Cloud クラウドのレビュー・感想・評価
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あれ?菅田さんて、こんなに演技アレだったけ?
アクションはグダグダ。ストーリーも目新しさ皆無。都合の良すぎるお助けマン。
特に脈略もなく、いきなり最後で裏切る女。
まあ、女の憎々しい演技は光ってましたが、その後菅田が泣くシーンでは、誰も泣けなかったと思う。まあ、午後ローの映画の方がずっと面白いかな。
もっと恐怖を煽るべき
クラウド
菅田将暉、荒木良々、窪田正孝といった一流キャストが織りなす、「最高の駄作」。主人公の転売屋が倒産した会社から安く商品を仕入れたり、偽物のハンドバッグを売ったら、やたらと恨まれ、集団リンチされそうに。やっていることと恨まれっぷりがすごくアンバランス(ここら辺から早送りしたくなる)。リンチ寸前で転売のアシスタントの青年が、実は謎の大物ヤクザらしく、助けに駆けつけ、壮絶なガンファイトを繰り広げる展開に。最後には、恋人が主人公を裏切るもアシスタントに撃ち殺されて終わる。前半は人間の心の闇的、中盤はサイコ、後半でアクションと脈略なくいろんな要素を詰め込んでストーリーが破綻してる。
(君も)狙われている。
感想
見えない悪意と隣り合わせの怖さを描くサスペンス・スリラー!
“誰もが標的になりうる”見えない悪意と隣り合わせの“いま”ここにある恐さを描く本作が、現代社会の混沌を撃ち抜く。
気がつけば標的 匿名の集団による狩りゲームがはじまる
私には刺さらずよくわからん作品でした。
前半は雰囲気が良く転売ヤーの日常で徐々に雲行きが怪しくなりですが後半は一変してガンアクションに…笑
映画館でお金を払って観てたらもっと評価は低かったかもです。評価が分かれる作品ですね。
キャストは豪華でした、菅田将暉、古川琴音、、奥平大兼、窪田正孝、岡山天音、荒川良々、松重豊など。
謎の恋人秋子にはイライラしました、終始胡散臭くてラストの裏切りはミエミエで殺されてスカッとしました笑
工場の社長滝本や先輩の村岡はイカれてるし、三宅は考えが1番まともだったんじゃないかと…笑
個人的には警察官役の矢柴俊博がもっと絡んできて欲しかったです。
そして佐野は何者だったのか…
※哺乳類最強ラーテル
アマプラで視聴金払ってたら悔し泣きしてたかもしれない
この映画の見どころを簡潔に分析してわけてみる
・CMで登場する紙袋をかぶった怪人だと思う。
この映画最大の見せ場はこのキャラクターにある。
何を考えているのかわからない異常者が主人公にどんな理不尽をホラーを味合わせてくれるのかに期待している人が多いと思う。でもそんなことは1mmもなかった。個人的には、変態性をにじませまくり、超人的にストーキングをして、理解不能な変態的な理由で主人公をゾンビみたいに追いかけ回す。ことを期待していたが。そんなことはなかった。
・メインヒロイン「倫理的に破綻した遊び人の女、刺激がなにより大事、常に刺激されてないと飽きて蒸発する。金のためなら彼氏も見捨てて殺そうとする。銃の引き金を狂ったように引きまくる顔が醜悪に尽きる」
・謎に主人公を慕うアルバイトの青年「たぶんヤクザと仲がいい家の人。主人公の転売センスに惚れているため主人公に尽くす。そのため殺人も平気でするイカれてる人、主人公にとっては善人かもしれないが、世間一般常識的にアウトロー」
・主人公「転売で稼ぐことを悪いと思っていない倫理観の破綻した人間、転売で小さな成功を納め、先輩転売屋を見下したことで恨みを買い、ネットで集まった有志達に襲撃を受けることになる。襲撃犯たちを「勝手に人生失敗したやつらが・・・」と馬鹿にしていたが、最後のほうでメインヒロインが金に目がくらみ自分を殺そうとする。それは失敗し、メインヒロインが射殺される。
主人公は、自分を殺そうとしたメインヒロインを抱きしめて涙を流す。メインヒロインが死んでしまったのは、こんな状況にメインヒロインを追い込んだ自分の責任なのだと自覚し、精神的に成長する。が、当然、時すでに遅し。先の見えない暗雲「クラウド」に向かいながら、この世界は地獄だ。とぼやく。」
キャラクターが漫画っぽい。赤い色のやつはレッドマンだ。赤い色だから勇敢に戦う。
青い色のやつはブルーマンだ。青い色だから知性的に戦う。
こんな感じに大味なキャラ付けがされていて、人間というよりキャラクター的な登場人物が多い気がする。
唐突にヤクザとつながりがあり、銃を仕入れて、主人公を助けに来る後輩とか、ちょっと待てよ!お前!て言いたくなる。
もしかしたらこれ原作が漫画か何かなのかもしれない。
しょうむない
転売ヤーの末路を描く映画ならもう少しちゃんとした物を作った方が良い。
菅田将暉の役にもイライラしたし、佐野くん役の役者も下手すぎる…。
日本人で銃の撃ち合いは似合わないって。
罪に無自覚な罪
ここは地獄の入り口か⁉️
「やっと気がついたかね!吉井くん。」
人間の欲望の“みっともなさ“と“悪意“を誇張して、
描いている。
2024年に黒沢清監督の映画が2本立て続けに公開された。
「蛇の道」と本作品。
どちらも復讐を描いてはいるが、
「蛇の道」は法的にも罰される罪。
「Cloudクラウド」は本人は無自覚な罪で裁かれるも、
結果は見ての通り。
また“人狩り人“はネットの闇バイトのように集まっている。
難解だとよく言われる黒沢清作品。
この「C loudクラウド」は、易しい言葉と噛み砕いた表現で
とても取っ付き易い。
主人公は品物を安く仕入れて高く売る・・・
転売屋の吉井(菅田将暉)
彼はその生き方が他人を傷つけているとの自覚はまるでない。
転売屋で食べていくなんて至難の業。
人より早く情報を手に入れて、即断で買い付ける。
売れるとは限らないし、損もする。
しかし吉井はそんな転売屋に向いてるかもしれない。
情に流されない、クールである。
しかし恨みを買っていた。
悪意を《雲》のように膨らませた吉井に関わった人々は
“人狩り“の群衆となり吉井を襲ってくる。
40万の定価の医療機器をたった3000円で30個買い取った。
結果20万で30個を完売して600万を手に入れる。
その金で湖畔の一軒家を借りる。
(売り手の社長は吉井に激しい憎悪を抱く)
引っ越しは
恋人の秋子(古谷琴音)も一緒だ。
(明子は買い物依存症らしい)
湖畔の洒落た一軒家に引っ越したら吉井は、
アルバイトの青年・村井(奥平大兼)を雇う。
村井は吉井を尊敬して、吉井の舎弟のように思う。
村井の存在がこの映画で、鍵になる。
この映画が公開されたとき、あらすじを読んで、、
全く興味が湧かなかった。
正気のない菅田将暉の顔がプリントされたジャケット。
転売屋?が謂れのない暴力に巻き込まれるストーリー。
皆目、想像が出来なかった。
、しかし見てみる、これが面白い。
登場する人物は一癖も二癖もある輩ばかり。
恋人の秋子(古川琴音)ですら、何か得体が知れない。
後半のバイオレンスは、銃の扱いに不慣れなド素人たちで、
銃の安全装置を外さずに撃つ・・・とか、
第一、いきなり銃を撃ってもまず当たらないんじゃないの?
とか、
その素人ぽさが良い味だしている。
無国籍のウエスタン風・・・ポンコツの。
そしてラストの吉井の言葉が、前述した
「ここが地獄の入り口か?」
悲惨なのに、吹き抜けてて、
笑える。
酷い展開
菅田将暉さんに魅かれて鑑賞したものの、人物設定と展開に疑問だらけ、リアリティの無い不可思議な行動のオンパレードに絶句しました。
先ずは主人公の菅田さん演じる転売人の描き方ですが命を狙われるほど酷い商いをしているわけでもないでしょう。
人気商品を買い占めて高額で転売する手口は中国人によくある話、売れ残り品を安く買い叩いて転売は、買い取る方にもリスクはあるからお互いに納得ずくのビジネスでしょう、それをまるで菅田さんが悪者かのように描くのはもってのほか。
偽ブランドなど如何わしい出品はありふれた話、旨い話に裏がありそうなことは察するべきだし騙される方も馬鹿でしょう、それを逆恨みして転売屋を殺そうなんて動機付けは極端過ぎるしそんな事件報道も聞いたことがありませんからリアリティが全く感じられません。
そこで主人公の命を狙う中心人物を顧客でなく、かっての仲間や職場の上司など個人的な妬み恨み絡みに仕立てたのでしょう。人間不信がテーマのようだが恋人まで胡散臭く設定する必要があったのか、特に分からないのは主人公に雇われた田舎の青年、どこかの秘密組織の一員のような描き方、よく言えば謎だらけですが人物像が全く描かれていないので行動の真意、理由が掴めませんでした。
日本は銃社会でもないしヤクザでもない素人が拳銃を簡単に手にする方が異常です、黒沢監督はネット時代だから転売屋と言う稼業に着目したのだろうが、社会派サスペンスに仕立てたいなら闇バイト問題を掘り下げた方が怖かったでしょう。
こわい、面白い
面白かった。
思っていたよりもわかりやすいストーリーだったし。
序盤から中盤にかけて、何気ないようだけど何かが引っかかるカットがいくつか見られ、その積み重ねが不安感を増大させていく。少しずつ、確実に。
前半、若干テンポが遅く感じたけれど、主人公が地方に拠点(湖の畔という設定がまたいいね)を移してから話がぐっと面白くなってきた。
荒川良々、窪田正孝、岡山天音……クセのつよい役者が集結。
この面子でフツーの映画なわけはない。
最初は「この役(工場の経営者)では荒川良々の存在がもったいないなぁ」と思ったりしたけれど、なるほどやっぱりそうきたか。
サイコパス揃いの中でいちばんこわいのは、やっぱり佐野くんだなぁ。
こういう映画は黒沢清監督でしか撮れないんじゃないかと思います。
人間の闇の部分を描かせたらピカイチだ。
一歩間違えると滑稽になりかねないストーリーを、緊張と均衡を保ちながら丹念に作りあげている監督の手腕に感服しました。
そして菅田将暉。本当にいい役者だなぁ。
しかしこの映画、ありえないお話ではないですね。
また人間という生きものがいっそうこわくなってしまいました。
大好きな黒沢映画がまたひとつ増えた
黒沢清らしい男臭さ
名優達の無駄遣いかも
やっぱ、危ない橋渡るとろくなことないですね。
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