Cloud クラウドのレビュー・感想・評価
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インターネットの闇を描く映画ではありません
予告編でネットの闇を描く作品かと思ったら
思ったよりも実力行使していた
工場で仕事をする主人公が
転売を副業にしていてお金を稼いでいたが
仕事を辞めて転売を本業にしてしまう。
主人公が仕事を辞めた理由もよくわからないし
あこぎな商品の仕入れをしていたので
様々の恨みを買っている描写があったが
全体的に拉致されるほどのことかどうかは疑問
ただ、主人公は転売の仕事に依存している感じがしていたが
そこまでストーリーと関係があるか微妙
きっかけはブランドバッグが
偽物かどうかわからない状態で売りさばこうとしていたらしい
それでネットで恨みをもつ奴らが集まって
主人公を襲うという計画をたてるが
銃をもって主人公を拉致するという計画が直接的すぎる
上司は家族を殺したからしかたなかったのかもしれないが
他はそこまで直接的なことをしなくてもよかったのではないか?
あと、居留守を使ったことでどう恨んだのかわからない
予告編でネットで復讐をするということで
デマをバラまくとか、主人公の成りすましアカウントをつくるとか
インターネットを活用した陰湿な復讐をするかと思ったけどそんなことはなかった
アルバイト青年はクビにしたのに危機のとき助けに来てくれたり
組織と繋がりがあるような雰囲気があったが
助けた動機もわからないまま終わった
主人公の彼女もカネ目当てかもしれないが死んでしまった
先輩はオークションサイトをつくると言っていたが
特にストーリーには関係なかった
たぶん、オークションサイトは失敗したんだろう
スリラー要素は中盤までは多い
特に窓ガラスを割られるところはビビった
途中から銃撃戦になる
動機が全然…
もう少し主人公のサクセスストーリーが無いとあんな風に恨みを買う所が理解出来ない
時間経過の描写も無いからどれくらいの年月経ったのかもわからないし…
結局佐野が何者かもよくわからないし、ドンパチを撮りたかっただけにしてはショボい
もう少し面白く出来ただろうにもったいない
登場人物の背景が薄い
菅田将暉さんの演技力がありきでこの評価です。細かな演技はさすがの菅田将暉さんです!が内容がよくわかりません、何を伝えたかったのかな?という印象。
特にラストは謎のままで、俳優陣はそれぞれ良かったのですが残念な印象です。
MVPは古川琴音かな
「蛇の道」、「Chime」に続く2024年黒沢清監督三部作(?)の掉尾を飾る作品でした。4か月で3回目ということで、短期間に立て続けに黒沢ワールドに浸ったせいか、理不尽系の物語にも慣れて来て、本作では物語世界そのものを楽しむことが出来ました。「Chime」でもそうでしたが、序盤は普通の世界なのに、ハッキリとした理由が分からないままに徐々に歯車の回転がおかしくなって行き、やがて地獄行きになるという展開に快感すら覚えました。
また本作の見所は、菅田将暉をはじめとする俳優陣。古川琴音や窪田正孝、岡山天音、「Chime」では主演を務めた吉岡睦雄、さらには松重豊をチョイ役に使う贅沢な布陣で、彼らの絶妙な演技が本作の浮世離れしたとも言えるストーリーにリアリティを与えているところが流石でした。
そしてそんな俳優陣の中で最も印象に残ったのは、菅田将暉を抑えて古川琴音でした。菅田将暉演じる主人公・吉井の恋人役でしたが、最後に吉井に見せた般若の如き表情は、悪夢に出て来るレベル。俳優だからシナリオ通りに何でも演ずるのは当然と言えば当然ですが、従来の古川琴音のイメージを完全に一変させたあの演技は、間違いなくMVPものでした。
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
いつの時代のどこの国の話?
関わる人ほとんどに殺したくなるほど恨まれるという特殊能力を持っている転売屋の話。
常に冷静で大騒ぎせず、銃を突きつけられても命乞いすらしないこの低血圧の主人公を見ていると、不思議とイラッとくるので演出としては成功なんだと思います。
敵も味方も自由に銃が手に入る、あからさまに役に立たず存在しないかの様な警察、田舎に住んでる二十代前半の男が実は組織を自由に使えるほど力を持っている◯し屋、主人公が中々撃たれないなど最近のドラマではかなり見ることがなくなった日活全盛期の無国籍映画ようなリアリティのない展開を堂々とやってのける黒沢演出には正直言って驚かされた。(そう言えばこれも日活映画だっけ)
SNSの普及による転売屋の節操ない所業へ一石を投じたことは最高の評価をしたいが、いかんせん見せ方があまりにも子供騙しの様で、かつバイオレンスに振り切ることもなく中途半端感が否めずなど、残念なことが多すぎて面白く見ることができなかった。
特にアシスタントの行動理由を説明しないままってあり得ないと思っているので、明確な意図があるなら教えていただきたいと思ってます。
格好良いけど
転売屋が恨みを買って集団殺人のターゲットになる。転売屋を中心にしたことは新しいなと思ったが、途中からはギャングの抗争のよう。アシスタントが何故最後まで味方するのかもボンヤリしており、ちょっと物足りない。
希薄過ぎる人間描写
登場人物の人間関係や性格、動機などが希薄、というか描かれてない。
まるで雲の中に押し込めてしまったように・・
無駄な贅肉を削ぎ落として創り込まれたようですね。
前半はミステリー、後半は銃撃戦、見どころは満載。
カメラカットも黒沢清らしさが出て良かったと思います。
荒川良々、いつもながら見事な脇っぷり、素晴らしい。
フオンも
菅田くんや琴音さんが出てるだけで、和らぐ気がする。アイドル力って凄いなぁ。
まあ、びくびくしていた頃がクロサワサンの見せ場で、銃撃戦になるとちょっとあっさり目になってしまったけれど。女に取りすがって号泣も、もっとあっさりにしてほしかった。
菅田将暉くんのルックスが黒沢清監督寄せに見えた、これも役作り?
地獄の入口
転売を本業として儲け始めた男が何者かに狙われる様になる話。
転売を副業とする町工場で働いて3年の男が、出世話しを持ちかけられたことを機に会社を辞めて巻き起こっていくストーリー。
とりあえず、怪しげな上司に始まって何だか彼女も…そして先輩もねぇ。
いよいよ転売を本業にして仕事がうまく行っているのかいないのか、からの佐野君の狙いが良くわからないけれど、随分自信満々な彼女だこと。
と思っていたら、話しが随分大きくなるし、駅に西洋雑貨商もどきの登場で話しが、飛躍し過ぎの様な雰囲気に…これ日本が舞台ですよね?
コミカルだったり軽いノリだったり、もしくはそういう世界を題材にした作品ならまだしも何だかね。
そしてわけわからんその流れのまま捻りもなく終了されて、ちょっと自分には刺さらなかった。
信頼も恨みも気が付かぬうちに
Cloud見終わった後は面白かったという感想に
転売屋が何者かに恨みを買い復讐される物語かと思っていたので誰がやってるのかと予想しながら鑑賞
岡山天音の行動で愉快犯がメインの犯罪かと思いきや半数以上がラーテルの被害者
そんな事で事件まで起こさないだろとかなんでそんなに銃打つの上手いのとか気になる所は多々有りましたが笑
最初の町工場の話も今時ネットで相場くらい確認して自分で出品するでしょとか思うし
600万で人まで殺そうとするかなとは思いましたけど
一番恨んでもおかしくない人を映画の冒頭に持ってきてそれがそのまま犯罪者の一員になってるのがいい意味で逆に驚いた
サノ君が吉井を助ける理由もこの退屈な田舎の暮らしから救い出してくれた恩義を感じてだし
恨んだ人達もそんな些細なことでという内容
生きていれば気が付かないうちに恨みも買うし気が付かないうちに誰かを救ってるかもしれない
今の時代だとありえない話でもないのかなあと
最後に空が曇った道を進むのは殺人に対して躊躇することにも麻痺した吉井の今後の人生を暗示してるのかな
サノ役の奥平大兼の淡々とした演技がツボでした
人を撃つのに躊躇ない所とか東京で何をしてきたんだろうと笑
(解釈についての考察があるのでその限りでネタバレ扱い)/前半後半のテイスト違いが厳しいか…
今年348本目(合計1,440本目/今月(2024年9月度)34本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
東京テアトルさん配給の映画ですが、他の映画館でみました(明日は行く予定←テアトル梅田)。
さて、こちらの作品ですが、一言でいうと「前半と後半とで監督が違うの?レベルにテイストが違う」というところになろうかと思います。
前半はいわゆる転売屋の成功と転落を描く部分ですが、残り1時間ほどの後半が、工場かどこかでの撃ち合いシーンばかりで、さらにここに「*し屋」や「特殊清掃班」といった語が出るので、まさに「ベイビーわるきゅーれ」みたいな状態で、しかもこの映画は一般指定のため撃ち合いシーンにも限界があり(ベイビーわるきゅーれはPG12の扱い)、光の点滅がものすごく厳しいかなと思ったところです。
さて、この映画なのですが、個人的には「同音異義のダブルネーミングではないか」というのが見解です。
映画のCloudは「雲」で、映画内では「雲のように集まった集団」といった表現や、「オンラインの転売サイトの構築」といった「クラウド構築」といったIT用語の意味でも使われていてそれが一つの意味でしょう。
一方で、転売サイトに騙された人たちが(匿名掲示板で)集まって復讐していこうという後半1時間の部分は、まさに多数人の「集まり」であって、「群衆」などを意味する crowd のほうがぴったりきます(同音で別の単語です)。映画では「Cloud」のほうしかでませんが、個人的にはこの点が実は隠されたダブルネーミングで映画の趣旨なのではなかろうか、といったところはあります(映画内で(天気予報等でいう)「雲」それ自体が描かれることがない)。
採点にあたっては以下まで考慮しています。ちょっと以下で述べる点、行政書士の資格持ちはごまかせませんので…。
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(減点0.4/序盤の何かの医療器具を9万円で買い取ろうとするシーン)
売買契約はお金を払うだけでは成立せず、売買契約に双方同意する必要があるので、売主が嫌がっているのに買主がお金を置いていくだけでは成立しません。一方で勝手に持って帰っているようで、占有権自体は本人にありますが、契約が成立していない以上、所有権と占有権がずれる状況がおきます。
この状況でオンライン転売サイトで転売したところで法律上は「他人物売買」であり(民法561条)、実際に物の所有権がない以上(占有権の推定は働きます)、その所有権を得て買主に移転する義務を負います(561条)。これができないと転売における契約も成立せず(履行不能等の論点が起きる)、状況によっては不当利得(703)や不法行為ほか面倒な状況が起きてしまいます。
(減点0.3/ネット転売サイトと資格)
個人で1年に1回程度メルカリほかのサイトで行う程度では黙認扱いですが、これらを業として反復継続する以上、本人が許可を得ない限り、古物営業法の縛りを受けます。これは本人が実際に許可を取りに行くのでない限り、許可申請代行は行政書士しかできません(弁護士はオールマイティなので可能/許可申請を得ていれば、転売行為自体が褒められるかどうかは別として行政書士であろうが何であろうができる)。この点は余りにも「極端すぎる」と実際に検挙例もあるので(逆に個人が年に1回2回するレベルでは黙認扱い)、ちゃんと描いてほしかったです。
(減点0.3/転売サイトと品物の内容について)
いわゆる偽物ブランドを売るような行為は、特別法にも救済規定がありますが、民法上では単に詐欺(96)や通謀虚偽表示(94)の問題であり、実際に明らかに値段に合わないもの(要は偽物ブランド)を売る行為は不法行為や不当利得の問題であり、それらを被害者が何も言わないのも気になるところです(ただこの点を論点にすると後半の撃ち合いシーンが全部なくなるので微妙なところ)。
※ 本件は、例えば「偽物をつかまされた」被害者が、加害者(=インチキサイト)からの救済が見込めないような状況において、善意無過失を装って他の人にさらに売ってしまうというケースで救済処理が異様にややこしくなるという点にあります。
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途中で失速?
菅田将暉と窪田正孝、2人が出るんじゃ観たいよね。配信まで待てません。マブリーとどちらを先に観ようか迷い、こちらを選択。
転売屋、十万円で売るバック、確かにブランド品とは表記していないなら騙しているわけではないのか?でもなんか詐欺っぽい。仕事を辞めて転売屋を本業にして大丈夫か?どんどん不穏な雰囲気になって、なかなか面白い。バスの背後の黒い人影や、いちばん怖いのは、なんの連絡もなく突然訪ねてドアをノックし続ける上司。嫌だわ〜。
良介が拉致されて、顔から焼くよって、言われたあたりまではなかなかハラハラな展開だったが、なんか銃撃戦が始まってから興味が失速。何故だろう?
荒川良々のしつこい上司役、銃を撃つ姿も様にはなっていたが、復讐に加わった人の背景がわからない人がいたり、佐野くんが銃を手に入れたり、掃除屋を手配できる背景がもっとわかると良かったかも。
良介、殺人までしちゃって犯罪者だけど捕まらないんだね。ラストもなんか想像の範囲内で尻すぼみ。(あくまで個人の感想です。)
シュピーゲルグランツ
前半のだんだん追い込まれていく具合は黒沢清監督作らしくて実に良かった。
狩りが始まってからもまぁそうだったんだけど、佐野無双になってからは、ねぇ…
ただ、ずっと助手を名乗りながら無双してゆく様子を見て、なるほど彼は相手を助けながら魂を手に入れようとする悪魔、佐藤亜紀「鏡の影」のシュピーゲルグランツみたいな存在なんだなと気がついた。だから面白いかというとそれはまた別の話なんだけど。
薄すぎるネット文化批評
たしかに黒沢清ならではの刻印は、あちこちにあるんですよね。素早いクロスカッティングを使って、バスの中で視野の隅を一瞬だけ横切る不安な黒い影。空っぽの工場で風にはためく半透明のビニールのカーテン。逆光で真っ白に飛んだ窓ガラス。そして何よりも、菅田将暉の不思議な存在感は忘れがたい。
でもねえ、それらすべてを足し合わせても、これ要するにあんまり脚本が練れてない薄っぺらいネット文化批評の映画としか言いようがないんですよね。どこからともなく現れる反社集団とか、ネットの転売くらいでキレる一般人とかさ、あまりにもご都合主義がすぎる。黒沢清が教壇に立ってる藝大映画学科の脚本課題でこんなの提出されたら、「まあもう少し頭を冷やして伏線を整理してみたら」と講評を書かれると思うんだよね。そんなの映画として撮ってちゃいかんですよ。
朝日新聞のレビューで大久保清朗が「銃撃シーンは圧巻」と書いてるんだけど、本気ですかね? シロートが適当に乱射してるだけですって。画面を見ろ画面を。
俳優の演技も、この監督はぜんぜんコミットしてないのがありあり。ぜんぶTVドラマだねこれは。それをぶっちぎって異様な迫力を放っているのは菅田将暉で、彼の撮り方だけでぎりぎり持ちこたえている、そういう映画。
蓮實重彦なんか年寄りのくせに小ずるいから、知り合いの作品だと致命的な欠陥には触れずに「菅田将暉がすごい」とだけコメントを出すんだよね。そんなの真に受けちゃダメです。菅田さんは凄いよ、でも映画はくだらないよ、ってことです。
憎しみも好意も恐怖になる
2024年。黒沢清監督。工場で働きながらネットでほそぼそと「転売屋」として稼いでいる男は、ちょっとした儲けが出たことと会社で昇進しそうになったことを契機に工場をやめて転売で生きていこうとする。ただ、偽物か本物かに無頓着に売れそうなものを買い占めて転売するきわどい手法は反感を買い、ネットで標的とされて命さえ狙われることに。その時、たまたま雇っていた青年が裏社会に通じた人殺しも辞さない人として現れて男を救うという話。
小賢しい男にすぎない主人公が、あれよあれよという間に恨みを集め、ネットの力で憎悪の的になっていくことがまず恐ろしいが(この程度のぼくがなぜ?1)、土壇場で救世主のように現れる青年に命を救われることで、逆に後戻りのできない地獄に突き進んでいくというのも恐ろしい(人の道を外れていく2)。1では恋人を含む周囲のあらゆる人間が自分を憎んでいることを突き付けられ、それがそもそも自分の無関心から発していることを知る。2では逆にこちらの想定を超えた好意を向けられ、その底知れぬ行為の行きつく先の恐ろしさを知る。どちらにせよ、他人や世間に対して無関心な主人公(訪ねて来た工場主に対する居留守、先輩に携帯番号を訪ねられたときの能面など。積極的に関係を切断し続けている)が、過剰な関心を寄せられることで恐怖を抱く姿を描いている。
黒沢監督の恐怖映画が常にそうであるようにぞわぞわする。主演の菅田将暉がどこかのインタビューで話していたが、後半で男が手にする拳銃には常にライトが当たるように計算して撮影していたとか。きらりと光る拳銃が「ぞわぞわ」に貢献しているのは間違いない。
黒沢清は進むことを恐れない。あの頼もしき奥平大兼のように
リメイク版『蛇の道』を観るのは辛かった。
黒沢清が面白くないという現実は受け入れ難かった。
これぞというショットを撮らず、悪戯に間延びした格闘で尺を伸ばす、これを撮ったのは本当に黒沢清なのか。
黒沢清に明らかな変化が起きている、しかしその変化が良いものだとは到底思えない。
ただつまらない映画を観ることより遥かに、それは辛い体験だった。
黒沢清は、進むことを恐れなかった。
銃を手に変貌した奥平大兼が「進みましょう」と繰り返すように、変化することにいささかの躊躇いもなかった。
映画『Cloud クラウド』で黒沢清は、ペキンパーへの憧憬を抱きつつ、イーストウッド的な軽さで撮りつつ、スピルバーグへの対抗心を燃やしつつ、『回路』の頃の黒沢清でありつつ、しかしそのいずれでもない。
菅田将暉と古川琴音が互いを見つめ合う時、異様に速いバスの中で寄り添う二人の後ろに黒い影が出現する時、かつてない長さにも拘らず一切の緊張を失わない銃撃戦の最中、倉庫の外に雪が降るのを目撃する時、「進みましょう」と促す奥平大兼に導かれ、映画の世界に生きることを決意した菅田将暉が走り出す時、そんな矛盾した感覚を覚えつつ、自身の変化の全てを肯定する黒沢清の強さに涙を堪えきれなかった。
進み続けたい、スクリーンプロセスを背に光る眼を前に向ける菅田将暉のように。
最初から最後まで面白かった
超面白い。前半も良かったし、後半なんかゾクゾクした。
一言でいうと、恐怖と興奮、そして爽快。
・転売は成功だけを見たかったから、最後まで良かった。
・彼女はやっぱりポンコツだった。あいつなんか要らない(笑) そのくせ殺ろうなんて図々しい。
・佐野くん無敵。結局、彼は何者なんだ?
スゲーじゃん。いい奴を雇ったね。
・キャストが完璧にハマりまくり。だけど、元のキャラのまんま過ぎて、逆にキャストを見て脚本したようにさえ感じる。中々こんなの無い。
・最後の車のシーンだけ、外の景色がなんかSFっぽく映った。普通に夜のネオンにドライブみたいに渋く終わったら格好良く締まったのに。松田優作みたく。
最高に面白かった。
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