「大好きが故に敢えてシビアなコメントを。 高評価が多いみたいだけど、私は全然受け取れず、逆にMCUの終焉の危うさを感じた」デッドプール&ウルヴァリン Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
大好きが故に敢えてシビアなコメントを。 高評価が多いみたいだけど、私は全然受け取れず、逆にMCUの終焉の危うさを感じた
決してつまらない訳ではないけど、面白かったかと問われると、そうでもないというレベルの作品というのが感想
今年 唯一のMCU作品がこれか・・・というのが率直な意見
X-MENシリーズは1作め「X-MEN(2000)」から、MCUも1作めの「アイアンマン(2008)」からずっとマーベル作品が大好きで劇場で追ってきており、毎作大興奮で楽しんできてましたが、ここ暫く(「アベンジャーズ:エンドゲーム」以降ぐらいからかな)全く楽しめない状態が続いており、本作もその延長線上にある作品でした
クロスオーバー、マルチバース、タイムトラベルだのやりすぎたんでしょうね、なんか無駄にキャラクターを大挙出演させストーリーを複雑にしているような印象が強く、マンネリ感も否めません
今回も情報量が多すぎて途中で何やってるのか分からなくなり・・・特にそんなにMCU作品や関連作品を観ていない人が観ると意味不明な所が多すぎて、ついて行けない人も多いのでは、と思いました
こういう一部のファンに向けた様な内輪ノリを続けているとどんどんファンが離れていってしまうのではと危うさを感じました
昔懐かしいジェニファー・ガーナーさんの「エレクトラ」やウェズリー・スナイプスさんの「ブレイド」なんかも出てきて昔なら鳥肌ものの大興奮なんだろうけど、今作では、ああ 今度はこの人達が出てきたのね、といった感じで完全に麻痺状態、ああまだこういうの続けるんだ、とマーベルのやりすぎ感を強く感じました
エンドクレジットはジャッキー・チェン映画のNGシーンを想起、中身はX−メン過去作のシーンが多用され感慨深いものはあり楽しめました
新展開を期待していたこれからのMCUだけど、こんなにガチャガチャうるさくなるのか・・・と思っちゃいました
待ちに待ったX−メンやファンタスティック・フォーの世界線と交差していくとのことなので、もうちょっと重厚でシリアスなSFアクション巨編というノリで作って欲しかったな
コメントありがとうございます。
観る側の自制も必要ですね。ちなみに自分もテンリングス、ヴェノムシリーズ、マーベルズ、マダムウェブ等スルーしました。
ああ! 大体マルチバースオブマッドネス観てないです。
共感ありがとうございます。
下品、残酷と違う味付けをしてますが、ストーリー大筋は今迄のマーベル作品と全く同じで、もっと差別化を図らないと全滅してしまう危惧が有ります。