「誰かの背中を見るためには自分は前を向くしかない」ルックバック グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
誰かの背中を見るためには自分は前を向くしかない
京都アニメーションの事件はもちろんのこと、理不尽な事件、近年脅威の規模が増している数々の自然災害。
被害者やその関係者の方々の胸中はいかばかりか。いくら想像しても当事者の心痛は共有できないし、いつも無力感に苛まれる。
生き残った者がしなければならないことは、いつまでも立ち止まっていることではなく、もしそこに彼や彼女がいたとしたらきっと笑顔で喜んでくれたり、褒めたりしてくれそうなことを続けていくこと。
とても大切なことをこれ以上なくシンプルに伝えてくれる素敵な作品でした。
※入場特典として配られた緑色の漫画冊子が原作なのでしょうか?
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ゆきさんのコメント
2024年7月19日
頂いたコメント、グレシャムの法則さんとかぼさんのやり取り、本当にその通りだと思います。
私でもこんなに悔しいのだから、タツキ先生はじめ、クリエーターの方々の製作意欲を削がなければ良いなと思います。
かぼさんのコメント
2024年7月16日
ただ、藤本タツキを許さないとまで書かれた事に、本当に愕然としました。
色んな考えや想いを持つのは自由です。
ただSNSに書き込む事自体も、表現なのだからその書き込みにも、勇気や覚悟、思慮深さがあって然るべきだと強く思います。
かぼさんのコメント
2024年7月16日
私も、まとめサイトで読んだだけなので、その方がどんな想いがあるのか計り知れません。
被害者や残された方の事を想って書かれた被害スタジオのファンの方だろうと思います。
かぼさんのコメント
2024年7月16日
共感とコメントありがとうございます。
原作発表時の賛否、論争があったのを知り、特に事件を消費していると言う論評に愕然としました。そこでどうしてもレビューでこの作品を表現する上での勇気と覚悟、思慮深さに触れたかったです。