室町無頼のレビュー・感想・評価
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無双シリーズ、必殺シリーズ大好き人間の私には好物でした(笑)
兵衛無双と蛙無双のお話😅
そして、最後には飾り職人の秀が😁
北村一輝さんの役は矢島健一さんの方が何かピンと来るんですけどね😏
無双の2人ではない別の人の殺陣で切ってないじゃんっていうのがあからさまに分かるシーンがあったのが、ちょっと残念😟
後は、一瞬、還暦過ぎた的場浩司さんがちらっと映りませんでしたかね(笑)
なんだかんだで、松本若菜が最強だったお話でもありました😁
『応仁の乱』前夜の夜襲にかけた自由武士・蓮田兵衛
毎年、年末年始を当て込んで、12月に大作公開が続くが、正月になると、今ひとつ観たい作品が少なくなると思うのは自分だけだろうか? 今年は特にその傾向が強く、なかなか劇場に足を向けたいと思える作品がなく、本作が今年最初の劇場鑑賞となった。本作については、大泉洋がおふざけを封印。本格的な時代劇の殺陣にも挑戦し、そのライバル関係に堤真一という配役と共演も楽しみにしていた作品。
時は、足利幕府の室町時代の終焉の時へと突き進んでいる時代。教科書で習って誰もが知る『応仁の乱』の前夜の京を舞台に起きた、日本初の下級武士による一揆を描いた本作。あまり歴史上人物としては馴染みはないが、倒幕と世直しの為に声を挙げた、一揆の大将である蓮田兵衛の生き様を描いている。
世に大飢饉や疫病が蔓延し、多くの民の死体が道端に積み重なり、荒れ果てた京の都。しかし、その中心地では、権力者達が多額の税を取り立て、民を虫けらのごとく扱い、自分達は贅沢三昧の暮らしに明け暮れていた。当然、多くの民や下級武士達は不満が募り、各地で我慢の限界に達していた。そんな中、蓮田兵衛は倒幕の為に、不満の下級武士達を募り、立ち上がる時に向けての画策していた。
万にも膨れ上がった蓮田率いる軍勢は、満を持して、いよいよ京の都へと夜襲をかけて乗り込んでいく。その前に立ちはだかるのが、かつて蓮田兵衛と切磋琢磨し、互いをよく知る武将・骨皮道賢が率いる幕府軍だった。ラストの20分間以上に渡る、蓮田軍と骨皮軍との激しい戦闘シーンは、本作の売りのクライマックス・シーン。ただ、本来ならもっと、血飛沫上げた壮絶なグロさもあるのだろうが、今ひとつチャンバラ的で、雑な描写が目立ち、リアリティーさに欠けていたのが残念。
主役は、確かに大泉洋ではあり、これまでの大泉作品では観たことのない殺陣とアクションも頑張り剣豪振りを演じていた。しかし、蓮田兵衛に魅入られて、弟子となった才蔵を演じた『なにわ男子』の長尾謙杜の成長ぶりにスポットが当たるシーンが多く、何となく大泉の存在が薄まってしまったようにも思う。そんな中でも、汚い男達ばかりの登場人物に紅一点、遊女を演じた松本若菜は、登場シーンこそ少なかったが、その透き通った美しさが際立って輝いて見えた。
自分の頭で考えろ!
原作は未読です。
応仁の乱前夜の京都が舞台って、
なかなか今まで見たことのない時代設定で興味がありましたし、
蓮田兵衛もググってみるくらいしかしていませんので、前情報ほぼ無しで鑑賞しました。
前半は蓮田兵衛(大泉洋)の人物像と各キャラクターとの関係性が描かれていて、
魅力的に描かれていましたね。面白い世の中にしたいというのが彼のビジョンなのでしょう。
才蔵(長尾謙斗)との出会いのシーンや、才蔵が蓮田兵衛という人物そのものの魅力を感じる
各場面もすごく良かったですね。
中盤は主に才蔵の修行シーンが印象的でした。
ロッキー、ジャッキー・チェン、ドラゴンボールなど、いろいろな作品の修行シーンを
思い浮かべてしまいましたが、ここは実に柄本明演じる老師が実に楽しそうでしたね。
1年で逞しく成長していく才蔵には目を見張るものがあり、次の展開が楽しみになりました。
後半はやはり京での戦シーンが圧巻でした。
かなり長尺でしたが、この作品のような戦シーンはなかなか他では見たことないですし、
トリッキーな一揆軍の作戦&動きも実に面白かったですね。
才蔵=長尾謙斗のアクションは素晴らしかったです。今後もアクションをやってほしいですね。
最後の蓮田兵衛と骨皮道賢(堤真一)の対峙シーンはグッときました。
特に骨皮道賢の思いが溢れるところに。
というわけで、本気度の高い時代劇になっており、2016年からの企画ということで、
実現させた入江監督と東映の気合いも感じました。
コミカルな大泉洋ではなく真面目な大泉洋です。私は真面目な大泉洋が好きですね。
良い作品だと思いますが、劇伴が微妙〜でした。
各シーンにあっていないと感じましたので、ここは減点ポイントでした。
もっとも記憶に残ったのは、蓮田兵衛の「自分の頭で考えろ!」というセリフ。
自分自身にも刻み込みたいと思います(笑)
追伸:
本日土曜日のお昼の回で鑑賞しましたが、ジジババの構成比が高く、
まるでお茶の間で観ているかのような雑談&自由な振る舞いにゲンナリしました。
室町時代、平民の戦い
今年、二作品目。「大泉洋さん主演!」ってとこで予想通り、東映の時代活劇でした。原作は未読です。
ぶ‐らい【無頼】[名・形動]
1.正業に就かず、無法な行いをする事、様子、者。
2.頼みにするところのないこと。
〈一部引用:コトバンク〉
「お上の法度に従わぬ者を無頼とすらならば、主人公、蓮田兵衛は正に無頼漢であった。そして、一揆に加わった万の民草も同様に」
本作の舞台は室町時代中期、応仁の乱まであと七年という頃、「長禄・寛正の大飢饉」〜「寛正の土一揆」の物語。この世界最大の大飢饉が徐々に上へ、応仁の乱の一因に。そして、これより室町幕府再興ならず、およそ百年の後に織田信長によって終焉がもたらされる。
時代劇と現代劇。
冒頭から死体の山、山、山。目が肥えた現代人でも目につくほど。エキストラさんだと思いますが、この古風な芸当に東映時代劇の復古を感じます。また、吹き出さない血しぶき、日焼けした浅黒い顔、ボロボロキレを纏った人々、やはり時代劇は細かい部分で差が出る。
反して、物語は現代的。蓮田兵衛とカエル(才蔵)の出会い、修行、出陣。兵衛と骨川の友情と決別。ジャンプマンガのように頭へ入ってきました。東映はバランスを掴んできた。
合戦でなく、乱でなく、一揆。
本作の主役は平民です。もちろん、平民の敵は徴税者、並びに貸付者。正確には貸し付けた証拠。「証拠がなければ借金なし」とは…さすがご先祖たち。一風変わった戦いでした。
大泉洋さんの時代劇は阿吽の呼吸。
時代劇において、緩急や間はシーンに侘び寂びを与えてくれる。そういう意味で、洋さんは安心できました。多分、蓮田兵衛とは飢えに苦しむ人々に担がれるほど安心できる人物だったのではなかろうか。
他、修行に励むワッパの長尾謙杜さん、立身出世に立ち回る堤真一さん、など役者が揃った舞台でした。
アクションの迫力が凄い
予想通りの展開を舞台挨拶でフォロー
アナキストが生じる時代背景が殆ど省略され、
現象だけが映像化されて原因根拠を理解されないまま騒乱へ向かって行く。
纏め方が不味い。
そして、無頼を定義するためか、
『無頼』を最後に弓矢の🎯として射て止め纏めた。
なんじゃこれ!
これでは一揆ではなくなる。
やはり、集団無頼なんだろう。
終始緊張感のないダラケタ仕上がりを、大音量でマカロニウエスタン調のBGMが軽薄さを増福させ、寒かった。
一応、応仁の乱について勉強させられたことはよしとするが、勿体ない。
(^ν^)
室町無頼
垣根涼介の時代小説を大泉洋主演で実写映画化した戦国アクション。
「22年目の告白 私が殺人犯です」の入江悠が監督・脚本を手がけ、
日本の歴史において初めて武士階級として一揆を起こした室町時代の人物・蓮田兵衛の知られざる戦いをドラマチックに描く。
1461年、応仁の乱前夜の京。
大飢饉と疫病によって路上には無数の死体が積み重なり、人身売買や奴隷労働も横行していた。
しかし時の権力者は無能で、享楽の日々を過ごすばかり。そんな中、己の腕と才覚だけで混沌の世を生きる自由人・蓮田兵衛はひそかに倒幕と世直しを画策し、立ち上がる時を狙っていた。
一方、並外れた武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を過ごしていた青年・才蔵は、兵衛に見出されて鍛えられ、彼の手下となる。
やがて兵衛のもとに集った無頼たちは、巨大な権力に向けて暴動を仕掛ける。そんな彼らの前に、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍が立ちはだかる。
大泉が本格的な殺陣・アクションに初挑戦し、剣の達人である蓮田兵衛を熱演。
アイドルグループ「なにわ男子」の長尾謙杜が才蔵、
堤真一が骨皮道賢を演じるほか、
柄本明、北村一輝、松本若菜が共演。
室町無頼
2025/日本
配給:東映
BGMに向き不向きはあろうが、適法に在住する外国人の方にも是非。
今年19本目(合計1,561本目/今月(2025年1月度)19本目)。
いわゆる時代劇というと、江戸時代が圧倒的に多く、歴史上の有名人物を取った場合でも織田信長等なので、この映画でいう室町時代を描いた作品というのは結構珍しいのではないのかな…というところです。
言葉の言い回しもかなり易しく、画面も暗すぎる明るすぎずでもなかったところが良かったところです。また、明確に外国での放映が想定されるようなエンディングロールになっていましたが、日本においては適法に在住している外国人の方が「江戸時代以外の時代劇をみたい」という希望にもこたえられるのではないかな、といったところです。
日本では応仁の乱等はそれこそ小学中学から習いますが、それより詳しいことは高校でも基本的に学習せず、この映画で述べられていることもやや発展的な内容ですが(ある程度このあたりの知識を調べておくと有利かもしれない)、極端に難しい内容が求められることもない印象です。
なお、他の方もあげていらっしゃいますが、BGMが妙にシーンに合わないなど変かなぁと思える部分もあります。ここは採点上考慮しようかなと思ったのですが、海外進出を目指すタイプの映画だろうし、そこでいきなり「明らかに」場違いな曲が流れるならともかくも許容範囲内なのかな(全世界で見られることを想定した場合、最小公倍数的な部分を目指したか)といったところです。
採点にあたっては気になる点までないのでフルスコアにしています。
時代劇もいい 大泉洋!! しかし 音楽が薄い・・・
期待通りの面白さ、リアル撮影にこだわった一揆のバトルシーンが圧巻!!
舞台挨拶中継付きのバージョンで鑑賞
監督の“地獄の剣道部”経験と本作の繋がりというエピソードは興味深かったし、キャストの皆さんのトークも楽しかったですが“今年の大逆転”のくだりは正直要りませんでしたね、もっと作品のことを話さなきゃ、と思いました(笑)
飢饉にあえぐ民衆を奮い立たせ一揆を扇動する主人公 蓮田兵衛を演じる大泉洋さんがとても似合っていてカッコよく見えました
所々いつもの大泉さんになってしまい何となくコミカルなシーンが緊張感を削いでしまう印象があったので、終始シリアスにやればもっと良かったのにと思いました
兵衛の元で立派な武者に成長していく才蔵を演じた長尾謙杜さんが男前でとてもカッコよかった、舞台挨拶では可愛らしい男の子という印象のルックだったのでアイドル枠も出しておかないとね、という位置づけかと思って見てましたが、作品中で兵衛に育てられ六尺棒を振り回し闘う若武者の姿を見て、見違えるほどの変貌ぶりに感心しました
さすが踊りをやっている人だけあって身のこなしがすごい、めっちゃくちゃカッコよかったです
本作の最大の見どころ、クライマックスの京の都での一揆のシーンが圧巻! CGやVFXでなく実際に物凄い数のエキストラを動員して撮影されただけあって、リアルで凄まじいド迫力のモブシーンが展開され素晴らしかったです
夜の京の町というのと一揆なので老若男女入り乱れての超絶バトルシーンに圧倒されます
近年、ここまで圧倒される映像は印象が無いです、間違いなく入江悠監督の偉業だと思います
松本若菜さんは相変わらずメチャクチャ綺麗で良かったけど、キャラクター設定が謎だし、そもそも筋から外れた所にいるので、昔の映画でよくあった ただのお色気担当?と誤解されてしまうのではないかというほどの無駄遣い、松本ファンとしてはいささか腹立たしかったです(苦笑)
堤真一さんがとってもとっても相変わらず大根、兵衛との関係性がすごく中途半端で説明不足だし、失礼を承知で書きますが、もうちょっと殺陣の似合う重厚感のある役者さんの方が良かったのではと思いました(御免!)
北村一輝さんの演じる最悪でむちゃくちゃ憎たらしい大名のクズっぷりが最高!
一輝様素晴らしかったです(爆笑)
ネガティブポイントとしては、
長尾さんの最大の見せ場だったバトルシーン中に一瞬 安っぽいワイヤーアクションが入ったり、群衆バトルシーンの中で片腕を切られたり、矢が目に刺さるなどのゴア描写が一瞬入ったりの中途半端に作風が変わる所がすごく気になりました
総じて見応えのある楽しい時代劇アクション、面白かったです
何度でも観たい映画
面白かったです!
深く考えずとも良い映画
生身の人間のエネルギー
素材の無駄遣い
素材は良いのに全部が中途半端
アクションを見せたいのだとしたらあまりにも少ないし
岩永ジョーイと武田梨奈を使っといてこのアクションはしょぼ過ぎる
ストーリーを見せたいのならあまりにも簡素だし
せっかくナレーションいるんだからもう少し状況説明とかやらせればいいのに
バイオレンス描写を見せたいのかと思ったら肝心な所ぼかすし
キャラクターは多いけど多すぎて厚みが無いキャラばっかりだし般若とかなんなんだよ(笑)
セリフを時代劇に寄せ過ぎてて
時代劇が好きか歴史が好きじゃないと
ちょっと難しい表現や単語も多すぎると思った
その割に殺陣シーンはなんとも微妙
全体的にもう少し纏まってたら
最後の一騎打ちからの展開で泣いてたかも知れないのに
最後の展開は良かった
後もう一つ気になったのが音悪くない?
BGMばっかり大きくてセリフ聞き取りにくかったりSEにもなんか迫力感じなかったんだけど?
総じて期待してただけにかなりがっかりした
あ、でも大泉洋のチャンバラはそこまで悪くなかったよ
期待度○鑑賞後の満足度◎ 日本映画としては珍しい反体制側を主役としたエンタメであると共に(マカロニ)ウェスタン時代劇の側面も感じさせるのが面白い。それは室町時代が背景ということもあるのだろう。
①前半が特に要所要所で西部劇(ウェスタン)、それもマカロニウェスタンの匂いがする。音楽がそう想起させるのだが、面白いことに昭和40年代によく作られた素浪人といったアウトローを主人公にしたテレビ時代劇の雰囲気も感じさせる。
主人公の蓮田兵衛役の大泉洋の演技に、三船敏郎や近衛十三郎が演じた飄々とした侍の面影があるのもその一因だろう。
②現代日本文化と呼ばれるものの殆どが生まれ築かれたのが実は室町時代であり、且つそれ以前の時代の価値観が崩れた日本史の中でも重要な時代なのだが、後に続く戦国時代や江戸時代ほどには描かれず知名度もも一つの室町時代。
学校の歴史の時間でも、表面だけなぞられることが多いので、余計戦国時代や江戸時代に比べ日本人が寄せる感心度が低い。
南北朝がややこしいい、それぞれに付く大名たちの権力争いの構図もややこしいのがその大きな要因だと思うが、南北朝では実は南朝の方が正統であり、今の日本の皇室は北朝の流れを継いでいるので、そこを深掘りすると現代の皇室の正統性が揺らぐため、国もあまり室町時代の歴史の教育に熱心ではない、ということをどこかで読んだが、今となってはどうでもよいことだし、日本皇室はいまや日本という国のブランドなので、この話はこれくらいにしておきましょう。
③冷静な目で見ると映画としての完成度はイマイチなんだけれども、
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