「私が対処します」ありふれた教室 こころさんの映画レビュー(感想・評価)
私が対処します
若手女性教師カーラ・ノヴァク( レオニー・ベネシュ )が赴任したばかりの学校で、盗難事件が多発する。同僚に対する不信感と正義感から、カーラは或る行動を起こすが … 。
学校の対応の難しさ、信頼関係が崩れていく様がリアルでした。
保護者に対し物申す事が出来ない事も、教員にとって大変でもあり、辛いところなのではないでしょうか。
日本の中高の学校教員は、部活動の指導や不登校、保健室登校の生徒達の学習サポート業務も有り、保護者対応、学校行事等、授業以外に様々な業務が有るようで、身近に居る若手中学校教員の彼女は、毎朝6時半出勤、帰宅は22時過ぎという過酷な日々を送っており、「 辞めたい。」との言葉を吐きながらも4年目の夏を迎えようとしています。
岸田総理、1日も早く改善して下さい!
映画館での鑑賞
こころさんへ。しつこくてすみません。私の仕事や立場は明かせませんが、たぶん私の方が学校は詳しいです。持ち帰り仕事はサービス残業で、給特法の対象外です。業績評価にもほとんど反映されません。
諸外国の学校には部活はなく、地域のクラブチームに参加します。体育祭や文化祭や合唱祭や修学旅行もありません。生徒や保護者の相談や対応は、カウンセラーやスクールソーシャルワーカーが対応します。
生徒のためにと言うならば、授業を充実させることです。生徒が自分で問いを立て、自分で解決したり、協働的に学んだりすること。中学・高校の授業で見られる、教師による教え込みの授業を変えることが大切です。そうすることで生徒はもっと自由に学び、良さを発揮します。それを認めるのが教師の仕事であり、持ち帰り仕事に力を入れるよりも大切なことなのです。
こころさんコメント読ませていただきました。生徒にコメントを書くのも御守りを作るのも、必ずやらなければいけない仕事ではないのです。やる気のある生徒思いの教員が疲弊して、教職を離れてしまうのは残念です。ただ、こういう働き方を変えないと、教員不足の状況を変えられないことも事実なのです。
若手中学教員の働き方は問題です。違う働き方を見付けるべきだし、生徒のためにもなります。辞めたいと思いながら授業をされている生徒のことを考えてほしいです。学校が変わらないのは、変えたくない教員と保護者の責任でもあるのです。国のせいにしても制度は変わりません。自分にできることをやればよいのです。そういう学校は、コロナ後にどんどん生まれています。
コメント返信ありがとうございます。
砂漠でサーモンフィッシングのレビューで、イエメンをイケメンと書いてるのを発見しました。
今さらですが、修正しました。
こころさんのコメントのおかげで、見直せました〜。
感謝です♥
おはようございます。
夜中にうなされる岸田さんを想像してしまいました(笑)。
これから先、どうなることやら。
一寸先は闇ですね。
砂漠でサーモンフィッシング、ピンと来ませんでしたか。
まあ、私もちょっと眠かったかな。
こころさん、まさにそうですね!国会議員なんて仕事も勉強もしてないとしか思えません!頭の中にあるのは選挙だけ。議員の給料、高過ぎ!自分の仕事をしながら議員をやるのが本当は真っ当だと思いますだ!
こころさん、同感!日本の学校、酷すぎます、その上、平日昼間にPTAの集まりって信じられません。映画の中で保護者が教室に集まってたシーンありましたよね。ドイツでは保護者(+担任教師)の集まりは晩にやります(のが普通)。だから仕事帰りのお父さんも参加してました。部活動はやったとしても時間決め、音楽・スポーツ関連は学校の教師は専門家でないからタッチしない。学校行事はまず運動会からなくして大袈裟な入学式も卒業式なくせば先生方は少しは楽になると思います。校長なり教育委員会で小回り利かせてできないのかなあ