劇場公開日 2024年9月27日

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Cloud クラウドのレビュー・感想・評価

全288件中、121~140件目を表示

4.0Boy Fearless

2024年10月5日
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ブレミン

3.0疲れた

2024年10月5日
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黒沢清監督の「スパイの妻」が面白かったので観に行きました。
最初から暗くミステリーらしい展開で、三分の二は興味深く見ていたけれど、後半三分の一ほどから、なんとなく現実感が薄れてしまい「落としどころは何処なんだろう」と考えて、没入しきれませんでした。
観終わった後は体が疲れていました。
その疲れが何処から来ているのか分かりませんが・・・

窪田君の目、凄みがありました。
琴音ちゃん、こういう役をやらせたら天下一品ではないかしら。

「クラウド」と「アナログ」は同じステージに在るのだな~
と感じました。

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Jo

3.5転売屋の横流しにはお気をつけて…

2024年10月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

『クリーピー』や『リアル』、最近では『散歩する侵略者』等、独特の世界観で楽しませてくれている黒沢清監督が、菅田将暉を主演に迎えて描いたサスペンス・スリラー。今や生活の一部となったネット・ビジネスを背景に、それを悪用し、不正な転売によって一攫千金を企む一人の男・吉井。吉井によって騙された者達が、憎悪と怒りを渦巻いて、吉井を吊るし上げようとする恐怖を描いている。

黒沢作品らしく、相変わらず何処で仕入れたのかライフルや拳銃でのドンパチ合戦。次々と銃弾の餌食となっていき、最後も救われないイヤミスの内容。ネット・ビジネスによる転売に着目したのは面白いし、前半の吉井の仕事振りによる掴みも流石だと思った。決してグロさは感じないが、後半は、日本には馴染まない派手な撃ち合いを繰り広げる。しかし、ここまでカモられた男に執着する、被害者たちによる集団心理といのも、動機としてはやや弱さを感じた。

クリーニング工場で働く吉井は、先輩から転売屋の極意を教えられ、犯罪ギリギリのグレーゾーンでの転売を日々繰り返していた。ある日、医療機器の転売で大儲けをした吉井は、クリーニング工場を退社し、恋人の秋子と共に、人里離れた湖畔の家に移り住んだ。そこで、地元の青年・佐野を雇って、転売業を広く手掛けて成功を収め、新生活をスタートさせた。

そんな矢先に、吉井の周りで、夜中にガラスが割られたり、自分の仕事が警察にも知られていたり、不穏な出来事が起き始める、そしてネットでは、吉井の父性転売のによって地獄を見た者達による吉井への誹謗中傷が炎上し、その果てに、『吉井狩り』という猟奇的な集団心理を煽動していった。ターゲットとなった吉井の新生活は、根底から崩れ落ちていく…。

主役の吉井を演じた菅田将暉は、次第に追い詰められて、引き金を引くまでに堕ちていく役柄を、存在感ある演技で魅了している。また吉井の先輩役の窪田正孝の狂気に満ちた表情も、不気味さと怖さを湛えていた。その他にも、恋人役の古川琴音、吉井を狙う役の荒川良々、岡山天音等も、泥臭い演技で個性ある役を演じていた。そして、本作のキーパーソンとなる、佐野を演じた奥平大兼は、表情を崩さない淡々とした演技が却って不気味さを煽る。何を考えてるのか、最後までその存在も目的も謎につつまれままエンドロールを迎えてしまったのが消化不良だった。

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bunmei21

3.0意味のわからなさ含めて最高!

2024年10月5日
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怖い

興奮

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邦画野郎

3.0すでに世界はそうなっている

2024年10月5日
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黒沢監督の映画は好きなのも多いのですが、この作品は(も?)「もっとそこはわかりやすく語ってしまっていいのでは?」と思える脚本でした。

しかしラストは映画の中の人物だけでなく観客も「地獄へ道連れ」といった黒沢流の演出で嫌いじゃないです。もうとっくに世界はそうなっているんですね。

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Pocaris

2.5まぁ なんかね

2024年10月5日
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怖い

単純

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ライトオ

3.0まさかの展開にツッコミどころも多いけど…

2024年10月5日
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てっきり、慈悲の無い嫌われ者の転売ヤーが謎の集団に追い詰めれれていく…そんなサスペンスストーリーかと勝手に思っていましたが、銃撃戦に突入していったのには驚いた。

凄く期待してたり何かのテーマを求めて見に行ってたら悪い意味で衝撃を受けたかもしれないです。
あまり深く考えないで観てたせいか、これはこれで面白かった。

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もやすけ

1.0映画名を変える

2024年10月4日
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笑える

難しい

寝られる

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エフエフエフ

3.5物語ではなく〝行為‘’でシーンをつないでいって映画を成立させている...

2024年10月4日
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物語ではなく〝行為‘’でシーンをつないでいって映画を成立させているような印象。控えめな菅田将暉がなかなかよく、普通ってことを描くとこんな感じになるんだなと。乾いた銃声が響きわたるシーンは、物語の必然ではなく、ただただこのシーンがやりたかったんだと思わせる。それでいい。

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ghostdog_tbs

3.5老若男女が楽しめるエンタメ映画になっているが…

2024年10月4日
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Rosalind

5.0高濃度の黒沢清ワールド

2024年10月4日
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笑える

楽しい

怖い

まず演者としての菅田将暉が非常に素晴らしく、普通に見えるが少しズレた若者を好演していた。

また、ジェットコースターのように進むギャグ感満載の物語とホラーテイストの演出は唯一無二かと思う。

黒沢清監督作品「復讐」や「カリスマ」に似たロケーションやガンアクションも必見。
好き嫌いの分かれる作品であるが、これぞ黒沢清といった映画となっている。

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bono

0.5怒りすら湧いてくる

2024年10月3日
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泣ける

とにかくずっと面白くない。何が伝えたいのかわからない。奥平さんの演技は唯一よかった。逃走中が今年一のクソ映画かと思っていたが、全然張れるレベル。むしろ勝ってる。世界情勢、大国の横暴それこそ発展途上国への買い叩き、それに対する抵抗なんかを描いているのかとも捉えられたが、それにしても酷い。映画中ずっと興味が湧かなかった。

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lili

3.0集団狂気のリアルゲーム

2024年10月3日
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怖い

難しい

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まこやん

3.5黒沢ワールドではなかった

2024年10月3日
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黒沢清監督のサスペンス作品といえば、
独特の雰囲気とサスペンス要素が特徴的な【黒沢サスペンスワールド】が想起される。

しかし、本作においては、
その概念を覆すような異質(一般的にはノーマル)な世界観が展開されている。

どこが変わったのか?

従来の黒沢作品では、観客を不気味な空間に引き込み、
予測不能な展開で翻弄することが特徴であった。

しかし本作では、舞台となる主人公のアパート、
工場や警察署など、極めて現実的な空間が丁寧に描かれている。

エキストラの多さや、セット、ロケセットの緻密さなど、
リアリティを追求した作り込みは、
これまでの黒沢作品とは一線を画すものと言える。

このリアリティの追求は、
一見すると黒沢作品らしからぬアプローチのように思える。

しかし、よく考えてみると、このリアリティこそが、
本作における新たなエンターテインメント的な恐怖を生み出す要因となっているのではないだろうか。

黒沢監督のスタイルとは?

私は、黒沢監督の作品に二作品で携わる機会を得たが、
監督の最も特徴的な点は、
観客の予測を裏切る巧妙な手法にあると感じる。

シナリオ、演出、撮影、美術など、あらゆる要素を駆使して、
【論理的な世界観の中にわずかなズレ】を生み出す。

このズレは、観客の意識下で徐々に大きくなり、
最終的には強烈な恐怖感へと繋がっていく。

例えば、ある場面では、論理的に説明がつくはずの出来事が、
わずかに不自然な形で描かれる。

このわずかな違和感こそが、観客の不安を煽り、不気味な雰囲気を作り出す。
リアリティを追求した舞台設定の中に、
わずかな非現実的な要素を散りばめることで、
観客を困惑させ、不安感をあおる。

観客は何かがおかしいと気づいたときには、黒沢沼にはまっている証拠だ。

この作品における恐怖は、
単に怖い映像を見せることによって生み出されているのではない。

それは、【観客の論理的な思考と、映像によって提示される非論理的な要素との間のギャップ】から生まれる。

このギャップが、観客の不安を煽り、恐怖感を増幅させる。

まとめると、

本作は、黒沢清監督が新たな境地を開拓した作品と言えなくもない。

今までの作品のような異質な空間の設定ではなく、
リアリティを追求した舞台設定と、
わずかな非現実的な要素を組み合わせることで、
観客に異様な恐怖感を与える。

この作品は、従来の黒沢作品とは異なる魅力を持っている、
新たな黒沢エンタメワールドの始まりなのかもしれない。

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蛇足軒妖瀬布

2.5クラウド

2024年10月3日
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単純

菅田将暉を見に行来ましたがなんかいまいち
窪田さんの悪役ぶりもっと欲しかった全然足りない。
古川さんの悪女も足りない違う人でも良かった。荒川良々は悪に見えない映像の準備最初からしとけ全体的にテンポが悪い黒沢清大したことない国際映画祭出品しない方がいいのでは?

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Lec

2.0どんよりとした世界観

2024年10月3日
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転売屋の青年が集団狂気に狙われる恐怖を描いたサスペンススリラー。菅田将暉主演ということで楽しみに鑑賞したがどうやら期待外れ。ハラハラドキドキするような展開やシーンが一切なくて面白みに欠ける印象。どんよりとした世界観も苦手でした。

2024-162

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隣組

1.5映画ではなく演劇

2024年10月3日
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ほくほく

3.0喰らうど

2024年10月3日
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んー。嫌いじゃないんだけどもゾワゾワ来るものがなかったかな。登場人物全員が絵空事みたいな感じだったり、常に何かをはぐらかしている感じは良かったのだけども、好みとしては要所要所のスパイスがもっと効いて欲しかったし、後半は個人的にはコメディに映ってしまったので、全員のヤベー感じがもっともっと化学反応を起こして欲しかった。芸達者達の抑えた芸達者を眺めてるだけでも結構満足は出来るんですけどね。もったいない。

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lynx09b

2.0前半★★★後半★

2024年10月2日
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怖い

興奮

難しい

前半は感情の起伏が少ない主人公吉井の転売の日常を不穏な空気感で描いていて黒沢ワールド全開だった。ところが後半はまるで監督が変わったかのようなガンアクション。まるで西部劇のように撃ちまくる。しかし肝心なところで吉井を撃たないので逃げられまくる。そして素人目にも無駄玉撃つなよってなぐらいに撃ちまくる。これでもかってくらいに撃ちまくる。監督どうしちゃったの?

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よう

2.0やっぱりなあ・・・

2024年10月2日
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菅田将暉主演の割には,宣伝等地味な公開。
黒沢清作品という点で不安を感じたが,菅田将暉に期待して観賞。

【物語】
町工場に勤める吉井良介(菅田将暉)は真面目な勤務態度で、社長・滝本(荒川良々)にも認められていた。恋人・秋子(古川琴音)とも安定した関係を築いていたが,吉井はネット転売屋というもう1つの顔を持っていた。ハンドルネーム「ラーテル」としてネットで商品を売りさばいているのだが、ときに相手の弱みに付け込んで、非情な価格で買い叩いたり、如何わしい商品を買い付けたり、 手段を選ばず人気商品を買い占める等、かなり危ない手段で商品の仕入れては高値で売りさばいていた。うまく行くときは数時間で数百万円の利益を稼いでいた。

あるとき勤務先のから管理職への昇進を打診されるも断り、工場を辞める。郊外に事務所兼自宅を借り、転売1本で食っていくことを決意して秋子と共に転居。なんとか転売業が軌道に乗ってきたとき、ネット上でラーテル襲撃メンバーが公募されていた。

【感想】
黒沢清監督,俺にはどうしてもこの監督は合わないようだ。一般にはこの監督を評価する向きもあるようだが,過去作において俺はどうにも許せないほど,嫌いな作品から,「ちょっとなあ」いう作品まで。個人評価としては★1から最良で★3しかこれまで無い。今作は菅田将暉主演ということで,今度こそ良いと思える作品に出合えるかと少しだけ期待したけれど・・・
黒沢作品としてはマシな方ではあったが。

冒頭から入りこめこめなかったし,最後まで何と言うか,何を描きたいか伝わって来ない。前半と後半では空気が全く違う意外性のある展開とは言えるけれど,面白いとは思えなかった。
恋人秋子の位置づけも良く分からなかった。

強いて良い点を上げれば,菅田将暉,窪田正孝,荒川良良はさすがの演技を見せてくれたくらい。

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泣き虫オヤジ