にも、そんな衝動がある気がした。
さて、そんなマンガをアニメにするわけだけど、当たり前だけど動きがつき、色がつき、音がつき・・、となる。
これって、けっこう大変じゃないか、と思う。
マンガなら読み手の想像力に投げちゃえる部分まで考え、計算して作っていかなきゃいけないから。
アニメ映画『ルックバック』、正直、いくつか気になる部分もあった。
マンガだったら、気にならないかな、なんて思った。
絵と音楽が良かったから、いいかな。
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