劇場公開日 2025年1月17日

「あえて「意外と」面白かった、と言おう」室町無頼 椿六十郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5あえて「意外と」面白かった、と言おう

2025年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シナリオも物語の見せ方も、アクションも画面の雰囲気もレベルは高いなと
感じた
応仁の乱より前の時代、いわゆる戦国時代とは違う世界、甲冑をまとった武士というよりも寄せ集めの僧兵、山賊団のような描き方は、一揆勢力との衝突の描き方にリアルさを感じさせてくれてよかった
ただ、ただどうしてもどうしても大泉洋さんにはこのシリアスとコミカルさを上手く演じる必要がある役回りに無理を感じる。コミカルさは抑え気味にしていても違和感だし、シリアルさ全開のシーンでも「大泉洋」が出てきてしまって違和感が最後まで拭え切れないんだよぉ・・・
大泉洋さんは大好きなんだけど、洋さんじゃなくて鈴木亮平さんかちょっと雰囲気違うが浅野忠信さんなんかが演じたらまた全然違った印象になったんだろうなぁ
ただ、還暦の堤真一さんとのあの難しい関係性にも納得感を持てる世代となると違うかぁ
ただ、やっぱりあの役は洋さんでは陽のイメージが付きすぎていて・・・・・・・・・・・洋(陽)だけに

おあとがよろしいようで・・・・・

椿六十郎