Cloud クラウドのレビュー・感想・評価
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後半が残念すぎる…
たびたび問題として取り上げられる転売ヤーを主人公に据えた、サスペンススリラーとして注目していた本作。緊張感の漂う予告にも興味を引かれ、公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、町工場に勤める傍ら転売屋として金儲けをしていた吉井良介が、社長からの管理職への打診を断って辞職し、転売屋に専念するため郊外の湖畔に一軒家を借り、恋人の秋子と暮らし始め、地元の若者・佐野を雇い、転売も順調に進んでいるかに見えたが、あこぎな買い占めと高額転売はいつしか多くの恨みを買い、吉井の生活を脅かすようになるというもの。
今日、社会問題にもなっている転売に鋭くメスを入れ、それを諌めるような展開を期待しての鑑賞スタート。冒頭から、人の痛みを1ミリも理解しようとせず、現金をちらつかせながら情け容赦なく商品を買いたたき、楽して儲けることだけに注力する転売ヤーの姿が,見る者に強烈な嫌悪感を抱かせます。そんな吉井にジリジリと迫る怪しい気配と不穏な空気が、この男に降りかかる災難を予感させます。この際、この男をうんと懲らしめちゃってくださいと期待してしまいます。
と、ここまではなかなか雰囲気があっておもしろいです。それなのに、なんじゃこりゃの後半展開!しかも、茶番のような攻防を長々と見せられるという謎のクライマックスシーン!もはや当初の設定やテーマはなんだったのかと言いたくなります。襲撃に加わる登場人物の造形も訳がわかりません。電子機械工場の社長とネカフェ住人の動機はかろうじてわかるものの、あとは意味不明です。社長の滝本と恋人の秋子は、もはや前半とは別人です。
そんな中、さらに謎の無双を繰り広げる佐野!君はどこかのエージェントなのか!?そのスキルと胆力と人脈があれば、プロとして食っていけるよ!それともあれか、バイトに身をやつしているのは、吉井を頂点とした一大転売組織を構築し、最終的にそれを牛耳ろうとする企みか!おまけに井之頭五郎は輸入雑貨の裏で拳銃も密輸してるのか!? 突然投げ捨てられたような終末のおかげで、その隙間は妄想で埋めるしかありません。笑
着想と前半の流れがよかっただけに、話の納め方が本当にもったいないです。転売が与える問題をもっと深刻にあぶり出し、吉井には合法的に社会的制裁を受けてほしかったです。それを現実的に描くことで、転売への警告と抑止に繋げてほしかったです。
主演は菅田将暉さんで、吉井のふてぶてしさと身バレしたときのギャップがよかったです。脇を固めるのは、古川琴音さん、奥平大兼くん、窪田正孝さん、荒川良々さん、岡山天音さん、矢柴俊博さん、森下能幸さん、松重豊さんら。
すごく面白い
今週は必見映画がラッシュで全部見切れないほどで、この映画はスルーでもいいかな、黒沢清監督はそんなにファンでもないしと思っていたところたまたま時間が合って見た。すると、めちゃくちゃ面白い。その後、今週の映画はどれも全部面白かったのだけど、一番だ。薄っぺらい人間同士の本気の殺し合いがすごい。だれもかれも厚みがない。冒頭に買いたたかれる機械を開発した社長さんは厚みのある人物のはずなのに行動に厚みが全然ない。そもそも買いたたかれるくらいなら自分でメルカリに出品すればそこまで大損せずに済んでいる。
この映画を見てから人間の厚みとは一体なんなのだろうと考えるようになった。バイトでもなんでも他者と関わりがないと薄くなっていくように思う。転売ヤーには厚みがない。闇バイトの犯罪者にも厚みがない。農家や漁師には厚みを感じるのはなぜだろう。
奇妙で、奇怪で、不自然で、キモい
かなり奇異な内容と演出で、違和感とか非現実感が半端ないんですが、ここまで徹底してキモくて異種な雰囲気だと笑えるんだなと─。しかも、現実離れした展開・内容とはいえ、作品の中の異常さは、何気にいまの社会を如実に表しているように感じて、この変な作品を見ながらある意味恐ろしいものを感じてしまいました。
かなり変で、なかなか好きになれない雰囲気・・・感情移入なんてできないし・・・なのに、なんかオモロくて、ホント、キモ!キショッ!っていう感じなんですけど、笑えたし、楽しんでしまったなぁという悔しさ、恐ろしさがあります。良く言えば唯一無二の作品なんでしょう。でも、どうも─・・・
あの人は何者ですか?
ずっと気になってて菅田将暉さんが出演されるので鑑賞!
世間から忌み嫌われる“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井
彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒はネット社会の闇を吸って成長し、どす黒い“集団狂気”へとエスカレートしてゆく
誹謗中傷、フェイクニュース――悪意のスパイラルによって拡がった憎悪は、実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、暴走をはじめる
やがて彼らがはじめた“狩りゲーム”の標的となった吉井の「日常」は、急速に破壊されていく……
というのがあらすじ!
前半はスマホの画面をのぞいてる影があったり得体の知れない恐怖が散りばめられててなんかぞっとしました
後半は銃撃戦…
途中からがらっと変わって違う映画を観てる?ってなりました笑
そして狩りのゲームに集まってたメンバーやばい人ばっかりだった
ぶっ飛んでていい感じでしたね
そして佐野って何者なの?
窓ガラス割った犯人は何もされてないのにめちゃくちゃ怖がってたし銃も手配してるし…
あと撃った音でどんな銃かわかるのがすごい
銃の扱いも知ってるし平気で人を撃っている感じからするとかなり慣れてるしそういう仕事をしてたのかな🤔
しかも組織とか会長とか言ってて逆探知もしてるし何者かかなり気になったけどそこはわからないまま…
一度クビにしたにも関わらず助けに来るし謎な人物ですね
もしかして全部仕組んでたとか?
個人的に佐野が1番怖かったです
悪という感じでしたね
最後のセリフとか特に…
佐野も地獄の入り口かと呟いてましたね
個人的に楽しめました!
面白い映画をありがとうございました😊
「思ってたのと100倍違った」
と見終わった後に近くの観客が話してましたが、まさに同感…
前半はこれよこれ!というスリラー展開だったのに、後半はただのレザボアドッグズ。
序盤の犯人がわからない不気味さがたまらなかったのに、途中からどんどん姿を見せてしまって興醒め…
犯人達が分かったとしても、どれだけの被害や不幸を背負ったのかの描写が無いので全然感情移入できず、ただの逆ギレとしか思えない。
しかし俳優陣の演技は素晴らしく、特に奥平君はリアリティのある演技で菅田さんを食う位でした!
待望の黒沢清の新作なのに大変残念でしたが、俳優陣の熱演により星1つ追加とします
最高でした!
最初から最後まで日常と少し違うような違和感・・・だけどそれは今の現代人を写してる違和感であり、ネット社会であるからこそ起きる恐怖。周りとのコミュニケーションも取れなくなり、誹謗中傷などの書き込みは痛みを伴わずに済むため日常に。いざ集まって行動してみると現実に戻され後戻り出来ない状況に。よく分からず銃を持って戦ってみると、ゲームのように人が死んでいく。ゲームが終わっても現実か夢の中か分からない状態。ふと我にかえると出品していたオークションの様子が気になりチェックする。
この違和感はいつ誰のもとに起こってもおかしくない現実だと思う。面と向かって人と向き合えない社会になってしまった現代に向けたメッセージ的な映画だと思うが、もう遅いか・・・
人間の闇が雲のように広がっていく。 ITは無感情だが、受け止める人間の感情が無くなることはない。
登場人物が全員何考えてるかわからない。
とりわけ主人公はまるで心が無いように淡々と振る舞う。
商品を二束三文で買い叩くときも、職場を辞めるときも、先輩と居るときも。
恋人の前ですら感情の起伏が少ない。
本人にとっては煩わしいだけで無感情に接していても、相手には感情があり傷つけられたことは決して忘れない。
そのことが、本人が感知しないところで徐々に広がっていく。
まるで暗雲が立ち込めていくように。
あるとき気が付く自分が追い詰められているという恐怖。
後半、廃工場での銃撃戦という展開が前作「蛇の道」と同じ。
「ベイビーわるきゅーれ」じゃないけれど、「掃除係」と言う万能の存在が、映画での壮大な殺し合いを可能にしたと思う。
古川琴音のわかりにくい得体のしれない感じ、吉岡睦雄の独特の感じがイイ。
最後、この先に広がる闇の世界へと進んでいく二人、主人公が地獄の入り口に着てしまったという感覚が印象に残る。
黒沢ファン必見
私の中では今年最高。
黒沢清のバランス感覚に脱帽です。
生活感の無い家、廃墟、クリーニング工場と馴染みのロケーションに渇いたアクション。
やはり佐野君の得体の知れない感が、かつての哀川翔を感じさせました。
菅田さんも素晴らしい、今時の感情を出せない(出さない)若者の勘違いされる感。
号泣からのラスト諦めた感じ
良かったです。
鑑賞動機:黒沢清と菅田将暉で何が起きるか9割。東京テアトルさん1割。
9/27公開作が結構面白く観ることができた。
前半の不穏な感覚や登場人物たちのちょっとした違和感が積み重なっていくところとかゾワゾワする。一人本気出しちゃってる人が混じっていたら集団心理でエスカレートしていってもおかしくないと思っている。
そして佐野くんが有能すぎてむしろコワイ。
エンディングの車外シーンを観て連想したのは『リング』(小説)。地獄の釜の蓋が開いちゃった、というか「一切の希望を捨てよ」とどこかに書いてありそうな。
映し方はとっても良い
最初は淡々と転売屋として成功する吉井を、恨みを持っている人同士が集まって逆襲をする話かと思ったら、佐野君のサポートもあって銃撃戦の末に返り討ちにするという謎な結末でした。銃の調達や死体の処分も出来る佐野くんの正体が明かされないのはかなりのマイナスでしたが、一貫して吉井のサポートをするという不気味さは良かったです。
また、登場人物たちの映し方が非常にうまく、スクリーンに写っていない部分では何が起きているのかを観る側に想像させ、終始ハラハラしました。
悪気がないのが一番の悪
■あらすじ
町工場で働きながら、転売ヤーとして金を稼ぐ、主人公の吉井。
ある日、工場の社長から管理職への昇進を打診されるも、断る。
そして、まとまったお金ができたことをきっかけに退職。
郊外の湖畔の建物を借り、自宅兼職場とし、恋人と暮らし始める。
地元の佐野という若者を雇い、転売業は軌道を乗り始めたが、
周辺で不審な出来事が相次ぐ。
さらには悪気もなく転売によりばらまいた憎悪の種が
次第に狂気へと変化、吉井は狩りゲームの標的となる。
■感想
前半は転売ヤーの仕事っぷり?を実際に目の当たりにしていてわけだが、
まあ、そりゃ手間暇かかりますよね。
そして、売れるかどうかもわからない、不良在庫を抱える可能性、
リスクがたっぷり。
後半は狩りゲーム、そしてドンパチ・・・
人殺しをゲーム感覚でやるところが、恐ろしいところ。
それにしても、そんなに簡単に銃が手に入るのか、おそろしや。
謎が謎のまま、残った点もいくつか。
なぜアパートの電気、消えた?そして、タイミングよく?点いた?
あと、地元のアシスタント佐野、そちらの世界の人ということ?
なぜアシスタント?それになぜ戻ってきた??
工場の社長も意味不明。居留守が理由??
前半はいろいろとミステリアスで面白かったけど、
後半はグダグダ、そして伏線回収しきれずのドンパチ。
がっかりでした。
ラストシーンの雲=Cloudは、何を意味していたのか。
地獄の入り口?転売屋としての?
最後の最後まで、何が言いたい映画だったのか、わからなかった。
不条理ハードボイルド
黒沢清×菅田将暉「Cloud クラウド」こんな黒沢清が観たかった、「回路」再びみたいな評価もあるけど、これ黒沢清の新境地だと思う。黒沢清版タランティーノ、北野武というか、不条理ハードボイルドですね。そしてそれぞれのキャラが自身の暴力を正当化する理屈を語るんだけど、全員狂っているというホラーでもある。
びっっくりした
つまらなすぎて。笑
サノ君がイケメンなのと、主演の菅田さんの演技が良かったからギリギリ最後まで見れたけど
エンドロールまでは無理だったね。
『はよ終われー』って思いながら見たのは『ボー』以来だわ。
なんなんあのチープな銃撃戦と腹立つことしかない彼女は。シリアスに見せてネタなの?
これ見るのは他のなんでもいいから見とき!っと伝えたい。
【今作はある青年が楽して稼ごうと行った事が、SNSにより繋がったお互いの名も知らぬ人達の心を揺さぶり惹き起こす凶事を描いた作品である。黒沢清監督ならではの乾いた世界観に戦慄する作品でもある。】
■楽して稼ごうと、人の道を外れ転売を繰り返す吉井(菅田将暉)が開いた転売サイト”ラーテル:最強の哺乳類)は着実に利益を上げるが、彼の似非製品を買ったが故に、全てを失った転売屋達や、元勤務先の会社経営者(荒川良々)は吉井を殺すために、お互い素性も知らないのに結託し、壮絶な殺し合いに発展していく。
◆感想<Caution!やや内容に触れています。>
・黒沢清監督の前作「蛇の道」のレビューにも書いたが、黒沢清監督は邦画には稀なる乾性に満ちた作品をオリジナル脚本で製作する極北の作家性を持った監督だと思っている。
海外で言えば、人の道を外れるような作品を作り続けながらも評価が高い、ランス・フォー・トリアー監督や、ミヒャエル・ハネケ監督の風合に近いと思う。
・故に、黒沢清監督作の多くは不穏な雰囲気が漂い、展開は不条理極まりなく、人はモノのように扱われ、何の容赦もなく殺される。
・今作でもそれは同様で、謎多き恋人(古川琴音)だけが吉井の味方と思っていたら簡単に裏切られ、逆に彼が雇ったアルバイト佐野(奥平大兼)が、殺しのプロ組織と繋がっていて吉井を助けるという展開なども実にアイロニックである。
・そこには、日本的な情緒溢れる湿性感は皆無であり、只管に乾き切った殺し合いが展開されるのである。
アイロニックなのは、一番乾いた心を持っていると思われた吉井が、悪意溢れるSNSで繋がった人達に襲撃される時の表情である。
”ラーテル:最強の哺乳類”という転売サイトを立ち上げながら、恐れおののき逃げまわり、自身の身に起きた理由も分からない姿からは、”楽して、人の痛みを感じる事無く、金を稼ぐ。”ことに対して全く無自覚な吉井の人間性に対しての、強烈なる揶揄が感じられるのである。
それは、彼によって全てを失い自暴自棄になった彼を殺そうと襲って来た人たちにも言える事であるが・・。
<今作は、”最強の哺乳類”が楽して稼ごうと行った事が、SNSにより繋がったお互いの名も知らない人達の心を揺さぶり惹き起こす凶事をアイロニックに描いた作品である。
そして、黒沢清監督ならではの乾いた世界観に戦慄する作品でもあるのである。>
どちらが主役かはっきりしない作品
アカデミー賞外国語映画賞日本代表に選ばれた
作品で菅田将暉、黒沢清監督なら見逃せない作品と思い鑑賞。
ハラハラドキドキ感は満載だし、テーマが転売も興味深い作品。
ただ、菅田将暉演じた吉井と奥平大輝が演じた佐野はどちらが主役かはっきりしなかった作品。それだけ奥平大輝の演技が見事。
ちょっと期待外れだった作品でもある。
アカデミー賞外国語映画賞のノミネートは残念ながら厳しいと見る。
最近の日本人は皆んな銃を持ってるの?
菅田将暉演じる吉井良介は、町工場で働きながら、転売屋をやっていた。ちょっとちょっと!転売ってそんなに儲かるの?しかもあっという間に。そこそこ儲かると判断している吉井は会社を辞めて古川琴音演じる彼女の秋子と田舎の賃貸一軒家に引っ越す。安っ!あら、アシスタントを雇うって、どんだけ儲かってんのよ。吉井は商品を安く買って、サイトで売っている。えっ!そんなに高くしても売れるの?オークションなら、まだ分かるけどね。吉井のハンドルネームはラーテル、何で哺乳類の名前なんだろね。ん?販売中のバッグが偽ブランド品だとサイトで指摘される。本人は知らないと言う。それ、怪しすぎ。でも値下げしたら売れるてか。
怪しいと思っていたら、寝室に事件発生。それから始まる、殺し合い。何で皆んな銃を持ってんのよ。持ってるだけで犯罪だぞ。中盤までは吉井と秋子の行動が楽しかったんだけど、後半は大嫌いな殺し合い。殺しに来るなんて納得できず、逆に正当防衛なら相手を殺してもいいの?信じられない。
何より楽しかったのは、秋子が吉井を、りょうちゃんと呼んでたこと。自分は普段から自宅でりょうちゃんと呼ばれているので、ずっと琴音ちゃんに呼ばれてる気がしたのよ。最後はまさかの展開だったね。秋子の気持ちずっと分からなかったわ。中盤までソコソコ楽しめました。
一流の役者と三流の脚本
いやホントいい役者さんばかりなのに、なんであのような流れになっていくのかが未だによくわからない。先輩との関係性は?銃はどこで手に入れたの?なんでそういうことが起きるの?あと後半に主役級に活躍する子の正体が謎。そしてホントの最後の場面…よくわからない。いずれも自分の理解不足かもしれませんが…三流の脚本だなぁと。
悪いことしちゃいけません
低評価もチラホラ。どんな感じかなと思いながら映画館へ。まあ面白かったけどモヤモヤ。
途中まで、転売ヤーへの警告ムービーか…なんて思いながら見てた。
20万を30個売ると…て見ながら頭の中が算数モードに。笑。
荒川良々が普通の上司のままなわけないよね。
でも何故に吉井(菅田君)にあんなに執着するのか。
みんな銃はどこから調達したのか。
ポンコツな人たち、殺しにまで発展、そんなん想像してなくて巻き込まれた感じ?だからか怖くない銃撃戦だった。
菅田将暉が後半から弱めだったし、秋子はよくわからなかった。
理不尽な世界の話ともちょっと違うけど?
松重さんはあれだけで、佐野君(奥平君)は一体何者、そっち系の大物なんだろうなという想像だけが残る。
動機の不明が最大の恐怖
主人公・吉井(菅田将暉)のハンドル名「ラーテル」は陸上生物最強と呼ばれるイタチ科の動物の名前から。あんまりストーリーと絡まない由来。
よく分からなかったのが、
①会社社長の滝本からの昇格の誘いを断り、自宅に来た滝本に対して居留守を使ったから、主人公にむかついてライフル銃で撃つ?そこまで恨むか?社長やぞ?
②主人公は転売屋の仕事に佐野っていうこま遣いを雇うんだけど、解雇。その後解雇された佐野は実はヤクザか何かの孫?で、大した理由もなく何故か主人公を助けに来て、主人公に恨みがある奴らを殺しまくる。動機が不明過ぎる。金ではないし、、、
③主人公の彼女が、主人公を殺そうとする動機が全く無い。もし金目当てなら短絡過ぎる。
とにかく佐野が謎過ぎる。佐野が一番怖いわ。
佐野くーん!
2024年劇場鑑賞244本目。
予告の内容にたどり着くまで三分の二くらいかかります。伏線がいくつかあって、そのうち2つくらいははっきり明かされないので(想像はできる)そこがはっきりさせたい派としては減点ですが、菅田将暉、窪田正孝、荒川良々など演技派が集まることでどうなるのか分からず面白かったです。
佐野くんが良かったですね〜。
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