「少女のてぇてぇは危うくて怖い」ルックバック 骨さんの映画レビュー(感想・評価)
少女のてぇてぇは危うくて怖い
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まさに青春真っ只中の二人絵が学年一上手いと思ってた藤野、そこに突然現れた引きこもりの京本の絵が上手い!打ちのめされた藤野は漫画から離れた。卒業の日に出会った京本から「藤野先生の大ファン」である事を告げられるともう嬉しくて嬉しくて雨の中踊り走りスキップして再び漫画を描き始める藤野。「藤野キョウ」として二人で漫画を始める。女性二人のてぇてぇ関係はいつ壊れるんだろうとかがきでないが、やはり突然の別れが。一度目の別れの時の「裏切られたという思い」と、二度目の別れによる「描く意味あるのだろうか」を傷つきながらも「京本と過ごした日々」だけを武器に、拠り所にして前に進む藤野をこころから応援したくなる。自身も漫画を描くが、読んでくれる人がいるからしかない。それが過去だとしても描きたい、と思う事があったなら描きたい。シンプルな答えに辿り着いた藤野はもう大丈夫かもしれない。
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