劇場公開日 2024年9月27日

Cloud クラウドのレビュー・感想・評価

全261件中、221~240件目を表示

4.0シュピーゲルグランツ

2024年9月28日
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鑑賞方法:映画館

前半のだんだん追い込まれていく具合は黒沢清監督作らしくて実に良かった。
狩りが始まってからもまぁそうだったんだけど、佐野無双になってからは、ねぇ…
ただ、ずっと助手を名乗りながら無双してゆく様子を見て、なるほど彼は相手を助けながら魂を手に入れようとする悪魔、佐藤亜紀「鏡の影」のシュピーゲルグランツみたいな存在なんだなと気がついた。だから面白いかというとそれはまた別の話なんだけど。

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ぱんちょ

2.5薄すぎるネット文化批評

2024年9月28日
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鑑賞方法:映画館

たしかに黒沢清ならではの刻印は、あちこちにあるんですよね。素早いクロスカッティングを使って、バスの中で視野の隅を一瞬だけ横切る不安な黒い影。空っぽの工場で風にはためく半透明のビニールのカーテン。逆光で真っ白に飛んだ窓ガラス。そして何よりも、菅田将暉の不思議な存在感は忘れがたい。

でもねえ、それらすべてを足し合わせても、これ要するにあんまり脚本が練れてない薄っぺらいネット文化批評の映画としか言いようがないんですよね。どこからともなく現れる反社集団とか、ネットの転売くらいでキレる一般人とかさ、あまりにもご都合主義がすぎる。黒沢清が教壇に立ってる藝大映画学科の脚本課題でこんなの提出されたら、「まあもう少し頭を冷やして伏線を整理してみたら」と講評を書かれると思うんだよね。そんなの映画として撮ってちゃいかんですよ。

朝日新聞のレビューで大久保清朗が「銃撃シーンは圧巻」と書いてるんだけど、本気ですかね? シロートが適当に乱射してるだけですって。画面を見ろ画面を。

俳優の演技も、この監督はぜんぜんコミットしてないのがありあり。ぜんぶTVドラマだねこれは。それをぶっちぎって異様な迫力を放っているのは菅田将暉で、彼の撮り方だけでぎりぎり持ちこたえている、そういう映画。

蓮實重彦なんか年寄りのくせに小ずるいから、知り合いの作品だと致命的な欠陥には触れずに「菅田将暉がすごい」とだけコメントを出すんだよね。そんなの真に受けちゃダメです。菅田さんは凄いよ、でも映画はくだらないよ、ってことです。

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milou

5.0憎しみも好意も恐怖になる

2024年9月28日
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2024年。黒沢清監督。工場で働きながらネットでほそぼそと「転売屋」として稼いでいる男は、ちょっとした儲けが出たことと会社で昇進しそうになったことを契機に工場をやめて転売で生きていこうとする。ただ、偽物か本物かに無頓着に売れそうなものを買い占めて転売するきわどい手法は反感を買い、ネットで標的とされて命さえ狙われることに。その時、たまたま雇っていた青年が裏社会に通じた人殺しも辞さない人として現れて男を救うという話。
小賢しい男にすぎない主人公が、あれよあれよという間に恨みを集め、ネットの力で憎悪の的になっていくことがまず恐ろしいが(この程度のぼくがなぜ?1)、土壇場で救世主のように現れる青年に命を救われることで、逆に後戻りのできない地獄に突き進んでいくというのも恐ろしい(人の道を外れていく2)。1では恋人を含む周囲のあらゆる人間が自分を憎んでいることを突き付けられ、それがそもそも自分の無関心から発していることを知る。2では逆にこちらの想定を超えた好意を向けられ、その底知れぬ行為の行きつく先の恐ろしさを知る。どちらにせよ、他人や世間に対して無関心な主人公(訪ねて来た工場主に対する居留守、先輩に携帯番号を訪ねられたときの能面など。積極的に関係を切断し続けている)が、過剰な関心を寄せられることで恐怖を抱く姿を描いている。
黒沢監督の恐怖映画が常にそうであるようにぞわぞわする。主演の菅田将暉がどこかのインタビューで話していたが、後半で男が手にする拳銃には常にライトが当たるように計算して撮影していたとか。きらりと光る拳銃が「ぞわぞわ」に貢献しているのは間違いない。

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文字読み

5.0黒沢清は進むことを恐れない。あの頼もしき奥平大兼のように

2024年9月28日
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リメイク版『蛇の道』を観るのは辛かった。
黒沢清が面白くないという現実は受け入れ難かった。
これぞというショットを撮らず、悪戯に間延びした格闘で尺を伸ばす、これを撮ったのは本当に黒沢清なのか。
黒沢清に明らかな変化が起きている、しかしその変化が良いものだとは到底思えない。
ただつまらない映画を観ることより遥かに、それは辛い体験だった。

黒沢清は、進むことを恐れなかった。
銃を手に変貌した奥平大兼が「進みましょう」と繰り返すように、変化することにいささかの躊躇いもなかった。
映画『Cloud クラウド』で黒沢清は、ペキンパーへの憧憬を抱きつつ、イーストウッド的な軽さで撮りつつ、スピルバーグへの対抗心を燃やしつつ、『回路』の頃の黒沢清でありつつ、しかしそのいずれでもない。
菅田将暉と古川琴音が互いを見つめ合う時、異様に速いバスの中で寄り添う二人の後ろに黒い影が出現する時、かつてない長さにも拘らず一切の緊張を失わない銃撃戦の最中、倉庫の外に雪が降るのを目撃する時、「進みましょう」と促す奥平大兼に導かれ、映画の世界に生きることを決意した菅田将暉が走り出す時、そんな矛盾した感覚を覚えつつ、自身の変化の全てを肯定する黒沢清の強さに涙を堪えきれなかった。

進み続けたい、スクリーンプロセスを背に光る眼を前に向ける菅田将暉のように。

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Ka!

3.0うむ

2024年9月28日
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退屈だった…
眠かった…
が、転売屋が腹立たしいのには共感!

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SHO

5.0最初から最後まで面白かった

2024年9月28日
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怖い

興奮

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ノブ様

0.5なかなかにひどい

2024年9月27日
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一言で言えば、雑。
というか、それ以外の言葉が浮かばない。

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m_satoda

4.0黒沢清イズム溢れる怪作で菅田将暉が化ける!

2024年9月27日
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ババ抜きから命を賭したゲームへ…不気味な空気、何か出てきそうな余白スペースのある構図に否が応でも緊張が走る。それらを実現する撮影カメラワークに照明ライティングも絶品。転売ヤー業界もしのぎを削っていて厳しい。東京から離れて、地方からでも(どこでも)ビジネスが成り立つ現代性含め、あらゆることがメタファー。
キャラ立ちした冒頭から、追い込まれ鬼気迫る迫真の演技は圧巻!何を感じ・考えているのか心の奥底が見えず分からないような淡々飄々とした表情や話し方。その振る舞い・壁の立て方みたいなのも現代人的。けど、決して単に"無"で薄っぺらいその場しのぎの受け答えというわけでもない奥行きがしっかりとある。窪田正孝も荒川良々もどのキャラクターも変に含みがあって、けどやっぱりあのキャラクターが出たときは最初から自分の中で変に安心感があったから、強さや後半の展開もある意味で納得。
実体すら怪しい今の世の中で何も手につくことなく素早く手放すババ抜き、それに対して、対照的な命にしがみつくという人間の本質的行動原理・欲求。背筋が伸びるような人の振り見て我が振りなおせで、やっぱり後ろ暗いことはできないなと地に足のついた前半がすごく怖かったから、途中のあるキャラが少し時間を開けてまた出てきたときに「まさか…」とは思ったけど、その"まさか"な舵切りの飛躍が許される現代の寓話。クラウドサービスのCloudで、文字通り雲で、crowdともかかっているような。まさしく煙に巻かれる…。
"知り合い"最強!まさかの助っ人登場?! ネット社会の暴力性や残酷性も体現するように、得体のしれないものの救いで逃げおおせるのか?関係が希薄になっていく中で、誰も解決策を知らず持て余している現代の闇をまさかの手法で取り上げる。後半、芳ばしい意味であっけらかんと面白くなる辺り、流石は黒沢清監督だな〜と思った。そして、そこに込められた意味を自分なりに考え咀嚼しながらエンドロールを迎える…キョトンとする人がいても楽しい。昭和のヤクザ映画・任侠モノなどの銀幕スターみたいな顔になっていく菅田将暉、殺傷度が上がっていく"最恐"から"最強"へ。本作にそれっぽさを期待していた『CURE』から『復讐 THE REVENGE』『蛇の道』みたいな哀川翔よろしくVシネ!

楽か?
商品がそれより心配だ!

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とぽとぽ

2.0登場人物に何も感じない

2024年9月27日
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工場で働きながら転売で金を稼ぐ良介は、本人の気づかぬ間に多くの恨みを買っていて…。
黒沢清監督作品。360度大体どこを観てもクズしか登場しない映画なので誰がどうなろうとどうでも良いや的な感じで観てしまった。主人公のアシスタントが唯一バックボーンが気になる登場人物でした。

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shotgun

4.0思いのほかエンターテイメント

2024年9月27日
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黒沢清監督 × 菅田将暉くん

菅田くんが演じたのは、売る側の弱みにつけ込んで安く買いたたき、ばったもんか否かに関わらず高く売り抜ける転売屋。

買った人に憎まれ、売った人に憎まれ、SNSで拡散されて憎悪の連鎖を生んだ。狂気の集団となった。

う〜ん、これは思いのほかエンターテイメントに振った作品。個性豊かな役者さんたちの競演が楽しかった。

ただし期待し過ぎたか。大きな感動はなかった。黒沢清作品としては中位だと思うがどうだろう。

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エロくそチキン2

3.5黒沢清イヤーを楽しむ

2024年9月27日
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蛇への道、チャイム、そして本作CLOUDと黒沢清イヤーといえる本年、存分に黒沢清を堪能できます。ゆえに黒沢清映画ファンでないと、おや?と感じるところも多いでしょう。後半なんで?とか、隙多すぎじゃね?とか私怨持ちすぎじゃね?とか、まあツッコミどころは多いとは思いますが、ライティングやらセリフの妙やらそこらを引っ括めると、とても楽しい映画体験にはなります。稀有な体験を味わいたい、そしてそれを話したいという方には是非

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うっか

1.5予告やポスターのイメージとはだいぶ違う

2024年9月27日
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悲しい

難しい

寝られる

この作品は疲れている時に見てはいけません、つまらない訳じゃないがマジで緩急がないから、少し退屈に感じるかもしれません。

個人的なイメージしていたのは、転売ヤーがヘイトを集めた結果襲われてどう終わるのかを期待していたのですが、本編は前半、夢見るリアリティある小金稼ぎ転売ヤー、中盤の家襲撃からの追いかけっこ、後半工場でのガンアクションです
前半の丁寧な底辺生活を描写するのはすごく好きです、謎の繋がりや冒頭から溢れ出るゴミ主人公とクソ女も魅力的です
引っ越してからのホラー映画さながらのイタズラ、襲撃、ここまではすごく良かったです
なぜか湖の近くにある別荘みたいな家で変わらない転売ヤーとバカ女が際立ちます
その後の襲撃も丁寧ですごく面白いです
マスクを被ったアホはよくいる一人だとして、素顔さらしたおっさんたちがガチで襲ってくるのはとても怖かったです、あそこで死闘を繰り広げてたらまだ良かったかもしれません

問題は後半の工場に主人公を拉致って、死に様を配信するという陳腐な展開で、なおかつ急に現れてクビになった謎のアルバイトが助けにくる展開です。
恐らく裏社会の子どもか何かですが、謎の主人公を助ける展開も謎です

一般人が銃を持って戦った場合のリアリティはすごく良かったです、アルバイトくんがほぼ無双してましたが、戦闘描写は邦画や邦ドラマみたいな変な構えや音ではなくめっちゃリアリティのある銃撃戦でした、ここは評価したいです
ただ、この映画はガンアクション映画ではなかったはずです…主人公の中の腕が当たりまくって無双してるのも気持ち悪い、主人公が実はヤクザの元エリートとか設定あるならまだ面白いです

人を殺すときちゃんと数発入れるところや、死に方?倒れ方はバリエーションあって気合が入ってたと思います

正直に主人公の気持ちがよくわからなかったです、転売という小銭稼ぎをして、金にしか目がないクソ女に依存して結婚とかアホな事言ってるし、幸せになりたかったのか、何を目指してたんだろう?

ラスト泣いてるのや抱きしめてる所みるととにかく可哀想な主人公だと思いました、彼女に依存していたのは主人公、哀れという言葉以外見つかりません

あと一つ正直言えば、冒頭の定価40万が3000円で購入して20万という医療機器、後半の定価1万が20万で売れるフィギュア
医療機器の売却を素人にするわけないやろ…どゆこと
20万のフィギュアを見てみたい…等身大フィギュアかな?プレミアついて定価2-3万のフィギュアが10倍になる世界線教えて
転売ヤーを題材にするためならこうでもしないといけないからしょうがないですね

総評はすごく微妙でした、2回目見ることはないでしょうねぇ
銃撃戦だけガチなのでもう一度見てみたいかも

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ぱんだほん

4.0若者に受けの良さそうな豪華俳優と、現代リアリティとしての悪としての...

2024年9月27日
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madu

5.0どこで人に恨まれてるかわからない

2024年9月27日
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今週はいろいろ見たい作品が公開する中とりあえず先ずはこの作品ってことで鑑賞!

「死に際がなんか良い」
まず三宅を演じる岡山天音さんの頭を撃たれた時の頭の反動感がなんかすごかった…!
撃たれて…バタリ…とかって感じじゃない感じ。
窪田正孝演じる村岡も隙を突かれて銃を奪われてからの情けない慌て感も良かった。

「彼女の秋子が1番嫌」
古川琴音さん演じる彼女の秋子。
どの行動もなんか全部嫌だったわ…
新しい家来て窓ガラス割られてからの「もうこんな生活いや!」みたいなまだ数日しか経ってなさそうだし、そのセリフを言うには早すぎるだろ。
吉井が監禁されてからも「結構ピンチ感じ?」
みたいな確認いらないだろ!
なんかホント全部嫌だった。
そしてそう思えてるってことは、あの人物像の演技としては満点だったんだろうな。素晴らしい演技でした。

「佐野くんが有能すぎる」
人のパソコン勝手に覗いちゃう以外は、有能なアルバイト(一応社員扱い?)の佐野くん。
有能っぷりを発揮し過ぎそうになったところクビになるわけだけど…
結果、命の恩人となる有能な人物。
ただ堅気じゃねぇんだよなぁ…
クビにされてるし、吉井の事恨んでても良さそうなのに…めっちゃ良いやつ。
いや、良いやつではないのかもしれないけど、本作で一番何考えてるのかわからない怖さを持っていた存在だと思う。
きっと吉井は今後の人生で佐野くんを裏切るような事はしないだろう…でも何がきっかけで彼に恨まれるかもわからない怖さはずっと付きまとうんだろうなぁ…

「総括」
強いて言えば、いや強いて言わなくても全員何考えてんねん!って感じの怖さ。
はじめの工場?超音波健康機みたいなところのおっちゃんは恨むのわかるけど、それ以外は大体なんでそうなんのよ!って感じ故に怖い。
窪田正孝演じる村岡もちょっと一瞬だけ上下関係逆転して少し小馬鹿にする態度取られただけなのに…
何より転売で失敗してる奴の恨みとかホント知ったこっちゃないし…
どんなタイミングでどのくらい人に恨まれてるかなんてわからない怖さ、そしてそう言うの含め何を考えているかわからない人の怖さがズンズン積もるような作品でした。
佐野くんだって今は味方だけど、そもそもなんで味方なのかわからないのに有能過ぎて一番怖い。
アングルとかホラーのような恐怖感のある緊張感から、後半は気がつけば銃撃戦でやるかやられるかのハラハラの緊張感になってる作品でした。
ラストは嫌ぁな雲空でしたね。
見たい作品は多いけど見れてなかった黒澤清作品だけど、本作が初めて鑑賞した作品になりました。他の作品も益々見たくなりました!

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ごはん

2.0もしかして「ベイビーわるきゅーれ」をやりたかったのか?

2024年9月27日
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tomato

3.0 利口に立ち回っているつもりが不義理や怨みを積み重ねた挙句、群衆的...

2024年9月27日
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 利口に立ち回っているつもりが不義理や怨みを積み重ねた挙句、群衆的悪意の対象となってしまう、どこか決定的に欠落した若者を菅田将暉が好演している。だがどうにも、転売屋という現代的なネタが、黒沢清のリアリティ無視の作風とが水と油。転売屋業の解像度が粗すぎて、一種の寓話だと解釈しようにも気が散って、イマイチ話に集中できなかった。ネットの描写も20年前くらいの古めかしさ。古川琴音を使っておいて、あんなステロタイプな色気だけの無能ヒロインにする必要がどこに?サプライズゲスト的な松重豊の登場は嬉しかった。後半の銃撃戦(@いつもの廃工場…特撮の石切り場くらいのノリで舞台になる)は意外に長丁場で見応えあるが、おかしな助っ人に引き回されるのも含め、「蛇の道」セルフリメイク的だ。

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sugsyu

2.0観たあと、一人反省会

2024年9月27日
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じーじ伊藤

4.0集団心理と依存者

2024年9月27日
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ほりもぐ

5.0イメージと中身

2024年9月27日
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ホモ・サピエンス

3.5無関心と無温度。自分には真っ直ぐに伝わってきたメッセージ性は扱いや...

2024年9月27日
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無関心と無温度。自分には真っ直ぐに伝わってきたメッセージ性は扱いやすな!と思う反面物足りなさも。黒澤清作品に最大限の不穏を求める種族に取っては、少し物足りないかな。。。

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こち