「誰が為に生きる」室町無頼 マスゾーさんの映画レビュー(感想・評価)
誰が為に生きる
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徳政令
鎌倉時代から室町時代にかけて
貴族社会の権威が著しく低下する事態が
おこるごとに御家人の生活困窮や
農民の土一揆が頻発
それらを治めるために御家人らの
借金の帳消しなどを含め貴族ヘの
権威を回復するために行われる
施策を徳政という
増税が利権化して監視すべき
政治家やマスコミまで増税派になっている
今の腐った日本にも必要な
政策かもしれない
未来の日本にしている借金を
だれがいつ返せと言うのだろう
借金もないが荒れ果てた荒野を
未来の日本人に渡すべく財務省は
日々増税を頑張っているのである
さっさと潰しましょう
何の話やねん
今作はそんな室町末期実際に起こった
「徳政一揆」をテーマに
実在した
御所直前まで肉薄した蓮田兵衛
骨皮道賢らを軸にそれぞれの生きざまを
描いた
どうだったか
先日の「十一人の賊軍」に
似た雰囲気の東映時代劇ムード
だが荒廃した都周辺の死屍累々の様は
もはや北斗の拳
そこにかつて水曜どうでしょうの
企画で時代劇の舞台をやった
事のあるくらいしか記憶がない
大泉洋の殺陣
よくハマっていました
今回も剣会大活躍でしたね
長尾謙杜の才蔵が修行するシーンも
なかなかにユニークでした
今回はIMAX先行上映で観ましたが
正直IMAXの恩恵はあんまり感じませんでした
通常のスクリーンでいいと思います
時代劇がもはや映画くらいでしか
観られなくなっていますがモノはいいです
こうした力の入った作品を
また観ていきたいものです
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