「無理」トリガー・ウォーニング bakuchichiさんの映画レビュー(感想・評価)
無理
ジェシカ・アルバの格闘シーンが連続するが、どれひとつとして迫力も真実味もない。相手が蹴りを待ってくれていたり、フィルムのスピードが早められたりしていることがよくわかり、練習はしたんだろうなぁとは思うものの、どうにも無理な感じ。
三つ編み、花模様のブラウスに牛刀を背負ったアルバ、爪は長く、あれだけの格闘の後にも折れることもなく、入魂のアイラッシュ、ベージュのリップも物語の状況とはまったくそぐわない。
ミラ・ジョヴォヴィッチのように美しくも不思議な野生を秘めた個性をもつならまだしも、女性の格闘シーンは難しく、興醒めすることが多い。その中でもこの映画は筆頭にくるように思う。
共演者が気の毒になるくらいだった。
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